【スライムスカウト】

DQ6（リメイク版）

SFC版の【仲間モンスター】に代わって登場したシステム。
リメイク版DQ6では、SFC版DQ6やDQ5のように戦闘後に【モンスター】を仲間にすることができなくなった。
代わりに世界各地に名前の付いた【スライム】がおり、一定の条件を満たしてそのスライムに話しかけることで、仲間にすることができる。
SFC版の仲間モンスターは仲間にするために【魔物使い】（リメイク版では【魔物マスター】に置き換え）の【職業】のキャラが必要だが、リメイク版の仲間スライムは職業に関係なく仲間にできる。
　
オリジナルで仲間にならない【ベホマスライム】や【ぶちスライム】、【マリンスライム】が新たに仲間にできるようになっていて、これらのスライムの経験値テーブルは新規のものが使用されている。
しかし【ピエール】以外は攻略ストーリーとは全然関係ないところにいるので見つけるのが大変。
仲間スライムはSFC版の仲間モンスターと同様に【武器】・【防具】の装備や【転職】も可能であり、【ルイーダの酒場】に預けることもできる。
【アモス】を加入させている場合は【ホイミン】が加入した段階で【馬車】の定員が満杯となり、【テリー】と【ドランゴ】が加入した後は2人以上が酒場送りになることになる。
【スライム格闘場】や【ベストドレッサーコンテスト】に参加させることも可能。
　
人間キャラの固有耐性が削除されたリメイク版DQ6では、仲間スライムは耐性が敵のときと同じという仕様になった。
しかし同時にそれは、【メタルぎり】などの特定の攻撃でダメージが増加する弱点も、敵と同一であることを意味している。
　
また、すべてイベント加入になったことで、全員【エンディング】に登場するようになった。
　
従来の仲間モンスターシステムからの仕様変更の経緯と評価についてはこちらを参照。
SFC版で強力な仲間として活躍してくれた【キラーマシン２】や【ランプのまおう】に匹敵する力を持つスライムが存在しないなど不満も多いが、「スライム格闘場に参加させたいスライムが全然仲間にならない」という問題が解消されたり、【はぐれメタル】を確実に仲間にできるなど、スライムスカウトにもメリットは存在している。
　
ちなみに、仲間モンスターシステムが縮小した代わりに、このスライムたちは皆、人間キャラと同様に、ナナメ向きの歩行グラフィックがきちんと用意されている。
そのため、ベストドレッサーコンテストにて、主人公一行以外のスライム系モンスターが出場した場合も、回転する際にナナメ向きのグラフィックが使用されている。

仲間スライム一覧

下記のうち、ルーキーだけはSFC版から固定仲間モンスターとして登場していたが、それ以外は新規に配置されたもの。
性別が表示されるスマホ版ではマリリンのみ「おんな」、それ以外は「おとこ」である。

ライバルズ

第6弾「小さな希望のシンフォニー」で登場。武闘家専用のノーマルカード。

コスト1
1/1のスライムを2体出す

1コストで1/1が2体出るカード。
【つちわらし】と違い横に並ぶため貫通に対して強い。もちろんつちわらしは分裂して種バフを2体が受けられるため、どちらにも違った強さがある。
スライム系を軸とする「スライムアリーナ」を始め様々なデッキで採用され、特に1ターン目スライムスカウト、2ターン目【つむりんママ】の動きは対戦相手が即座に降参したくなるほどの強力な動きであった。
スカウトリングが100％になる演出や、アリーナの「よろしくね！」と言いながら拍手する動きなど、モーションや声も印象に残る。
イラストは起き上がったスライムが目を輝かせている下に「なかまに　なりたそうに　こちらをみている！」というお約束のメッセージウインドウが表示されているというもの。