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【デスルーラ】

Last-modified: 2019-09-15 (日) 17:31:12

概要 Edit

【全滅】による強制送還ペナルティを利用して、冒険の出先から拠点に戻る時間を短縮するという荒業。
主に【タイムアタック】などで使われるテクニックである。
【デスパレス】【デスコッド】もルーラの行き先ではあるので略せばデスルーラだが、そのような略し方は普通しない。
 
死亡(death)する事で【ルーラ】のごとく瞬間移動するから「デスルーラ」。もちろん、そういう名前の呪文が存在する訳ではない。
当初は「自殺ルーラ」と呼ばれていたが、現在では語感の良さからかもっぱら「デスルーラ」と呼ばれ、「デスル」と略される事もある。
ダンジョン脱出が目的の場合は「デスリレミト」、回復目的の場合は「デスベホマ」など、用途に応じた呪文名に置き代える例も見られる。
 
日本では多くのゲームプレイヤーにドラゴンクエストの用語が浸透しているお陰で「ルーラ=瞬間移動」「ベホマ=回復」という意味が通じるためか、ドラクエ以外のゲームでも「わざとミスして移動や回復を図る」行為の代名詞に使われることも。
海外版のドラクエは呪文名が「ルーラ」ではなく日本ほど用語も浸透していないので、同様のテクニックは「Death Warp(デス・ワープ)」と呼ばれる。
 
遠方やダンジョン最深部で目的を達したら、防具を引っぺがすなどして速やかな全滅を図り、
無事(?)全滅できれば帰り道を飛ばして最後にセーブした場所へと一瞬で舞い戻る。
脱出呪文リレミトを覚えていない序盤に重宝される技で、特に蘇生費用がかからないDQ1やDQ4の一章などでよく使われる。
この手法に利用されがちなダンジョン奥地に住むモンスターなどは「運送屋」だの「タクシー」だのと言われて重宝されている。
運賃として所持金の半額を持っていかれるが、張り切って勇者を倒した結果、冒険の高速化を手助けしていたとは思いもよるまい。
 
特にDQ1では【ホイミ】を覚えるまで【宿屋】か24Gもする【やくそう】しかHPを回復させる手段がなく、宿泊最安値の【ラダトーム】でも6Gかかるのに対して、蘇生自体は無料で済む。
死亡前に所持金を使い切っておけば半額没収のペナルティーも実質無いようなものなので、復活のほうが「お得」と見なされたのである。
プレイヤーの分身がしんでしまうのが平気なら…であるが。
 
SFC版DQ6の【デュラン】戦(3連戦のどこかで負けると伝説の装備を全て奪われる)のような例外を除けば、DQでは全滅のペナルティが所持金半減と仲間の蘇生費用ぐらいなので、
預かり所や銀行に所持金の大部分を預けてしまえばデメリットはほとんどない。
特にDQ8では全滅後に仲間まで全快するのでペナルティはさらに軽減された。
 
また、DQ7の【謎の異世界】では【神さま】が控えるフロアの直前に教会が存在し、なおかつ神さまからの褒美目当てに嫌でも連戦を強いられる仕様である事から、
神さまを倒して現代に戻ったらわざと全滅し、謎の異世界の教会にとんぼ返りするプレイヤーも少なくなかった。
 
戦歴が導入されたリメイクDQ4・DQ8以降では全滅回数がカウントされるので、気になる人には無縁の技でもある。
逆にDQ9では全滅回数に応じて獲れる称号が3つあり、称号コンプリートを兼ねて積極的にデスルーラしていくプレイヤーも居る。
全滅で得られる称号は【くじけぬ心(称号)】【不屈のたましい】【ネバーギブアップ】など、ちょっと格好良い物が多い。
 
DQ10では教会での復活時にHPとMPが全快となるため、エンドコンテンツで敗北した場合や【ルーラストーン】枠の節約に用いるプレイヤーもいる。【鉄の金庫】を入手すれば、ウッカリして大金を失ってしまうなんて事態も回避出来る。
 
本来リレミトやルーラが使えない所でも戻れてしまうため、これを応用したバグ(一部仕様有り)による珍現象も多数ある。
有名どころだと、DQ2にて【シドー】出現フラグを神殿外に持ち越す【デルコンダルにシドー召喚】だろうか。
 
ドラクエに限らず、「ミスすると中間地点に戻る」システムのゲームなら応用が効くので、多くのゲームのタイムアタックで見かける手法である。
このテクニックに慣れたプレイヤーが、うっかり全滅ペナルティーの重いゲームでもやってしまい痛い目を見たという、笑うに笑えない話もあるようだ。