パーティメンバー:DQ10オフライン
概要
DQ10の登場人物で、【ドワーフ】の男性。DQ10オフラインでは仲間キャラの一人。
バイキングの兜のような二本角の被り物をし、その上にトカゲが乗っている。
DQ10オンラインの設定資料集アストルティア創世記アート班のコメントによれば、ドワーフ男性は似通った印象になってしまうので顔のペイントやトカゲで個性を出したという。
ライバルズエース、DQ10オンライン(2021年より)およびオフラインでの声優は伊藤健太郎。
DQ10オフライン
【岳都ガタラ】のガラクタ城に住んでいる変わり者。ストーリーにおける肩書き名前は「城主ダストン」。
付き役に立たない物に価値を見出し、コレクションしているが家がゴミ屋敷も同然なので住民からは疎まれている。
16年前に女の赤ん坊を拾って【チリ】という名前を付けて育てた(曰く「赤ん坊は泣いてばかりで役に立たないから」)が、「お父さんの役に立ちたい」とか言うようになったことや、ガラクタ集めを諫められたこともあって大ゲンカし、家出されている。
この姿勢は他の者にみせることもあり、役に立たない者を引き取って面倒を見た末、その者が成長して活躍すると「役に立つ奴は不要です!」といって旅立たせる放り出すのを度々繰り返している。
実は【娯楽島ラッカラン】にいる島主【ゴーレック】の弟。
兄は【ちいさなメダル】、弟はガラクタ、と集めるもの自体は異なるが、すさまじい収集欲をみせる部分は似た者兄弟である。
主人公とはガラクタ城で初対面となり、主人公を「ポツコン2号」と命名。【ポツコン】とともにゲストとして一時同行し、怪盗ポイックリンに奪われたガラクタを取り戻しに【カルデア洞穴】に向かう。
その後一時的に別れ、今度はポイックリンに依頼されて件のガラクタの回収のため【ウルベア地下遺跡】に現れた主人公と対面。そこで憤るダストンに突然謎の声が聞こえる。
解決後、【黄のキーエンブレム】を手に入れた主人公の仲間に正式に加わる。
詳細は【ガタラのおはなし】を参照。
チリに対してもしっかりと愛情はあるようであり、【ドルワームのおはなし】後に仲間会話で話しかけるとニクい一言も。
戦闘能力
スペックは盗賊に旅芸人やレンジャー、遊び人にどうぐ使い等中衛職要素フルコース。スキルパネルは【ガラクタ】、【ムチスキル】、【短剣スキル】、【ハンマースキル】の4つ。
遊び人と同じく【きまぐれ】を初期特性に持ち、それなりの確率で行動後にランダムな追加行動が挟まる。ごく一部マイナス寄りの効果もあるが、基本的に便利な効果が発動するため、純粋に行動の手数が増える形となる。
【あそぶ】もランダムながらメリット効果の確率が高い上に強力で、スキルの揃わない序中盤はこれらを連発しているだけでもポンコツとはかけ離れた活躍をしてしまうくれるだろう。【ポンコツなで】もあらゆる状態異常を確実に治せるため、序盤から終盤まで便利なスキルである。
武器スキルはムチスキルがおすすめ。双竜打ちの倍率が同時期に取れる特技と比べて非常に高く、早期に習得すればストーリー中盤あたりまではフウラやヒューザ、アタッカー職主人公をも超える火力要員にもなりうる。その上できまぐれによる追加行動による補助も行えるので非常に便利。役立たずでありたい本人には悪いが
鎧系統も装備可能で守備力も高い。終盤は火力役はマイユや主人公に譲ることになるが、【ゴッドジャグリング】を取ればデバフ役も兼任しつつ武器問わず火力を出せるように
なるので、盾を持って防御的に戦うのがオススメ。
初期こそイマイチだったハンマーも火力を出しつつ【プレートインパクト】での火力補助も可能な他、装備時一定確率で2回行動できるスキルが非常に強力なので終盤は持っておきたい。状態異常を重視するなら状態異常成功率アップのある短剣で。
役割がオノヒューザと真っ向から対立するが、ダストンは【フォースブレイク】がない代わりに【ハッスルダンス】とどうぐ範囲化、倍化術でのサブヒーラー、【ほんきであそぶ】によるバッファーも兼ねられる。
通常プレイでは終盤は盗み役かいざという時の控え役にシフトしがちだが、【しばりプレイ】においてはMP消費倍増や道具の個数制限があるため、MP補充やアイテム範囲化、倍加などによる獅子奮迅の働きを見せてくれる。
しかし、それよりも重要な役割が【ぬすむ】と【ガラクタハンター】によるガラクタアイテム漁り。
本作は武器防具の調達をほぼ鍛冶に頼らざるを得ず、ドロップ限定のレシピはもちろん、非売品の素材も敵から盗んだ方が早い事が多いので盗賊主人公と一緒にぬすみまくることになる。
フウラとラグアスの【ティンクルバトン】でテンションゲージをもらいながら戦えば毎戦闘一体ずつお宝&ガラクタハンターを撃てる。ただし、ダメージも同時に与えるので、どうしても一撃で倒してしまう相手にはぬすむを先に使う事。
レベルが上がると「強くなるなんて屈辱です」と言うことがある。
インタビューによるとテストプレイ段階ではきまぐれのマイナス行動の確率が高かったようだが、確定加入の仲間としては厳しかったのか基本的に良い効果が出るように調整されたとのこと。
Ver.2
ポンコツなリズムの全体攻撃力上昇やガラクタハンターのスタン効果を他の味方がテンションを使わずに発動できるようになったのが少々痛く、めぼしい攻撃特技が追加されず遊び人主人公が超強化された点もあって特に攻撃面での立ち位置は後退気味。
しかし【超ハッスルダンス】で回復役も担えるようになり、刺さる相手には【テンション轟奪拳】のメリットも大きいのでいざ前衛に出してみると使い勝手は意外と良好。設置系特技を使ってくる強敵が複数出てくるため相手によっては【トラップジャマー】も有効に機能する。
またアンルシアと同様に自前で高確率の再行動スキルを持つため、ハンマーを持たせて【アクセルギア】【舞い手の服】と合わせればガンガン再行動してくれる。準備のいらない超ハッスルダンスや【どうぐ最適術】+せかいじゅの葉など、ピンチの時の立て直し役として底知れない可能性がある。きまぐれもその分発動する?ので手数の多さは随一であり、火力バフ、デバフが重なっていればゴッドジャグリングでそれなりのダメージも出せる。
ステータスデータ
- 盾装備可能。大盾は装備できない
- デフォルト武器はハンマー
- 素で【闇属性】耐性20%を所持
初期 (Lv17) | Ver.1 (Lv70) | Ver.2 (Lv99) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
基本 | 増強 | 最大 | 基本 | 増強 | 最大 | ||
さいだいHP | 134 | 461 | - | - | 640 | 670 | 820 |
さいだいMP | 79 | 286 | - | - | 400 | 420 | 520 |
こうげき魔力 | 67 | 269 | - | - | 380 | - | - |
かいふく魔力 | 67 | 269 | - | - | 380 | - | - |
ちから | 64 | 236 | 246 | 276 | 330 | 340 | 370 |
みのまもり | 40 | 156 | - | - | 220 | - | - |
すばやさ | 70 | 270 | 280 | 310 | 380 | 420 | 480 |
きようさ | 97 | 389 | 429 | 489 | 550 | 630 | 720 |
みりょく | 42 | 157 | 187 | 277 | 220 | 250 | 340 |
経験値 | 6,600 | 3,416,321 | 17,620,144 |
増強=パッシブスキル(Lv1)全取得時
最大=パッシブスキル全取得+スキルアップパネルによりLv5にした場合
(「きようさ+20」は2つのパネルが1つのスキルアップスロットで同時に強化可能)
スキルパネル
数字はパネル数(初期→最終)
歯車をイメージしたような【ドワーフ】の紋章を象った形。全体的に左右対称に見えるが、中央の起点付近は点対称のパネル配置になっている。
スキルアップスロットは初期16個、拡張後24個。
習得する能力
※初期習得以外でスキルによって習得できる呪文・特技・必殺技については上記各スキルの項目を参照。
ゲスト時:ゲストキャラクターの時にも使用(◎はよく使う)
習得条件 | 呪文・特技・必殺技 | 備考 | ゲ ス ト 時 |
---|---|---|---|
ガラクタスキル | 【あそぶ】 | 初期習得済 | |
【ぬすむ】 | 初期習得済 | ||
【ボケ】 | 初期習得済 | ◯ | |
ハンマースキル | 【ドラムクラッシュ】 | 初期習得済 | ◎ |
【シールドブレイク】 | 初期習得済 | ◎ | |
Lv1 | 【きまぐれ】(特性) | 初期習得済 | |
Lv7 | 【リレミト】 | 初期習得済 | |
Lv8 | 【ルカニ】 | 初期習得済 | ◎ |
Lv11 | 【ジバリア】 | 初期習得済 | |
Lv12 | 【ピオラ】 | 初期習得済 | ◯ |
Lv13 | 【ボミエ】 | 初期習得済 | ◯ |
Lv14 | 【クモノ】 | 初期習得済 | |
Lv15 | 【ザメハ】 | 初期習得済 | ◯ |
Lv16 | 【メダパニ】 | 初期習得済 | |
Lv17 | 【ルカナン】 | 初期習得済 | |
Lv19 | 【バイシオン】 | ||
Lv20 | 【ピオリム】 | ||
Lv22 | 【ボミオス】 | ||
Lv25 | 【ジバリカ】 | ||
Lv27 | 【ディバインスペル】 | ||
Lv30 | 【ヘナトス】 | ||
Lv30 | 【ガラクタハンター】 | 必殺技 | |
Lv35 | 【ジバリーナ】 | ||
Lv39 | 【メダパニーマ】 | ||
Lv40 | 【ポンコツなリズム】 | 必殺技 | |
Lv42 | 【ジバルンバ】 | ||
Lv50 | 【ガラクタボックス】 | 必殺技 |
DQ10オンライン
Ver.1からNPCとして登場しているが、ガタラのおはなし終了後はガラクタ城にひとまず残る。
オフライン範囲外の活躍はDQ10大辞典:【城主ダストン】を参照。
トレジャーズ
お宝に【ダストンの像】が登場。
ライバルズエース
真2弾カードパック「そして伝説は高らかに」で実装された盗賊専用レジェンドレア。
後述の効果はまさに盗賊らしいものになっており、娘の【怪盗ポイックリン】とクラスは一緒になっている。
また後発作品ではあるが、ドラクエ10オフラインでは盗賊としての一面もある。
8/5/4 冒険者
召喚時:指定の敵の空きマスにガラクタを1つ出す
自分のターン終了時、攻撃力が1番低い敵ユニット1体を味方にする
【ガラクタ】が好きすぎるあまり、敵の盤面に置いたガラクタをわざわざ引き寄せてしまう。
これだけだとただのポンコツだが、ガラクタを排除すると一転して敵ユニットを味方に引き込むようになる。
【勇者】も【魔王】も例外なく彼に忠誠を誓う様子からは、彼の極めて高いカリスマ性が窺える。
攻撃力の低いユニットを優先して対象にするので、細かいユニットは除去して大型のユニットを引き入れるようにしよう。
逆に相手からすると残してしまうと毎ターンユニットを奪われてしまう非常に危険なユニット。特に除去を積んでいないデッキだとかなり面倒なことになる。
一方で効果が強烈な分、コストが非常に重いのが弱点。
初期はガラクタの出現位置がランダムかつHPも3あり、使いやすくなるように一度上方修正を受けたものの、やはり重さが原因であまり使われなかった。
しかし役に立たないものをこよなく愛し誰かの役に立つことなど屈辱でしかない彼にとっては、この上ない喜びであったかもしれない。
一方ソロバトルアドベンチャーではそれなりに優秀。とんでもないスタッツの敵ユニットをそのままの強さで毎ターン奪えるのが非常に強力であり、初期MP増加により早期に出せ、スキルパネルによる武器や特技の威力上昇によりガラクタを壊しやすいなどと欠点もカバーできる。
アストルティアの冒険者ということで、【超サポートなかま】の当たり枠でもある。職業を選ばず使えるので、引けると嬉しい。
ドラけし!
イベント「目覚めし五つの種族」で登場。メインクエストのストーリー部分では6~7話で登場するが、原作で敵として立ちはだかるウルベア魔神兵はテキストのみの登場に留まっている。
またキーエンブレムを渡すきっかけもステイシーが「それを持ってると頼りにされる」と言われた事に変更された(原作ではポイックリンが説明)。
ドラ消しは第二弾で登場。属性は黄で、スキルは十字の範囲に物理攻撃する「ガラクタハンター」。
バトケシ!では【呪術師マリーン】&【冥獣王ネルゲル】に高いダメージを与えられる。