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【ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ】

Last-modified: 2019-06-10 (月) 22:00:51

概要 Edit

ドラゴンクエストビルダーズシリーズ第1作。
発売日は2016年(平成28年)1月28日。対応機種はPlayStation4、PlayStation3、PlayStation Vitaのマルチ。
ブロックで町などを作り上げていくブロックメイクゲームである。
 
DQシリーズとしてはDQ10に次いで2作目となる【スクウェア・エニックス】内製タイトル。当然、派生作品としては初である。
ディレクターは【新納一哉】、プロデューサーは【藤本則義】。新納がベースとなる企画を立ち上げ、それに藤本が惚れて【堀井雄二】に提案し、開発が始まった。
なお、『ファイナルファンタジーXIV』のアシスタントディレクターとして入社した新納は、DQシリーズの多くを担当する【第6ビジネス・ディビジョン】ではなくFF14を中心とした第5BDに所属するため、DQとしては珍しく第5BDが開発する作品となっている。
 
2016年10月にはPS4版・Vita版が "DRAGON QUEST BUILDERS" のタイトルで海外展開された。
2018年にはNintendo Switch版への移植版が日本国外で2月9日に、国内で3月1日に発売された。「チャレンジ」の条件変更やフリービルドモードでの新要素追加などがされている。

ゲーム内容 Edit

全てが立方体型の【ブロック】で作られた【アレフガルド】が本作の舞台。
【勇者】が敗れ、【竜王】に滅ぼされたアレフガルド」という【ドラゴンクエストⅠ】の世界のifをテーマにしており、魔物に支配され荒廃したアレフガルドを再建、復活させるのが目的となる。
パッケージイラストは非常にほのぼのした雰囲気を出しているが、ストーリーがストーリーだけに各所に欝展開がちりばめられている。
【主人公】は男女の選択式で、【キャラクターメイキング】も可能になっている。
名前、キャラメイクはタイトル画面からいつでも自由に変更可能。
 
近年世界的に流行しているサンドボックスゲーム(クリアやスコア獲得を目的とするのではなく、広大な世界の中、高い自由度でものづくりを楽しむゲーム)の要素が取り込まれており、プレイヤーは戦闘ではなく、立方体型のブロックや素材を積み上げ、自由自在に町を「建設」することで強くなっていく。
ブロックを使ったクラフトゲームという要素は、サンドボックスゲームの中でも国際的な大ヒット作として知られる『マインクラフト』に類似しており、発表当初から肯定派否定派を問わず「ドラクエ版マインクラフト」と形容されることが多かった。
 
ただ、本作は公式ジャンル名で「ブロックメイク"RPG"」と銘打っている通り、既存のサンドボックスゲームよりもストーリー性を重視している。
ストーリーは全4章で構成され、基本的に荒れ果てた町に拠点を建造し、襲ってくる敵から町と人々を守っていくことでストーリーは進む。
次の【章】にいくたびに全ての持ち物とステータスが失われるが、セーブデータが各章で独立しているためクリア後の町を引き続き発展させることも可能。
高すぎる自由度ゆえに初心者には敷居が高い面がある『マインクラフト』などと異なり、ストーリーとチュートリアルを通して無理なくものづくりのノウハウが身につく作りになっており、この優しさはDQの面目躍如といったところ。
 
なお、よりサンドボックスゲームらしい自由なものづくりを行いたい人のために、ノルマや敵の襲撃がなく建造に集中できる【フリービルドモード】も用意されている。
こちらはストーリーモード中で条件を満たすごとに出来る要素が解放されていく。
 
ストーリーでは各章ごとに5つの【チャレンジ】と呼ばれるミッションが存在する。
いずれの章においても、一定期間内にクリアすることと、【キャンプレベル】を最大にすることは共通している。
ストーリーを進めるだけであれば達成する必要は全くないのだが、フリービルドモードでのレシピの開放条件となっている。
「一定期間内にクリア」と他の4つ全てを同時に達成するのは困難であるため、大体各章2周ずつプレイすることになっていたが、Nintendo Switch版は「一定期間内にクリア」がアイテムを一定以上入手することに変更された(そのかわり、条件が若干厳しくなったチャレンジも存在する)。
 
ゲーム中に流れる音楽はFCで発売されたDQであるDQ1~DQ4のものをアレンジしたもの。
【なつかしの竪琴】という家具を設置して、ファミコン音源風に変更することも可能。

操作 Edit

PS4PS3VitaSwitch動作
Lスティック移動
Rスティックカメラ操作
R3(Rスティック押し込み)画面タッチRスティック押し込みカメラリセット
タッチパッド
クリック
SELECT-設計図の詳細を見る
(設計図上のみ)
OPTIONSSTART+あたりをみまわす
(上空視点)
Y攻撃
X道具を使う
道具、装備欄整頓
Aメニューを開く
便利ボタン
×Bジャンプ
メニューキャンセル(戻る)
方向キー↑↓武器の切り替え
方向キー←→道具の選択
L1L攻撃の方向を上に
R1R攻撃の方向を下に

余談 Edit

ストーリーの進行ルートはDQ1で順当に進めた場合に訪れる町の順番を逆行する形となっている。
DQ1では順当に行けば最後に訪れる事になる【メルキド】から始まり、最終的にDQ1で物語のスタート地点となった【ラダトーム】を終着点としている。
一つに括られている【マイラ】【ガライ】(マイラ・ガライヤ編)も、この逆行に沿った形で登場する。
地続きではなく、こうしたルートの設定にもDQ1という作品をベースに作られたという丁寧さが窺える。
また、DQ1で出てくる魔物は全員登場している。DQ2以降の魔物も登場するが、こちらは魔物の仲間内では新参扱いされており、竜王軍内で確執が産まれている描写もある。
 
『アレフガルドを復活せよ』というサブタイトルについて、日本語の文法として変ではないか?という指摘も見かけられる。
「復活」が世界そのものである「アレフガルド」にかかっているのに、命令形の「せよ」は主人公に向いており、両者が「を」で繋がれているせいで違和感を覚えた人が多かったようだ。
サブタイトルが主人公(プレイヤー)への指示であると捉えれば、

  • 『アレフガルドを復活させよ
  • 『〃復興せよ』

アレフガルド回復の願いを表現する言葉なら、

  • 『アレフガルド復活(復興)せよ』

などの方が妥当ではないかという声も。
文法的に「せよ」はサ変動詞の「する」の命令形で、動詞に係るのが基本だが身分や抽象理念にも係る事がある。よって「復活せよ」は抽象理念の命令形だと考える事も出来るには出来るが、どうしてこのサブタイトルとなったのか公式からの説明が無いため、何か意図あっての事なのかは不明のままである。