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【デュアルブレイカー】

Last-modified: 2019-07-05 (金) 01:26:48

概要 Edit

DQ10から登場したブーメランの特技。DQ10プレイヤーからはDBの略称で呼ばれることが多い。
【デュアルカッター】の上位技で、敵をブーメランで2回攻撃するとともに一定確率で状態異常耐性を下げる。
代々「序盤は有用、中盤から控えの番長」が定番だったドラクエにおけるブーメランの常識を打ち破った技である。
 
2作品とも効果はほとんど同じなのだが、DQ10では主に状態異常耐性低下を目的に使われ、DQ11では主に大ダメージ目的で使われる。
効果がほとんど同じなのに作品によって求められるものが違う特技は非常に珍しい。

DQ10 Edit

ブーメランスキル140ptで覚えられる特技。仲間【スライム】も習得できる。
消費MP8、CTは初回30秒/二回目以降75秒。
範囲内の敵に通常攻撃の2.4倍のダメージを2回与え、状態異常耐性を下げる。
DQ10ではオンラインゲームということもあり、他作品に比べて眠り・休み・幻惑・攻撃ダウン・属性耐性ダウンといった各種状態異常の重要度は非常に高い。
それらの起点となるこの技も重要で、これ目的にブーメラン使いをパーティに加えるということも少なくない。
詳しくはこちらを参照。

DQ11 Edit

【カミュ】がスキルパネルの封印解除後に【ブーメラン(スキル)】で習得できる特技。消費MP24。
敵全体に通常攻撃の1.8倍のダメージを2回与え、状態異常耐性を下げる。
 
倍率的には【氷結らんげき】の3.6倍と同等だが、ブーメランの攻撃力の低さによって実際のダメージは逆転されがち。
さらに、【双竜打ち】【超はやぶさ斬り】【ライガークラッシュ】等の高倍率特技群には、素の威力で既に抜かれている
(ちなみにカミュ最強の片手剣技【心眼一閃】は倍率2.5倍。デュアルブレイカーと並んでぶっ壊れと呼ばれるが、元の倍率はそれほど高くない)。
状態異常耐性ダウンはオマケ気味。カミュのすばやさで先行して先に入れておき、各種弱体呪文やシルビアの短剣スキルの布石としてのシナジーは大いに考えられる。
 
しかしブーメランは片手武器なので二刀流が可能で、なおかつカミュには攻撃力減衰を無くす【二刀の極意】と技の性能を3倍にする【分身】があり、これらの相乗効果によって本作最強の物理攻撃手段となりえるのである。
具体的には、この特技自体の性能が1.8倍×2ヒット、二刀の極意により減衰無しの通常攻撃ダメージが追加(+1倍)、それが分身で1.5倍(分身は1ターンおきにしか攻撃できないため実質的な効率は半分になる)になり、最終的なダメージ効率は「(1.8×2+1)×1.5=6.9倍」。
この組み合わせはDQ11でも破格中の破格と言えるだろう。この威力で全体攻撃なのだから恐ろしい。
並び順による減衰があるが、2投目は逆側からダメージを計算するため後列の相手にも大ダメージが入る。
 
なお、分身二刀流デュアルブレイカーを使うと2+1ヒットを3連続、1体につき9ヒットの全体攻撃を行うことになる。
そのため効果音も凄まじいものとなり、次々とヒット音が鳴り響く様は爽快そのもの。というか画面上もぱっと見では何が起こっているのかわからないレベルである。
このヒット数の多さに加え、物理攻撃技であるために【ちからのたね】を与えれば与えるほど威力が増えていく仕様により、PS4版に於ける一撃最大ダメージは【におうだち】している敵にこれを撃つことにより記録されている。詳細は【ダメージ限界突破】を参照。
純粋なダメージ倍率は【タナトスハント】【ヒュプノスハント】がより勝るが、あちらは「対象に状態異常を掛ける」という手間が必要な為、シルビアに協力してもらわない限りはダメージ効率についてはこちらの方が勝る。
ただし心眼一閃もとい片手剣と比べると、武器性能に加えてスキルの攻撃力アップの差(片手剣だと最大+90、ブーメランだと+15)も合わせると、装備次第では攻撃力にして150前後の差が生じるため、ダメージ限界突破のような極端な補助掛けや過度なドーピングを行わないかぎりは、単体攻撃に関しては心眼一閃に任せた方が無難。
 
なお、エフェクトが派手なので分かりづらいが、物理攻撃であるぶん敵の守備力の影響をモロに受けることに加えブーメランの威力減退もあって、実際は集団戦でのダメージのバラつきが激しいことになってるため、全体攻撃でありながら集団戦ではかえって扱い辛いことも多い。
ダメージ数値が一括で表示される3DS版2Dモードだと特に分かり易く、諸々の準備を含めて平均ダメージ1000近くを叩き出していても、一部の敵には300程度しか与えられていない、といった具合に。
対メタル系相手の場合はヒット数の多さを生かしてメタル系ブーメランと併用することでメタルハンドくらいまでなら一掃できるが、今作のメタル系はそこまで集団で現れる機会が少ないため、だいたいは【会心必中】で事足りる。
 
また決して高いとは言えないカミュのMPに対しての燃費の悪さが問題であり、ソーサリーリング+3を2個付けても差し引きで4消費してしまう。分身も使うならば消耗はさらに激しくなる。
また、上記の超絶威力は二刀の極意と分身による補強が前提であるため、これ自体のダメージ自体はそれほど多くない事に加え、この二つを習得するためのSPを含めると、最終的な高火力を叩き出すころにはすでにこの技に頼らなくとも大体の敵やラスボスを処理できるレベル帯になっていることも。
そもそもデュアルブレイカーはあくまでも「やりこみを続けると理論上は最高火力が出せる技」であるだけで、習得してすぐ最強技として使うことはできないことを留意してほしい。
 
通常のゲーム攻略の範疇内だと、カミュのスキルパネル解放後でぶんしんとデュアルブレイカーを最短で取った場合だと二刀流にするまでにだいぶ時間がかかり、時期的にブーメランもさほど強い武器が無いこともあって、本編クリア前ではぶんしんデュアルブレイカーで【覇王斬】2発分よりは少し弱く、これにバイキルトを足してようやく実用性を見いだせる威力になる。
もちろん敵の守備力次第では覇王斬のほうが有利である上に、同じく守備力を無視できる【ゴールドシャワー】【サキュバスウィンク】などには、全体攻撃技としての安定ぶりと火力で追いつくにはそれ相応の育成期間が必要となる。
ぶんしんバイキルトに加え【ルカナン】も併用すればこの時期でも雑魚を瞬殺できる火力は出せるが、カミュの攻撃のために雑魚戦で2人もフォローに回るくらいなら、そもそも分身無しのカミュも交えて3人がかりで総攻撃したほうがはるかに手っ取り早くダメージも大きいため、雑魚戦でデュアルブレイカーの高火力を狙うのは現実的な戦法ではない。
そのため当分の間は、意味合いは違えど敵によって威力が左右される【マヒャド】【グランドクロス】のように、敵の特性に応じて使用するかどうかを考慮するべし。
本編クリアまででは単体ボス(多くて二人がかり)が多い関係上威力は出るものの、さすがに単体特化特技に比べると威力不足なので強敵を相手にする場合では若干手持ち無沙汰になってしまう。
そのためスキルパネル解放後からデュアルブレイカー一筋で戦いたい場合は、いっそのこと二刀流は後回しにして、デュアルブレイカーと会心必中の間にある【ゾーン効果アップ】(カミュの場合はちからが1.4倍になる)を先に取った方が、ゾーン状態限定の秘密兵器として活躍させやすい。
 
他にも、最終的なブーメラン装備がどれも最終盤でしか入手できない【レシピブック】を前提にするため、ブーメランの強さが【スーパールーレット】で入手できる強力武器に追い付いていなかったり、そもそも終盤でのブーメランの価値そのものに気付きにくい点もあり、ラスボスを倒した後に攻略情報を見てこの技の存在に気付いた人も少なくないだろう。
また実際に習得させてみると、クリア後の集団で襲い掛かってくるボス戦ではダメージのバラつきが大きく影響するため、敵の数が多すぎる場合は【はてんの月輪】のほうが確実だったりと、純粋に単体攻撃に特化した片手剣スキルや短剣スキルに比べると、何も考えずに連発しただけでは効果を発揮しないことも多々ある。
時期的には【いてつくはどう】や状態異常を多用する強敵も多く、そもそも分身からのコンボを狙いにくいことも逆風である。
またそもそもの分身デュアルブレイカーの火力が、時期相応に装備を整えた【イオグランデ】【マヒャデドス】2発分と比べると、守備力や耐性といった敵の状態次第で威力の上下関係が逆転してしまうことも。
ただ、この頃になるとカミュ自身のMPもある程度の余裕ができる時期なので、雑魚戦ではAIに任せて分身無しのデュアルブレイカーを連発させても、然るべき成果を上げてくれる。
 
そのためデュアルブレイカーは本編クリアのための技というよりは、二刀の極意だけでなくゾーン効果アップまで獲得できるほどまでレベルを上げての【連武討魔行】や、あるいは前述のように大量に力の種を投与した上でのダメージ限界突破やラスボス最短撃破用に使われることが多い。
これらによる成果での印象がこの技をブッ壊れやバランスブレイカーとして位置付けている側面があるが、実際のところはリセマラ前提の運ゲーだったり、ドーピングや4~5人がかりでの補佐を前提にした記録であるのが実情であり、強力な技ではあっても実際はバランスブレイカーと言うほどでもない代物なのである。
カミュの強さを裏付ける奥義というよりは、複数の敵を相手にする際のサブウェポンか、やりこみ要素向けの技と言うべきかもしれない。
 
バグか仕様かは不明だが、3DS版3Dモードで左右それぞれの手に違う種類のブーメランを装備してこれを使った場合、何故か技のモーション時に両方の手に同じブーメラン(左手に装備している方)を持っている。