概要
スライムもりもりドラゴンクエストシリーズ第1作。略称は「スラもり」。
2003年(平成15年)8月29日に発表され、同年11月14日に発売された。対応機種はゲームボーイアドバンス。
「家庭用ゲーム機向けソフト」としては【スクウェア・エニックス】発足後初のDQ作品である。
ドラクエお馴染みの【スライム】を主人公とした、ドラクエ初のアクションアドベンチャーゲームでもあり、AボタンとBボタンだけのシンプルな操作ながら【スラ・ストライク】をはじめとした結構多彩なアクションができる。
ちなみに、本作から最新作であるスラもり3まで、基本的な操作方法は全く変わっていない。
主人公を始めたくさんのスライムが登場すると共にユニークな個性づけがなされており、本編以上に愛らしい姿を見せてくれる。
このゲームをやれば、いつも本編でスライムを大量虐殺していることに多少の罪悪感を感じること受け合いだ。
当時のドラクエシリーズにしては珍しく、【キャラクターボイス】が聞ける…とは言っても声優の声で長い台詞を読み上げるのではなく、掛け声や「ありがとう」「おおきに」程度の短い汎用台詞ぐらいだが。
キャラクターデザインは【かねこ統】だが、パッケージ絵は【鳥山明】が描き下ろしている。
かねこ統による漫画化作品として、【スライムもりもり】が12年にわたって連載された。
もちろん音楽は【すぎやまこういち】が担当している。
【テレビCM】では【東映アニメーション】制作によるアニメが使用されており、監督は後にアニメ映画監督として大成していく細田守である。
続編のスラもり2でも同スタッフ陣によってアニメCMが作られておりどちらも非常に良くできているので一見の価値あり。
ナレーションはピエール瀧。
2006年3月9日には、DQシリーズ初の「アルティメットヒッツ」のレーベルで【廉価版】が発売されている。
なお本ソフトはスラもり2にて戦車【ギガお】の獲得に必要である。
これ以降のスラもりシリーズは新作ごとに世界観が一新されていくものの、基本的には「ほぼ同じデザインの主人公や仲間たち、シドもじゃ、しっぽ団が登場する」「主人公としっぽ団が戦う」というシナリオが描かれる。専門用語で言うと「スターシステム」や「パラレルワールド」といったところ。
ただし、スラもり3については「スラもり2の未来の世界」という説がある。
ストーリー
ここは、スライムの形をした【スラバッカ島】。
【スーランの町】に暮らす101匹のスライムたちは、今日も平和に暮らしていた。
しかしある日、【しっぽ団】と名乗る謎の軍団に襲われて主人公を除いて全員さらわれてしまう。
さらわれたスライムたちを救い出すため、ただ一人逃げ延びた主人公の冒険がいま始まる……!
その他
公式サイトはこちら。かつての公式サイトはスーランの町を探索する形の「まるわかりタウン」だった。
本作の【エンディング】のスタッロールは一部を除いてひらがなに統一され、DQシリーズ初の日本語スタッフロールとなった。