概要
FC版DQ4と同時期に発売された【カードゲーム】。対象年齢は8歳~135歳。
【キングレオ】・【ぎんのタロット】・【バルザック】の姉妹品で、説明書では【老師(わし)】が解説役を務めている。
基本的な遊び方は
- 各プレイヤーに手札として7枚のカードを配る。
- 最初の親を決める。決まった親は「対決する色」を1つ指定する。
- 各プレイヤーはカードを1枚ずつ出す。
- 出したカードの中で、親の指定した色の数字が一番大きいプレイヤーが勝者。勝者は持ち点が+1され、次の親になる。
- 新たな親が色を指定し、3.から繰り返す。
- 7回繰り返して手札が無くなったら使ったカードを混ぜ、手札を配り直す。
- 最初に持ち点が50を超えたプレイヤーが出たら終了。そのプレイヤーが最終的な勝者になる。
というシンプルなもの。
1回で1点なのに50点は多すぎるのでは?と思われるだろうが、これを解消するルールがある。
最初・あるいは配り直しで7枚の手札を持った時、各プレイヤーは「この7枚を使って自分は何勝出来るか」を予想して宣言し、
その予想が当たったプレイヤーは持ち点が+10されるのだ。
つまり「勝つ事」より「いかに自分が予想した勝利数に出来るか」「いかに相手が予想した勝利数を崩すか」がポイント。
時にはあえて負ける事も重要な、シンプルながら奥深いゲームになっている。
モンスターカードは計50+2枚あり、数字が高いほど強いモンスターとなっている。色は黒=1、青=2、赤=3、灰=4とパッケージカラーと対応している。
色違いのモンスターには役が存在するが、唯一ドラゴンライダーのみ色違いが登場していない。
特殊カードは2種類ある。
【エスターク】:全カード中最強のカード。このカードが出されたターンは問答無用で出したプレイヤーの勝ちとなる。
【バトランドの爺さん】:全カードに負ける最弱カード。だがこれで負けは1回確定できる。予想オーバーしそうなとき、もうこれ以上勝ちたくないときに出すと効果的。
カード一覧
番号は縦並びはI基準、横4組が同じカードになる。II以後の縦の数字の並びがバラバラなのはそのため。
(例えば「スライム・しびれくらげ・アニマルゾンビ・エアラット」は同じカードに描かれたモンスター、Iのスライムが1なので1番目にある。)