【ダースリカント】

Last-modified: 2020-10-17 (土) 16:42:01

概要

DQ3に登場する、紺色の体毛をした二足歩行の熊型モンスター。
色違いには【ごうけつぐま】【グリズリー】【シルバーベア】【あらくれパンダ】がいる。
その名前から、DQ3の未経験者からはおそらく【リカント】系列のモンスターと間違われることも多いだろう。
まあ顔だけ見れば多少似ていないこともないのだが…。同じ獣でも体格は明らかに別物である。
 
紛らわしい名前が災いしてか、再登場の機会にはとんと恵まれない。
DQ11にはナンバリングとして久々にこの系統が登場したにもかかわらず、こいつとシルバーベアは登場できなかった。あの【マクロベータ】ですら(3DS版限定で【ロンダルキアへの洞窟】の4Fで低確率とはいえ)登場したというのに……。
その後に出たDQ10のver4.2からもこの系統が登場するようになったが、シルバーベアは出たのにこいつはまたしてもハブられてしまった。

DQ3

系統最上位種として【リムルダール】周辺や【岩山の洞窟】【ルビスの塔】などに出現する。
とくにリムルダール周辺では、3匹連れでの出現が非常に多い。
GBC版のみさらなる上位種として新たにシルバーベアが追加されている。
 
名前や色合い、リムルダール周辺に高確率で出現することから察するに、恐らくDQ1のリカントの先祖だろう。
攻撃力が高く痛恨の一撃も繰り出すが、マヌーサ以外の補助呪文はほぼ有効。この系統は皆こんな感じである。こちらが強いと逃げることも。
但しリメイク版では、痛恨のエフェクトでの通常攻撃もしてきて見た目詐欺の攻撃をしてくるので注意。
【はぐれメタル】とセットで出てきたときは真っ先にメダパニの集中砲火に遭い、はぐれメタルを倒した後は、お役御免とばかりに混乱したままザキで葬られたりと何かと可哀想なモンスター。
【すばやさのたね】を1/64の確率で落とすので、この周辺で【メタル狩り】をしているとよく貯まる。
 
グリズリーよりも痛恨を出す確率が高いが逃げることもあり、【トロル】に並ぶ攻撃力155を誇る怪力ながら、HPはトロルより100も低い150しかない。
それでいて経験値は2080とトロルの倍以上。攻撃力自体も高いとはいえ下位のグリズリーより少し高い程度で、登場時期を考えれば下位種ほど脅威にはならない。さらにザキ系が効きやすいので、この呪文さえあれば楽に倒せる。
【おうじゃのけん】入手後はそれを道具として使えばまず瀕死に陥っており、運が良ければ3体を一掃もあり得る。
はぐれメタルの陰に隠れがちだが、このダースリカント自身も【レベル上げ】にはうってつけのモンスターなのである。

小説版

アレフガルドでパーティに襲いかかるが、あっさり倒される。

モンスター物語

書籍【モンスター物語】では、ダースリカントとリカントの関係に触れたエピソードが存在する。
【ゾーマ】の死によって魔物たちは勢力を弱め、人間たちは魔物の残党狩りを開始、ダースリカントは絶滅寸前となった。
そんなとき、最後の一匹となったダースリカントに何者かが語りかける。
「人間たちへの恨みを晴らしたいならば、この後お前が出会う獣に自身の血肉を食わせるのだ」と。
この何者かは、いずれこの地にゾーマ以上の魔王が降臨すると語っており、ダースリカントは目の前に現れた金色の狼に我が身を食わせると、金色の狼は新たな魔物・【キラーリカント】として生まれ変わったのだった。
この魔王とは【りゅうおう】のことだと思われるが、そそのかした声の主の正体は完全に不明。
 
なお、同エピソード本文では、灰色熊だった頃から一貫してキラーリカントと書かれており、これが上述の話以降に金色の狼の魔物として認知されるようになったとしている。

どこでもモンパレ

とくぎセレクションで実装されたモンスター。まじゅう系のSSランク。
本作でのこの系統はごうけつぐま除き全員がSSランクで妙に優遇されており、こいつもSSランクでの実装となった。
固有特性は2回行動。目玉とされていた初期特技は「はやての演舞」で、自身にピオラをかけつつ敵単体を2連続で攻撃する体技。
このはやての演舞、相手には耐性貫通ですばやさを下げる効果がある。要はデスピサロの「けずりとる」とピオラを合わせたもの。
自身のステータスは攻撃力が高いくらいで平凡だが、パレードスキルのまじゅう系の攻撃力とすばやさが20%上がる効果が非常に強力。
まじゅうパーティの一員になれるポテンシャルを秘めている。

ダイの大冒険

【デルムリン島】に住むモンスターの一体として登場。
連載版第1話のカラーページで【かえんムカデ】と戦っている。これ以外の系統モンスター登場シーンもダースリカントのつもりで作画されていたのかは不明。
 
アニメではごうけつぐまに統一されているため登場しない。

モンスターズ+

【ドラゴンクエストモンスターズ+】の序盤に登場。
最初に主人公クリオがタイジュの旅の扉を使って訪れる異世界、【アレフガルド】の中ボス的存在。
なお、このアレフガルドはDQ1の舞台そのものではなく仮想的に作られた平行世界。人間は存在しない。
古代種としてDQ3当時のダースリカントそのままの姿で、新鋭のリカント達のボスとして君臨している。
モンスターハンター(正体はDQ1の勇者)と呼ばれる存在に怯え、それらしき名を聞いただけで逃げ出すような情けない部下のリカント達と違い、むしろその存在を抹消するために自ら打って出る獰猛なモンスター。
モンスターマスターを名乗るクリオ達を襲い、圧倒的な実力差で一行に壊滅的な被害を与える。
これは冒険の楽しさだけに憧れる少年に、命の危険という現実をまざまざと見せつけた象徴的な場面でもある。
この戦闘で描写された『しかしまわりこまれてしまった』は、実際にドラクエシリーズをプレイする上で、明らかにレベル差が異なる強敵との戦いで、逃げられなかった時の絶望感を思い起こさせる。
描写としてはダイの大冒険の【知らなかったのか…?大魔王からは逃げられない…!!!】に近いものがある。
その後、逃げ出したクリオ達を見失った彼はモンスターハンターの一太刀の前に敗れ去った。