【ドラゴンクエストモンスターパレード】

Last-modified: 2023-05-22 (月) 03:18:03

概要
システム
歴史
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概要

2013年から2019年にかけて運営された、インターネットブラウザ上でプレイできる「ブラウザゲーム」。通称「モンパレ」。開発元はツェナワークス。シナリオは【上村あも】、内川毅、仙波勲。
BGMは主にスラもりシリーズから使用されている。
舞台は特定作品のスピンオフではないオリジナルの世界。【魔物使い】のようにモンスターをスカウトし、自分の馬車を護衛させながら旅をするキャラバンマスターが人気職業とされている世界で、新人マスターとなった【主人公】が旅をする。
　
プレイにはYahoo!JAPANかハンゲームの登録IDが必要だが、プレイ自体にはお金がかからない。ただし、課金によりモンスターの【スカウト】に使う「【肉】」をはじめとしたアイテムが手に入り、ゲームが有利になるといういわゆる基本無料ゲームであった。
Adobe社のFlash Playerを基礎とするシステムだったため、Flashに対応していないタブレットやスマートフォンではプレイできない。それらの端末への対応のために、後にアプリ【ドラゴンクエストどこでもモンスターパレード】がリリースされた。
　
2019年6月にサービス終了。本ゲームの根幹であるFlash Playerが2020年で開発・サポート終了するためというのが理由とされている。終了が予告された19年3月から終了までの3ヶ月間、スカウト（ガチャ）のレア輩出率が緩和されるなどのサービスが行われたが、「どこパレ」への移転コラボなどは特に行われなかった。しかし【スライムつまみ】?は残っている。
直前に完結したVer.2のストーリーは奇しくも「超越者?によって自分たちの世界の終了を宣言された主人公たちが、その運命に抗うべく奮戦して、混乱を煽っていた敵を倒すものの世界終了という運命は変えられなかった（ただし、あくまで超越者の視点であり実際の終了は何万年も未来というオチではあった）」というお話だった。

仲間にしたモンスター達を戦わせる為か、モンスターズ20周年記念の企画ではあたかもモンスターズシリーズの一部であるかのように扱われた。

システム

フィールドは、町や村などの要所や街道の中継地点を街道でつないだ路線図のようになっており、現在地から進みたい街道の方向をクリックすることで「パレード」が始まる。
パレードは、ベルトスクロールアクションのような横長のステージを、馬車の前に仲間モンスターを立たせて左から右へ移動する。途中、右側から敵モンスターが現れるポイントが何回かあり、仲間モンスターが全滅する・攻めの勢いで押し負けるなどして敵モンスターが馬車に近づき、馬車を攻撃されると「パレード失敗」となってフィールド上で動けずに終わる。敵モンスターをすべて倒してパレードがステージ右端まで到達すると「パレード成功」となり、フィールド上の次の地点まで移動できる。
戦闘では、どの技を使うかなどの細かい指示は出せない。モンスターをドラッグ&ドロップすることで隊列を組み、【作戦】を決めて大まかな指示を出すだけである。
以上のようなシステムに基づき、パレードを繰り返して移動してお使いやモンスター討伐を成功させることでゲームが進んでいく。
　
パレードを始めるために必要な「【スタミナ】」は一日単位で決まっており、毎日午前6時に全回復する。また、スタミナを回復させるアイテムである【にんじん】をゲーム内のクエスト報酬や課金で手に入れることもできた。
仲間モンスターの獲得は、パレード終了後に倒した敵モンスターの中からランダムでスカウトの機会を得る「スカウトチャンス」の他、「肉」を対価にダンジョンでモンスターのスカウトを行う「【たんけんスカウト】（要はガチャである）」などがあった。