勇者アバンと獄炎の魔王
13話で初登場。【サババ】の裏通りに店を構える海賊であり、自称「冒険家」。
その冒険で見つけてきたものなのか、店の商品には【じゃしんのぞう】や【ラーのかがみ】など、ゲーム本編ならかなりの重要アイテムになる物が並んでいる。本物なのだろうか…?
弱者からは奪わないというポリシーを持つ男だが、怒りが爆発すると頭に血が上り、周りが見えなくなるぐらい大暴れするという。
【マトリフ】や【まぞっほ】と同じ師匠の下で修行していたので旧知の仲ではあるが、ディードック本人は厳しさに耐え切れなかったらしい。
【死の大地】で【不死鳥のかがり火】を手に入れた事をマトリフに知られ、奪おうとした彼に3万ゴールドなら売ると吹っ掛けたものの、かがり火の力は諦めたフリをしたマトリフにこっそり呪符に移されてしまっていた。
更に【ハドラー】戦直後には【ルーラ】による緊急避難で店に穴まで開けられ、欲をかいて勇者一行と関わったばかりに災難に見舞われる。
それでも「自分が居たせいで町を襲撃された」と気に病む【アバン】を見て「たまたま来てた勇者が魔王を追い払ってくれた」と触れ回り、マトリフにも火の粉の代金を10分の1にまけると宣言した。
マトリフが凍ったハドラーを持ち込んだ際に封印に協力したり、アバンたちの【地底魔城】での決戦にも仲間たちを連れて助力している。