【タイムリープ】

Last-modified: 2021-02-07 (日) 23:13:59

モンパレ

モンスターパレードに登場した敵専用の特技。
『異界の門』の「宙のステージ Lv9」に出現する、「むげんりゅう」が使用する。
自分の命と引き換えに、味方全員を蘇生・全回復させる技。
味方が全滅し自分一人だけになり、かつ残りHPが少なくなると使おうとし始めることが確認されている。
 
要するに効果は【メガザル】と同じで、疑似的な戦闘のやり直しとして機能している。もちろん、自分は死んでしまっているのだが。
対策としては、ターゲッティング機能を利用するなどして「むげんりゅう」を真っ先に仕留めるようにする……べきだったのであろうが、多くのプレイヤーが『異界の門』でのメインウェポンとして使用していた【シャイニングボウ】への耐性が、「むげんりゅう」だけ「半減」(他の3体は「普通」)であったがために圧倒的に「むげんりゅう」が最後の1体になりやすいという罠があった。
とはいえ、この特技の使用率自体は高くなかった様子なのと、使用し始めるタイミングが本人が瀕死になってからであることも相まって、当時実際に使われて苦労したという報告はほとんど上がっていなかった。
検証によってこの特技の効果が確認されたのも、実装から実に4カ月以上経ってから。実際には「わざと手加減をして使わせようとしないと、そもそも発動にまで至らない」というのが現実だったのである。
 
一般的に「タイムリープ」というと「意識だけ過去に戻ってやり直し」といったような意味合いの場合も多く、ドラクエで言えば【ときのすな】の効果がそれに近いと言えるかもしれないが、ただでさえ高難易度で攻略に時間と精神力を要する『異界の門』でそれ(ガチで戦闘を最初からやり直し)をされてしまってはプレイヤーから顰蹙を買うであろうことは想像に難くなかったがために、折衷案としてメガザルと同様の効果が与えられたものと思われる。
もっとも、時間制限のある『異界の門』で最後の1体まで追い詰めた相手にこんな特技を使われてしまってはその時点でほぼ間違いなく詰みであることに変わりはないため、あえて「雰囲気作りも兼ねてこういう特技を用意したけど、実際にはほぼ使われない」ように調整が成されていたのかもしれない。