【セーブ(冒険の書)】

Last-modified: 2021-11-08 (月) 12:37:07

概要

FC版DQ4以降、【冒険の書】に記録をする際に流されるME。
リメイク版DQ3のみテンポが少し速く、DQ6以降は終わりの部分のメロディーラインが少しだけ変化している。
セーブをして少し一息、というシチュエーションにマッチした、少しホッとする曲調。
 
実はFCやSFC、GB作品はセーブにかかる時間がごくわずかなので、律儀に最後までMEを聞かず、途中で電源を切ってもセーブされていることがある。
現にFC版DQ3やSFC版とGB版の1,2ではこのMEは流れない。
しかし、タイミングを間違えればセーブに失敗することも多いので、素直に最後まで聞いた方が無難。
説明書などに「確かに記録しました」というメッセージが出たことを確認するべきというアドバイスが掲載されていることも。
データ消滅時には、専用のメッセージが表示され、効果音も流れる。
PS、GBA以降のハードでは間違いなくデータが壊れるのでやらないように。
 
特に昨今のハードでは、時間のかかるセーブ中に無音でバーなどを表示するゲームが多い中、ドラクエは昔から音楽を鳴らすことで、プレイヤーにセーブにかかる時間を意識させない。
将来性を見据えたなかなかいい演出といえよう。

余談

このMEのフレーズは、キーが違うことを除けばトルネコのテーマAメロの2・3小節目と形が同一。
このため、トルネコのテーマと同じハ長調で演奏されるトルネコの大冒険シリーズでは、プレイ中以外にの随所にもトルネコのテーマのアレンジが多用されていることもあり、原曲の方ではなくトルネコのテーマのアレンジのようにも聞こえてもくるが、これが意図的な変更なのかは不明。

  
2017年1月期のTBS火曜ドラマ「カルテット」最終回で、主人公たちが「序曲」を演奏した後に、早乙女まき(松たか子)がアドリブ風にこの曲を弾いた。
初回の「レベルアップ」とともに大抜擢。エンドロールでも劇中使用曲で「セーブ(冒険の書)」と表示された。