【ダンビラムーチョ】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 05:11:25

概要

DQ7・DQ8などに登場するモンスターで、太った獣人のような魔物剣士。
力士を彷彿とさせる体格(ただし素っ裸)に緑のお耳、ダラリと垂れた舌が特徴的で、名前の通り段平(肉厚幅広な刀)を愛用。【銀のだんびら】だろうか?
 
ちなみに完全な裸一貫で、パンツ腰巻きすら身に付けていない。
ご丁寧にシリの割れ目まであるせいでなかなかの変態に思えてくるが、DQMJ1の豆知識には「斬られた痛みすら感じさせずに仕留める剣の達人」とあり、剣の腕前は一流であることがうかがえる。
動くたびに揺れるお腹や尻で脂肪の充実ぶりをアピールしてくる彼(彼女)だが、モンスターも見かけによらないものだ。
なおシリの割れ目という点ではジョーカーシリーズ以降の【レッサーデーモン】も。ヤツは後継者だったか。
  
上位種に【キングムーチョ】が、色違いのボス級モンスターに【ネンガル】がいる。
 
ドラクエ好きで知られる女優の【淡路恵子】の大のお気に入りモンスターで、雑誌「WiLL」増刊号での【すぎやまこういち】との対談では、
このモンスターの“タタラ”を踏むアクションについて

「制作者は若い人たちが多いはずなのに、タタラなんかよく知ってるなあと思って感心しました。」

と語っている。
 
また2010年にはこいつの名前を冠した「ダンビラムーチョ」というお笑いコンビが誕生しており、【パペットこぞう】以来の「お笑い芸人に関係したモンスター」になった。(そして、なんと2023年のM-1グランプリファイナリストになった)
ただしパペットこぞうがパペットマペットをモデルにしているのに対してダンビラムーチョ(お笑いコンビの方)はこいつを由来にしているのだが…。

DQ7

【アボンのトンネル】【世界一高い塔】などに出現する。
見た目通りの肉弾派で、【バイキルト】で火力を上げた通常攻撃と文字通り肉の弾と化す【体当たり】で主人公の前に立ちはだかる。
 
初級モンスター職にもなっている。詳細は【ダンビラムーチョ(職業)】にて。
【ギガミュータント(職業)】になるのにほぼ必須なのだが、【ダンビラムーチョ心】の入手方法はこいつのドロップしかない。しかもそのドロップ率が低いため狩りまくられる。
【▼】が出てきて、やった!と思ったら【どうのつるぎ】だということはもはやお約束。
3DS版では、ダンビラムーチョ心が最低1つはフィールド宝箱で手に入る上、ダンビラムーチョしか出現しない固定石版の「ムーチョの塔」が出たので入手難易度は下がった。

DQ8

【サザンビーク】国領(中央部・東部・北部の平原)に出現する。
終盤は北部と東部の出現率の減りが激しく、北部は元々出現率が低かったのが完全に姿を消す。
中央部は終盤前は昼間はほとんど現れず夜間に頻出していたのが、昼夜共によく出現するようになる。
 
行動は相変わらずバイキルトと体当たり。ただし攻撃はミスすることもある。
やはり攻撃力が高めなので、【マホトーン】でバイキルトを封じるか、【マヌーサ】でミスを誘うとよいだろう。【マホトラ】も効く。
【ククール】で好きに料理した後は、使ったMPをこいつから貰ってしまおう。ザキ系も効きやすいのでやってみる価値は十分ある。
落とすアイテムは通常枠が【やくそう】(1/32)、レア枠が【金のブレスレット】(1/64)。今作ではキングムーチョ共々刀剣類は落とさない模様。
ついでにこいつのブレスレットはどう見ても銀白色じゃないのか。
判断力は後述のスカモンを含めて馬鹿(判断力0)なので意味のない相手にバイキルトをかけたり、マホトーン状態でもバイキルトを唱えたりする。
このことは公式ガイドブックに判断力が初めて記載されていることで有名。
 
スカウトモンスターとして【だんきち】が登場している。通り名は「破壊神だんきち」。
【シドー】【破壊神フォロボス】と同じ破壊神を名乗るには、実力がちょっと乏しい気もする。
むしろバイキルトで他のモンスターを破壊神にすることが多い。
とりあえず「夜のパンツマスク」こと【タイーチ】と並んで夜道で会いたくない相手である。

DQM1(PS版)・DQM2

獣系として登場。
【よるのていおう】×【ギガンテス】【スーパーテンツク】×【トドマン】などの配合で生み出せる。
野生だとルカ編のみ【天空の世界】のフィールドに出現する。
ステータス的に突出したものはないが、レベルアップがかなり速い。
習得する特技は【メタルぎり】【もろばぎり】【さみだれぎり】
何気に行動封じ系の耐性が完璧である。
PS版DQM2では「からくちのかぎ」という名前の【ふしぎなかぎ】の世界にボスの手下の個体が登場。
同じくボスの手下である【ベビーサタン】がさらってきた【おおにわとり】【オニオーン】【ダンスキャロット】【ガップリン】の4体を、ボスが食べるカレーの具として包丁で切り刻もうとしている。ボスを倒すとどこかに逃げてしまう。

ジョーカー1

魔獣系のCランクモンスター。
野生のものは【レガリス島】の太陽の塔に出現する。
稀に【じひびき】を使用することがあり、この時点ではかなり痛い。
まめちしき曰く、斬られた痛みすら感じさせず仕留める剣の達人らしい。
【バーサーカー】のスキルを持つ。DQMJ2以降もこれ。
【デザートデーモン】との配合で【アークデーモン】ができる。

本作から似たような名前の【バギムーチョ】という呪文が登場したが、本人とは何の関係もない。
太陽の塔の個体は【銀のだんびら】なる名前通りの武器を落とす。

ジョーカー2・2プロ

【魔界】に出現。
【体技封じブレイク】と斬撃封じブレイクの特性を得た。

プロフェッショナル版では加えて【きょうせんし】の特性を持つ。
最強化すると唯一【パニック】の特性を習得する。きょうせんしと合わさると混乱してみなごろしをぶっぱしたりする危険なヤツだ。
アークデーモンは作れなくなり、【コングヘッド】とで【ボストロール】【エビルドライブ】とで【ボーンナイト】【ぬしさま】とで【パオーム】【ゴーレム】とで【ギリメカラ】ができる。
ダンビラムーチョは【イノブタマン】【サイコロン】でも代用できる。この3体はライブラリの魔獣系で連番となっている。

テリワン3D

野生の個体は【うらみの扉】に出現するほか【他国マスター】が連れていることもある。
特性は【スタンダードボディ】【封じブレイク】【ジャミングブレイク】、+25で【きょうせんし】、+50で【カウンター】
マイナス特性はスキルで後天的に付くので、パニックは削除された。またきょうせんしの効果が魔神斬りになってしまったため、自爆しなくなった代わりにダメージの振れ幅が一気に大きくなった。
配合面での変更点はパオームがぬしさまの代わりに【スーパーテンツク】を使うようになった。また、【ソードファントム】との配合で【コスモファントム】が作れる。
残りは前作と同じ。イノブタマンは野生で出ないし、サイコロンは作るのが面倒ということで簡単に手に入るこいつが一番使われるだろう。
もっともギリメカラ以外は野生で出るし、ギリメカラも一般配合で作れてしまうが。

イルルカ

今回は野生では出現しない。
【まちガエル】×【エビルポスト】などの配合で作ろう。
【新生配合】【ツッコミ】【メガボディ】化で【一発逆転】【ギガボディ】化で【AI1~3回行動】、SP版では【超ギガボディ】化で【神の踊り手】を習得。

DQM3

魔獣系Cランク。
野生では出現せず、魔獣系と悪魔系の系統配合、【しびれだんびら】【あらくれチャッピー】の特殊配合で生み出される。
 
特性は【いきなりバイキルト】【プレッシャー】(Lv20)、【きょうせんし】(Lv40)。
Lサイズ化で【1~3回行動】【超悪魔キラー】【超会心率アップ】(Lv60)。
所持スキルは【スレイヤー】
 
【サタンメイル】との特殊配合でネンガルが生み出される。

バトルロード2

第一章から登場。
ステータスはHP:787 ちから:113 かしこさ:75 みのまもり:34 すばやさ:62。
技は「居合い斬り」と「バイキルト」。
前者は会心の一撃がとても出やすい単体攻撃、後者は攻撃力を上昇させる呪文。
また、勇者と組むことで、居合い斬りが「ばくえんの剣技」に変わり、攻撃に爆発属性が加わる。
 
総合的に能力が高めで使いやすいが、状態異常耐性に関しては並以下なので警戒すること。

【モリーセレクション】ではVジャンプ2009年1号応募者全員サービスにて【はじゃのつるぎ】【シールドこぞう】の爆斬ソードセットで登場。

ライバルズ

トルネコと体型が似ているからか、商人専用のベーシックカードとして登場。
レアリティはノーマル。

4/3/5
テンションリンク:ランダムな味方ユニット1体の攻撃力+1

バイキルトを使うイメージからか、味方の攻撃力を強化することができる。
単独で出してテンションを上げれば、優秀なバニラユニットの【りゅうき兵】と同じスタッツになり、生き残ればどんどん攻撃力が上がっていく…
と書くと強そうに思えるが、場にユニットが複数いると狙ったユニットの攻撃力を上げられるとは限らず、いまいち使いにくいユニットであった。

蒼天のソウラ

【太陰の一族(グルヤーン・イル・イシュ)】の雑兵として登場。
敵軍である【真の太陽(ヴェリタ・ソルレ)】の長、【紅天のシャクラ】の容姿を仲間【リザードマン】【アンクルホーン】と共に罵って士気を高めていた。