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【ジャッジ】

Last-modified: 2018-04-23 (月) 01:25:24

ダイの大冒険 Edit

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場するロボット。
上半身しかなく常に空中に浮いた機械人形であり、大鎌を持っている。
この鎌に引っ掛けて【アバン】を異空間に引きずり込んだのだが、まったくの無傷であった。
接触した場所にエフェクトが出てるので、そういった仕様なのだろう。
【キルバーン】のコレクションの一つの【魔界】の遺物で、もともとはキルバーンの持ち物ではなかったが、
デザインが気に入ったという理由で手に入れた。
 
決闘をする者を異空間に引きずり込み、他者の邪魔の入らない場所で完全に決着を付けさせる。
決闘自体は手を出さずに、相手のダメージ量などを知らせるなど審判として静かに見守る。
ダメージ量を知らせるアナウンスは、ゲーム作品での戦闘中のメッセージそのもの。
ナレーションまでもを世界観に取り込む秀逸なアイディアと言える。
そして、決闘が終了すると、敗者の首を刎ねて、勝者のみ元の空間に戻してくれる。
 
魔界の遺物であり、アバン曰く血で血を洗う魔界ということから、これまで多くの使用例を伺わせるが、アバンの発言「首を刎ねられて生きている生物はいない」および、
これ自体の行動も首刎ねがトドメというあたり、魔界の生物の大半が人間や動物と共通点のある構造をしていることになる。
首と言う部位自体が存在しないまるっきり異形の存在ばかりなら、首刎ね機能など役に立たないからだ。
これは、そこまでまるっきり異形のモンスターがありふれていないDQシリーズのモンスターデザインを反映させたものと考えられる。
 
これの使用を決意したのは、アバンに自分のプライドを傷つけられた一件によるのだが、
上記にある通りこれは本来ならば対等の条件で決闘をするためのものであり、
元々相手を一方的に罠に嵌めて痛ぶって殺す事を好むキルバーンが使う手ではない(アバンには「強制的に決闘に持ち込む事」自体が罠と言われたが、もちろん正々堂々の決闘をするつもりはキルバーンにはなかった)。
案の定キルバーンの手で改造されており、いざという時は相手を掴み【メガンテ】するようになっていた。

前もって改造していたのか、それともアバンとの対峙から短時間で改造したのか、微妙な所である。
キルバーンはこれを紹介した際、自分がこれを使うことを想定していなかったと発言しているため、前者なら趣味で改造したり、あるいは「念には念を押して万が一を考えて」いつでも自分の道具としてスタンバイさせていたあたりか。この発言自体が一種のブラフで、アバンへ自分の怒りを強調し、正真正銘の決闘でありこの期に及んで罠は使わないだろう、という暗示をかけ油断させる為だった、と考えると如何にもキルバーンらしいかも知れない
後者なら、常人の発想ではいくらなんでも改造するスピードが早過ぎるので、特殊な技術を持っていたなどか。改造タイミングがやや気になるところではある。
数日~数週間で技を極めたり3ヶ月で世界を救えたりできるダイ大の世界観においては、時間の概念などさしたる意味を持たないのかもしれないが。
 
「相手を巻き込んで自爆する」というシーンゆえ、他の者が使うなら単なる悪あがきとしての用途になるだろうが、キルバーンの考えではあくまでも、【ファントムレイザー】で満身創痍になったアバンが逆転の一手としてのメガンテを使うのを防ぐため。つまり、有利な状況をさらに固めるための計算しつくされたものである。
キルバーン曰く、審判とグルという一番恐ろしい罠。(さらに言ってしまえば、仮にこの改造が無くてもキルバーン自体は痛くも痒くもない。理由についてはキルバーンの項目を参照のこと。この念押しがキルバーンの性格を良く表している。)
 
この罠を使って決闘に勝利したキルバーンは現実空間に戻ってきたが、アバンは【魔炎気】を発する特性のある【ハドラー】の遺灰に護られてジャッジのメガンテを防いでおり、リリルーラの効果がある魔法の粉を駆使してキルバーンの元へワープしたため、ジャッジだけが自爆で散るという、改造されたが故のイレギュラーな末路となった。
しかも、自爆後に破損した鎌はアバンに槍として利用されてしまっており、それを使った【アバンストラッシュ】がキルバーン戦での決着を誘発させる一打になるという皮肉な展開をもたらした。

余談 Edit

彼がアナウンスしたダメージ量で判明しているのは、キルバーン側の先制攻撃での65ダメージ、アバン側の反撃での80ダメージ。終盤の戦力を以ってしての互いの攻撃が100ダメージに大きく満たないというのが、この頃のゲーム作品を巧く表現した演出である。
 
また、デザインは1994年末に発売された1995年のジャンプ1号から募集されたオリジナルモンスター大募集のコーナーで、【超魔ゾンビ】、ドラムーンの【ゴロア】と共に採用されたものである。
「稲田賞」に入賞。