【ドラゴニット】

Last-modified: 2021-07-20 (火) 10:36:31

概要

DQ4に登場する青い蝶のような羽の生えたドラゴンのモンスター。
同種に【ドラゴンバタフライ】【フェアリードラゴン】がいる。
 
元ネタは「ネクロスの要塞」に登場する同名同色のモンスターかD&Dのドラグネットと思われる。
ちなみにドラグネットとは本来曳き網という意味。

DQ4

第二章の難敵ドラゴンバタフライの上位種として第五章後半で登場。
【ガーデンブルグ】【ロザリーヒル】のエリア全域や、【メタル狩り】のメッカ【王家の墓】に生息するためよく出くわす敵。
見た目の割に意外と硬く、守備力が110とこの時点ではかなり高い。HPもこの時期のモンスターとしては高めで軟弱そうな外見に反してかなりタフである。
その上、第四章の負けバトルを除けば初の【こうねつのガス】(前2作の中位の【ほのお】に当たるブレス)の使い手であり、集団で現れて一斉にガスを吐くこともあるため、下位種と変わらぬ手応えの強敵である。
【はぐれメタル】を狩る目的で低レベルのうちに王家の墓に潜ったプレイヤーにとっては、【ベギラマ】使いの【ビビンバー】と並んで大きな壁として立ちふさがるモンスター。
4匹セットで出て不意打ちされたり、あるいは下手に逃げようとして回り込まれた日にはかなり危険。
不意打ち自体はかなり稀だが、はぐれメタル狙いで王家の墓の入り口でウロウロしてると一度くらいは経験することになる。
高熱のガスの頻度は低めなので、DQ2の【ドラゴン】のような一斉砲火による瞬時の黒焦げにはそうそうされないが、油断大敵である。
 
守備力は高いがドラゴン系なので、【ドラゴンキラー】での攻撃が有効。
炎系の呪文が効きにくい反面、ヒャド系と【ニフラム】が無耐性という弱点もある。
これは前作で初めて中位の炎を吐き脅威であった【スカイドラゴン】と全く同じ仕様であり、特に勇者が初期習得しているニフラムが必中なことを知っていると脅威が大きく下がる。
ただし、ニフラムの効果のある【せいぎのそろばん】はAIが使ってくれない(【いろいろやろうぜ】を除く)ので仲間に持たせても意味はない。また、本作の勇者はMPも豊富なのでニフラムのわずかな消費MPを気にする必要性は低い。
なお、この系統の特徴として報酬が高く、4匹の集団を倒せれば、はぐれメタルを除けば頭一つ抜けた経験値とゴールドが手に入る。
できればニフラムで消すのではなく、きっちり倒したい相手でもある。
まともに倒すとなると出現場所や時期の関係で、有効な呪文の使い手がいない場合が多く、非常に厄介。
【てんばつのつえ】【こおりのやいば】を仲間に持たせておけば対策がしやすいので有効に使っていこう。
 
落とすアイテムは、【みかわしのふく】

リメイク版

ブライやミネアといった仲間の強化とめいれいさせろの追加により、比較的対処はしやすくなっている。とは言え、油断は禁物だが。
ちなみにリメイク版では、同時期に出てくる【マンルースター】が単体で高熱のガスを吐くようになったが、吐く頻度はドラゴニットの方が高く、出現場所や出現率の関係もあってやはりこちらの方の印象が強いだろう。