【ダーマ地方】

Last-modified: 2024-04-20 (土) 15:18:30

DQ7

ストーリー上8番目に訪れる地方で、【ダーマ神殿】を中心とした大陸。
やや横に長い楕円のような形をしている。

過去

青の左下の台座から【ふしぎな石版青】3枚で行ける。
大陸東部の旅の扉付近にはカジノを擁する【旅の宿】、大陸中心付近にダーマ神殿があり、
そのすぐ南には【ふきだまりの町】、その西の毒の沼地の奥に【西の洞窟】がある。
西の洞窟を抜けると【山肌の集落】につながる。この集落は【牢獄へ続く洞窟】【神殿への地下道】にもつながっており、
後者はさらに【ダーマ神殿地下の決闘場】に直結している。これらを経てダーマ神殿地下に抜けられる構造である。
なおダーマ神殿とふきだまりの町の間には当初岩山があって行き来ができず、神殿解放後になぜか岩山がなくなり通れるようになる。
 
このダーマ地方は、【海底都市】と並んで最大の難所として知られている。
転職をしようとすると呪文・特技を全て奪われた上に、いきなりふきだまりの町へと落とされてしまう。これはひどい。
ダーマ神殿に到着して「やっと転職できるぜ!」と意気込む冒険者たちを、本当に絶望の底へ突き落とす。
この後しばらくは呪文と特技が封じられた状態で行動しなくてはならない上に、現代に戻ることもできない。
一つ前の地方で【キーファ】が離脱したため、戦力も著しくダウンする。
おまけに何度となくボス戦をやらされる。そのうち【負けバトル】が2回もあるのは前代未聞。
【イノップ】&【ゴンズ】とは再戦の機会があるものの、【スイフー】にはリベンジできない。
負けバトルを除いても、イノップ&ゴンズ、マンイーター、地下決闘場の六連戦、大ボスのアントリアとなんと都合9回ものボス戦があるとんでもない地方である。
しかも、現代まで行っても後述のように山賊どもとの戦いもあるし、フラストレーションが溜まる溜まる。
ザコ敵も今までより1ランク上の奴らが多く、毎回苦しい戦いを強いられる。
到着してから転職できるまで、下手すると10時間を越えるという難所。
暗いストーリーと、呪文及び特技の封印、重苦しいBGM、異常に高い物価と比べて全然貯まらないゴールド、クリアするまで戻れない恐怖。
いくつもの要因が重なって、プレイヤーをとことん精神的に苛む。
最後のボスである【アントリア】もかなりの強敵で、序盤ボスのクセに【念じボール】まで放ってくる。
攻略する気を失くしてしまうプレイヤーがいる一方で、主人公達の絶望的状況に感情移入してしまい、
不安と緊張に突き動かされるように攻略し続けたプレイヤーも中にはいたと思われる。
 
唯一の救いは、旅の宿のカジノのラッキーパネルだろう。
1回にかかるコイン数が少なく、この時点では破格の装備品が出現することもある。
その装備品は装備して良し、売って良し。売れば消費するコイン以上にものすごく稼げるので、金も貯まる。
ここで装備を整え、貯蓄もしてから行けば、後の攻略がかなり楽になるだろう。
 
転職できるようになってしまえばストーリー上は用済みだが、この後に控える【山賊四人衆】はかなりの強敵。
とりあえず、転職後の調子を確かめる意味でもしばらくこの地方で戦闘を重ねておくといい。
全体攻撃呪文・特技を全員が覚えられたら潮時だろう。目安としては魔法使いのイオラがあると非常に楽になる。

現代

位置は世界地図の南部。世界南東に位置する【メザレ】の島も同時に復活する。
 
現代ではふきだまりの町が廃墟に、西の洞窟が【山賊のアジト】に変わっており、
洞窟から神殿への通り抜けはできなくなっている。
ふきだまりの町の廃墟に行くと、【山賊四人衆】が待ちかまえており、
油断するとまたしても全滅で涙を流すことになるので注意。
 
終盤で【エスタード島】が封印された際には、エンゴウのイベント後に【マール・デ・ドラゴーン】で行けるようになる。
ルーラが使えない封印下での救済措置のようにも思えるが、
船のエフェクトが長いので、ここで熟練度を稼ぐプレイヤーもいることだろう。
しかし全体攻撃や状態異常をしてくるモンスターが多く、油断していると簡単に全滅する。
特に【エビルバイブル】は出現率・出現数共に高く、ラリホーマでこちらを完全に封じた上でザキやブレス攻撃をしてくる強敵。
【ローズバトラー】はラリホーとやけつくいきを使いこなし、
【フライングデビル】【ムーンサルト】で全体攻撃を行い、
【マッドファルコン】もメダパニを唱えて同士討ちを誘ってくる。
全体攻撃で一掃しようにも【シールドオーガ】がにおうだちで妨害し、更には大ぼうぎょまで使い戦闘を引き延ばす。
このように見事に害悪モンスターしかいないエンカウントテーブルが配されている。
スタッフはここでプレイヤーを何回全滅させるつもりなのだろうか?