【ダイアパペット】

概要

リメイク版DQ7に登場するモンスターで、ダイヤモンドでできた【どろにんぎょう】。
ダイヤだからか、通常のパペットと比べて体の各パーツが若干角ばっている。
その特徴から「ダイヤモンド」と「die（死）」のダブルネーミングだともいわれている。
その他の同種に【パペットマン】、【メタルパペット】、【ゴールドパペット】、【ゴールデンパペット】がいる。

DQ7（リメイク版）

【トクベツなモンスター】No.136。
トクベツな石版【隠された財宝！？】に登場する。
　
ダイヤモンドというだけあり、【ゴールデンスライム】よりも多い、5000Gもの大金を持っている。
またドロップアイテムも【超まもりのたね】と言う数を狩る価値のあるものなので、狩る旨みとしては間違いなく稼ぎモンスターの中でトップクラスに旨い。
　
しかし実際にこいつを狩るのはオススメとは言いがたい。
こいつは【メタルキング】と同じく高い防御に完全耐性を持っていながら、一般的なメタル系にあるまじき高HPを併せ持つので、【まじん斬り】や【アルテマソード】でも当てない限り倒す事が難しい。
さらには【身かわしきゃく】を使うので攻撃自体が中々当たらない。
　
このように非常に倒しにくいモンスターなのだが、【死のおどり】を使うので手間取っていると死人が出てしまう。
リメイク版DQ7の死のおどりは【命の石】による防御が効かず、コイツには【おどりふうじ】も効かない。
唯一の対抗手段は【天使のローブ】や【天使のレオタード】など即死呪文・特技を効きにくくする装備品のみ。
それでも【ルビスのまもり】、即死に完全耐性を持つ一部のモンスター職以外は100%無効にする訳ではないため、他の金策モンスターよりも危険度が段違いに高い。
しかも、すれちがい石版に詰め込んでオンリー石版を作ると、こんなのが4体同時に現れるのである。
　
したがって、金持ちモンスターオンリーの【すれちがい石版】を作りたいのであれば、リーダーにするのはコイツよりも得られる金額こそ劣るものの、同じトクベツなモンスターであり、死のおどりも使わず安全なゴールドパペットや【ゴールデントーテム】の方をオススメしたい。
コイツを狩りの対象にするには相当にパーティが強くなった後でないと割に合わないだろう。
どうしてもコイツで金を稼ぎたいのであれば、先に【キラースコップ】の石版を作って、ちからを999までカンストさせてからにしよう。
そうすれば【ブーメラン】の通常攻撃でも初撃で250は出るので、2・3体目までは1ターンで倒せる(参考として、1体を通常攻撃で安定して倒すためには攻撃力860ちょっと必要)。
しかし3体目を倒せるかは、出現した敵HPの値や全体攻撃の威力減衰の程度によるので運次第、さらに4体目は確実に倒せずに残ってしまう。
加えて回避率も非常に高いため、1ターンで全てを倒すのは諦め2ターン以上費やすつもりで挑んだ方がいい。
単一グループでの登場なら減衰無しのへんてこ斬りで殲滅できるのが救い。
熟練度稼ぎが済んでいるならゴッドハンド4人でアルテマソードを撃って消し飛ばすのもいいが、海賊(orまじんブドゥ)4人による超まもりのたね集めを同時にできないのが難点。
オンリー石版にしなければ4体では出ないためそうしたいところだが、超まもりのたねを集めづらくなるのが難点。同じく超まもりのたねを落とし、かつみがわりや仁王立ちを使わないため無視しても構わないメタルバイターをおとも1に、ふゆうじゅなどアイテムドロップ率が極端に低いモンスターをおとも2に設定すれば比較的安全に狩ることが出来るだろう。
それでも【不意打ち】されると危険度はグンと跳ね上がり、オンリー石版なら即死に完全耐性が無い限りこちらが狩られること必至。
上記の超まもりのたね集めも兼ねたいのならば、ルビスのまもりを装備させたキャラに【時の砂】を持たせて死人が出たら巻き戻し、という手もある。
巻き戻し役はやはり行動をAI任せに出来ない主人公が適任だろう。
　
しかしオンリー石版は確かにリスクは大きいのだが、リターンが大きいのも事実。
【くちぶえ】1回で2体以上の出現は確定するため、勝てば10000ゴールド以上という大金が手に入る。
そのため、超まもりのたねを狙わないのであれば即死に完全耐性のある【死神きぞく（職業）】マスター4人などで挑めば安全に狩れる。
超まもりのたねは売れないので、ゴールドだけに狙いを絞って確実な対策をすれば絶好のカモなのだ。
　
ちなみにコイツはダイヤだが【メタル系】扱いであり、【メタル斬り】が特効になる。
通常は意味が無いが、ある程度攻撃力が高まれば1.5倍効果を合わせて一撃で粉砕できる期待が持てる。
また、フィールド上のシンボルはこちらを発見すると逃げまくるメタル系の行動パターンだが、実際の戦闘中では逃げる事はない。

1匹目のダイッパはそのまんまの略称、2匹目のコンゴウはダイヤモンドの和名「金剛石」から。
3匹目は炭素の事を指す「カーボン」からだろう（ダイヤモンドは炭素でできている物質）。