【タイラントワーム】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:56:26

概要

モンスターズジョーカー2から登場するモンスター。
「タイラント」は暴君、「ワーム」はミミズなどの蠕虫を意味する。
同作品のウリである【巨大モンスター】の一角であり、シナリオ攻略上一番最初に出会う巨大モンスター。
見た目通り【おおみみず】の系列だが本編に登場したことはなく、おおみみずの上位種なのか下位種なのかは不明。
ただしテリワン3Dでおおみみずが再登場した際には上位になっている(おおみみずがDランク、こいつはBランク)。
なお、前述通りこいつだけはモンスターズにしか登場していないが、他4つのエリアの主は本編に登場したことがある(ちなみに【ウイングタイガー】は本編と微妙にデザインが違い、【レティス】は色が違う)。

ジョーカー2

おおみみずに黒い模様をつけて巨大化させたような見た目をしている。
最序盤のフィールドである密林のヌシであり、昼間には我が物顔で密林を徘徊している。この時に戦いを挑んでも倒すことはできず、すぐに「のみこむ」で強制的に戦闘終了される。ソードの【竜皇帝バルグディス】の捕食を知っている人には驚くかもしれないが、それで全滅することはない。
 
飛行船の乗客の【ルボロー】を庇って【ホーガン】が飲み込まれてしまう。
体内には【パラサキス】がいたり密林エリアのモンスターがいたりと色んなものを食べているようだ。実際に中にいるモンスターは【マドハンド】【リップス】(プロ版ではリップスがいなくなり【スモールグール】【おおめだま】【キャタピラー】に変更)。
 
夜、もしくは雨天時の密林の最深部で寝ているので体内に入ると吐き出されて戦闘になる。
スカウトが可能になるのは本編クリア後スカウトリングがパワーアップしてから。
全体通常攻撃と【メラミ】【リバース】【すなけむり】を使う。
【ブオーンJr.】を撃破して以降は元の場所に居座っている。ブオーンJrと同じぐらいの強さ。
倒すと【ヘビ皮のムチ】をドロップ…へびに似ているからだろうか。ミミズだけど
 
クリア後はメラミが【メラガイアー】になっており大幅強化。
より後の【オセアーノン】【メラゾーマ】どまり、レティスが【ジゴデイン】の前にチャージを挟むのに、
何の前触れもなく最上位呪文を放ち平気で400弱のダメージをぶっ放してくるので下手に喧嘩を売ると瞬殺される。
さらに【もうどくの息】も追加されている…が、所詮は1回行動なので割となんとかなる。
 
仲間としての性能は自然系のDランク。
特性は【どくどくボディ】【ビリビリボディ】【ギガボディ】【ウトウト】
スキルは固有の【タイラントワーム(スキル)】
低ランクモンスターのパラメータが露骨に低いジョーカー2ではコイツも例外ではなく、Dランク相応のステータス。
3枠モンスターの中では比較的攻撃力が高めだがHPは2枠モンスターに毛が生えた程度で【竜神王】以下。
おまけにウトウトの特性で最初眠っていることがあるので高ランクの1枠モンスターとタイマンしても平気で負けるだろう。
配合素材専門のモンスターと言え、【ウイングタイガー】×【ブオーン】×【レティス】との4体配合で【やまたのおろち】【ローズバトラー】との配合で【スカルスパイダー】が生み出せる。
また、一部プレイヤーからピンクの体色とアイコンが卑猥だとしばしば言われていた。

ジョーカー2プロ

こちらでは体色が黒くなり、模様が薄緑になった。おおみみずと見た目で区別する為だろう。
次作のテリワン3Dではおおみみずも出ているので、前もって体色を変更したものと思われる。
また能力も大幅に変更。
特性面では【どくどくボディ】【ビリビリボディ】、ギガボディ1~3回、【べタンブレイク】
3枠モンスターは全員2回固定、あるいは3回行動できる可能性を持ったための仕様変更である。
さらにウトウトが削除されべタンブレイクが追加されたため
ギガボディから繰り出されるダークマッシャーなどの斬撃やてんぺんちいなどの体技が非常に強力。
 
ステータス面ではMP、攻撃力、守備力に大きな変更は無いが、
HP、素早さ、賢さが大きく底上げされた(前作が低すぎたので今回も相対的には素早くもなければ賢くもないが)。
また元々がDランクであるため今回は強化、最強化が可能になった。
特性は増えないが強種族→最強種族となるにつれマホトラ耐性と踊り封じ耐性が半減→無効と上がる。
最強種族ともなるとHPはスキルによる補正無しで2437まで伸び、これは3枠モンスターの中でも上位に位置する。
一貫してべタンブレイクを活かした攻撃で畳み掛ける戦法が向いていると言える。
最強マスター決定戦のF~Dランク級に参加できる唯一の3枠モンスターであり、ベタン属性の技で猛威を振るっていた。
 
今作では多くの配合レシピが変更になり、やまたのおろちの素材ではなくなった。
【海竜】との配合で【ぬしさま】になる。
スカルスパイダーはローズバトラーor【ナイトキング】or【なげきのぼうれい】とで作れるようになった。
 
余談だが全ゲームシリーズを通して生物の体内のダンジョンはソードの【魔王の城】のギガンテス像の体内に続く2体目(明確に体内なのは彼が初)。こいつの体内を境に体内ダンジョンの登場頻度を増やした。(【マンモデウス】【ブオーン】、魔獣ドムドロール等)
ちなみにシリーズ全体での体内ステージは【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】【生体牢獄】が初。
なおホーガン救出後は体内に入れなくなるのでそこにタイラントワームを連れてくる事は不可能。
ちなみに前作の【ヨッドムア島】のダンジョンが体内のようなステージだったのでこれが伏線ともいえる。

テリワン3D

DQMJ2Pの体色で登場。系統そのままにBランクに昇格したが、このせいか出会えるのはしあわせの扉やきょじんの扉と遅めになり、最初に出会う3枠では無くなった(普通に進めていればいかりの扉【メドーサボール】が最初だが、しろいタマゴからおおみみずが生まれることもあるので通信や配合抜きで最初に出会える可能性がある3枠はこの2種類)。
 
特性は【ギガボディ】【AI1~3回行動】【どくどくボディ】【ビリビリボディ】【ベタンブレイク】、+25で【いあつ】、+50で【自動HP回復】
 
なお、本作でもカラーリングは黒を通しているが、色違いモンスターとしておおみみずが登場。
おおみみずはかつてタイラントワームが持っていた赤色を(若干抑え気味ではあるが)再現している。
能力はおおみみずと酷似しており、合計値は上回っているものの、HP、MP、攻撃力、守備力の4ステータスで負けてしまっている。というかどちらも賢さが低すぎ基本使わないので実質素早さ以外負けている。
特性にいたっては7つ中6つがおおみみずと同じ。こちらのビリビリボディが【一族のほこり】に変わっているだけ。3枠なので一応こちらの方が使いやすい特性ではあるが…
固有スキルだった【タイラントワーム(スキル)】もおおみみずと共有している。
ちなみにJ2で主だったモンスターのうち【ブオーン】だけは本作以降配合で生み出せるようになったが、こいつ、ウイングタイガー、レティスは一貫して配合では生まれない。
ちなみに強化次第ではコイツ1匹でラスボスである【魔戦神ゼメルギアス】を叩き潰す程の戦力に仕立てる事が出来る。

イルルカ

相変わらず配合では生まれず、【錬金カギ】の世界やさいごのカギ世界に出現する。
ただしそちらは裏クリア後、【エスターク】を倒す必要があるので前者の方が楽。
また、【夢見るタマゴ】から生まれることも。
【新生配合】【どくブレイク】、SP版では【超ギガボディ】化で【いきなり冥界の霧】を習得。
おおみみずはベタンブレイクがジバリアブレイクに変わったが、
あろうことかベタン系の体技が【獣王激烈掌】以外全てジバリア系になってしまった上に
あちらが新生配合でジバリア系のコツを得たにも関わらずこちらはこれ。このゲームのどくの性能はお察しなので前作以上に差がついてしまった。
というか、ベタン系の体技が1個しかない都合、比較以前にベタン体技3連発ということすらできなくなってしまった…
SP版ではいきなり冥界の霧と自動HP回復の相性が悪く、まともな強化とは言い難い。
 
ちなみに今作のスカルスパイダーは【怪蟲アラグネ】【妖剣士オーレン】を作るのに必須となったので是非仲間にしておきたい。