【ドミールの里】

Last-modified: 2024-02-12 (月) 13:59:18

DQ9

世界南西部【竜のあぎと地方】にある町。
終盤に訪れる町で、ストーリー上では最後の町でもある。
山の中腹に作られており、長い階段や洞穴があったり、家の形状も下界では見られない独特のものである。
英語版での地名はUpover。
 
300年のはるか昔、【魔帝国ガナン】と戦った空の英雄【グレイナル】をあがめる地。
【ドミール火山】のすぐ下にあり、里にある洞窟から火山に登ることができ、その頂上にグレイナルが住む。
この火山の地熱のおかげで、高地にありながら雪が降っても積もらず、水も凍らない快適な暮らしができるという。
【竜の火酒】という強いお酒(蔵の設備を見ると蒸留酒のようだ)が名物で、グレイナルもお気に入り。
竜の門に橋が架かっていなかったからだろうが、主人公一行は数百年ぶりの外からのお客だそうで、バルボロスや帝国の復活という信じがたい情報も、「わざわざこんなところまで来るのだから」とあっさり信じてくれる、直前の【ナザム村】とは正反対の対応。
しかし、数百年以上よそ者が来ない環境にあったにもかかわらずよく近親交配で滅びなかったものである。
 
井戸の中には【旅芸人】【幽霊】がおり、しぐさ【さそうおどり】を習得できる。

シナリオ

集めた【女神の果実】を帝国に奪われた【主人公(DQ9)】は、帝国に立ち向かうべく、グレイナルの力を借りるためこの里を訪れる。
だがグレイナルは主人公を帝国の者と疑って信じず、追い返してしまう。
しぶしぶ里に戻ってくると里はガナン帝国の手先の魔物に襲われ、主人公は【ナイトリッチ】など3匹の魔物と戦う。
これらに勝利すると帝国は一旦退散。
主人公が帝国の魔物を倒したことを知ったグレイナルは主人公を信用し、再び主人公を呼び出すが、
ここからは主人公一人での行動となり、仲間は【ルイーダの酒場】に預けてこなくてはならない(マルチプレイも不可)。
その後、里は【闇竜バルボロス】に襲われるが、主人公を背に乗せたグレイナルが身を挺して守り、里は救われる。
一方主人公は【カデスのろうごく】に連れられ、囚われの身となる。
 
クリア後になると里の人々は下界との交流を深めるため、竜の火酒を名産品として売り出そうとする。

クエスト

ここで受けられるクエストは追加クエストの【もふもふ雲】のみ。
この他にストーリークエスト【竜の語りべ】で訪れることになるが、この里がクエストに絡んでくるのはこれだけ。
他の町や村に比べると、クリア後にこの里を目的地として訪れる機会は少ないだろう。
ただし、ドミール火山で出現するモンスターはさまざまなクエストで標的となるので、
火山のダンジョンを目的地として訪れる機会は多くなるだろう。