【トルネコの大冒険２　不思議のダンジョン】

概要

【村上ゆみ子】による漫画作品。全2巻。
ゲーム【トルネコの大冒険２】のコミカライズ版である。
ストーリーは【邪悪な箱】を封印するために不思議のダンジョンに乗り込む、というところまでが描かれている。
　
同じ作者の手がけた【トルネコ一家の冒険記】はゲームの前日譚にあたるオリジナル作品であったが、本作品はゲームに忠実なストーリーで構成されており、
「罠に向かって素振りすると罠が可視化する」
「今作には魔法屋や合成がある」
などの、ゲーム紹介漫画としての趣が強く感じられるシーンも多い。
もちろんゲームをなぞっただけのような作品には終わっておらず、各話、話の膨らませ方にはオリジナル展開がみられ、村上のギャグセンスも随所にちらばめれている。
　
また、一児の親としての責任を【トルネコ】が【ネネ】に問う、
【しあわせの箱】があったから一家は幸せだったのかを振り返る、
など深みのあるエピソードも用意されている。
　
オリジナルキャラとしては【ジル】＆【メル】が登場している。