【ニセたいこう】

Last-modified: 2020-08-06 (木) 14:46:54

DQ5

【ラインハット】城の【ボス級モンスター】。青年期前半でのボス曲の使われる最初のボス戦。
後述するようにラインハット太后(たいこう)の偽物。英語版での名前はfaux dowager。
 
王子【ヘンリー】が行方不明となり混乱する王国に潜入。
実子【デール】が王位についた【ラインハット太后】に化け、本物の太后を地下牢に幽閉して彼女に成り代わることで、王国の実権を掌握した。
あるいは太后になる前の王妃の時点で本物の王妃を拘留し、成り代わってからデールを王位につけることで王国の実権を掌握した可能性もある。
どうせ化けるなら太后よりは国王(デールか先代)にした方が、国を乗っ取るには手っ取り早い気もするが、国の警備の厳しい二人に対して、人目を忍んでコソコソとゴロツキと密会していた王妃の方が狙いやすかったのだろう。
国民には重税を課しつつ、未納者は理非を問わず次々と処刑。
一方で極端な富国強兵策を取り、軍備を増強した挙句「【パパス】のせいでヘンリーが行方不明になった」等という無茶苦茶な名目で【サンタローズ】の村を無理矢理に焼滅させる等、悪政の限りを尽くした。
これには城の兵士も薄々おかしいとは思っていた様だが、既に魔物を城内に徘徊させられており異を唱えることはできなかった。
【主人公】の故郷を堙滅させた点から多くのプレイヤーの怒りを買ったが、小悪党なので同作の【ゲマ】程に悪名高くは無い。
 
だが、そんな彼(彼女?)にも年貢の納め時がやってきた。
行方不明の王子ヘンリーとその仲間が【光の教団】を脱出、密かにラインハットへと帰還していたのだ。
民の生命を弄ぶ邪悪の存在を知った彼らは、魔物の変身を解くという秘宝【ラーのかがみ】【神の塔】から入手。
ラーのかがみに真実を映しだされ、ニセたいこうは遂に醜い魔物の正体を表した。
 
【ボストロール】【やまたのおろち】以来のお約束で、当然この後はボス戦となる。
それにしても、DQ3のボストロールと同じく為り変わった本人をなぜか殺さずに生かしているのだが、彼の場合は変化の杖を使っていないところを見ると【モシャス】で化けている可能性が高いので、化けるための本人が必要だったのかもしれない。
 
グラフィックは【エンプーサ】【デビルダンサー】の色違い。
PS2版では他のボスと同じく派手な装飾になっている。
 
SFC版ではフィールドグラフィックでは魔法使いのグラフィックで、リメイク後も一人称が「オレさま」なので性別はオスと思われるが定かではない。
倒されたのち、彼はこう言い残した。

「おろかな人間どもよ……。
 オレさまを殺さなければ この国の王は 世界の王になれたものを……。
 ぐふっ!

人に成りすまし、権力を盗んだこの魔物は、最後の最後まで人を愚弄し続けた。
ゆえに、いかに性根が腐っているかが分かるだろう。
そもそもこいつが支配している時期のラインハットでは王は実質お飾りに過ぎず、全ての権力はこいつ自身が握っていたので、仮にラインハットが全世界を征服したとしても「世界の王」の座に着くのはこいつである。
どこまでも人間を嘗め腐っており、だからこそ最後に人間に負けたのは必然であったと言える。

SFC版

HP:350 攻撃力:70 守備力:90 経験値:750 ゴールド:320
ドロップアイテム:【ふしぎなきのみ】(1/8)

大きく息を吸い込む(いわゆる【きあいため】)の次には攻撃ではなく【かえんのいき】が来るので、パッと見だと「火を吐くために息を吸う演出の無駄行動」に思えるが、本作のきあいための仕様上、実際はかえんのいきを吐いた後も効力が残っており、直後に使用する通常攻撃にキッチリと2倍の効果が乗っている。
攻撃力自体は70とあまり高くないので2倍ダメージになってもそこまで火力は出ないものの、かえんのいきがこの時点ではかなり強力。
火に弱い仲間はかえんのいきのターンには防御させておこう。
【スカラ】等で守備力を上げれば通常攻撃は一気に怖くなくなるので、守備力が低めな味方に優先して使っておきたい。
下記の通り【マヌーサ】が有効なので、たまに直撃することはあるがこちらで対処しても良い。
その他に【わらいぶくろ】【がいこつへい】を呼ぶ等、多彩な特技を使い鬱陶しい。
がいこつへいは放置しても良いが、わらいぶくろは厄介な補助呪文を多数使うので速攻で倒すべし。
 
油断して回復が遅れた挙句に死者が出たり、わらいぶくろの補助呪文で崩されたりしなければ負けない筈だ。
弱いがいこつへいを左右に1体ずつ呼んでもらえば、スペースの都合上わらいぶくろを呼ばれることは無くなる。
ただ、通常攻撃の回避率が高く頻繁に身をかわしてくるため、最後まで油断しない方が良い。
 
なお、人間キャラ2人(主人公+ヘンリー)が強制的にパーティに加わるため、モンスター枠は一つしかない。
炎系に耐性のある【スライムナイト】【ドラゴンキッズ】を仲間に入れておきたい。
この辺のボスにしてはHPこそ低い(参考までに【ゆきのじょおう】はHP600)が、守備力は高い。青年時代前半のボス級モンスターは、【ムチおとこ】といいこいつといい、少ないHPを削りにくくしてある。
幼年時代のボスが高いHPに任せて物量作戦を仕掛けてくる戦法が多かった時とは、良い意味で対照的。戦い方を工夫しよう。
【ルカニ】とマヌーサが確実に効く他、実は休み系が弱耐性しかない。戦闘開始直後にヘンリーの【ルカナン】を使っておけば、かなり楽に戦える様になる。
【イエティ】【おたけび】など休み系の特技がある仲間モンスターにそれらを使わせても良いだろう。
前述通りパーティーメンバーに制限が掛かるので仲間モンスター限定プレイでは実質一人で挑むのと同じになり、かなりの強敵となる。
 
余談だがSFC版DQ5のアイテムドロップの仕様上、手下を呼ばれた場合は先に手下を【ニフラム】などで消滅させない限り、絶対にふしぎなきのみを落とさなくなる。
本作では単一種の敵だけを倒した場合にドロップするのだが、その際に「最後に残っていた敵グループ」が対象なので、もしもニセたいこうを先に倒してしまうと「最後に手下が残った」ことになり、手下がアイテムを落としてしまう判定になる。
特に前述したがいこつへいを残す作戦をとる場合は注意しよう。

リメイク版

HP:650 攻撃力:130 守備力:100 経験値:750 ゴールド:320
ドロップアイテム:ふしぎなきのみ(1/8)

  • 行動パターン
    3段階ローテーション
    (打撃orわらいぶくろを呼ぶ)→(きあいためorかえんのいき)→(打撃orがいこつへいを呼ぶ)

4人パーティが組めるようになった代償か、猛烈に強化され一気に強敵となった。
弱い火の息を使わなくなったうえに、30~40ダメージだったかえんのいきの威力が40~60に上がったため強烈なダメージを食らう。
さらに攻撃力も倍近くなり、【判断力】が最高に引き上げられたため、きあいための次のターンに攻撃してくるようになった。
軽くビンタするだけで下手すると3桁ダメージを与えてくるその姿は恐ろしいものがある。
幸い主人公がスカラを覚える為、手早く味方に強化を施そう。
 
HPもあからさまに増えており、SFC版の感覚で攻撃していると削りきれないこともある。
耐性はSFC版とほぼ一緒だが、打撃の頻度が上がったのでマヌーサの有効価値が上がった。
守備力が100と高く、この時期としては【メタルスライム】【ガメゴン】につぐ硬さなので【ルカニ】【ルカナン】で積極的に守備力を下げていこう。
休み系の耐性も変わっていないため、イエティおたけび作戦も健在である。
また、【まもののエサ】の属性が変わった影響で、これにも高確率で食らいつく。
いいのかそれで。
火に強いスライムナイトは当然スタメン確定だろうが、新戦力の【エビルアップル】【おばけきのこ】の攻撃力も中々頼れるだろう。ただし後者2名は炎耐性が無く、3ターンごとにおいしく焼かれてしまうので危険。
スライムナイト以外ではドラゴンキッズも高い耐性を持っているので、そちらの起用もオススメだ。
場違いな攻撃力とブレスの威力は初見プレイヤーをビビらせるが、対策を打てば倒せない相手ではない。というより、仲間ばっかり呼んで攻撃してこないこともあるので、運が良ければ簡単に倒せることも。
この時期は仲間のレベルも低いので、レベルを少し上げるだけでも楽になる。
どことなくこの強化ぶりは【キングレオ】を彷彿とさせる。
 
なお、こいつに呼ばれるわらいぶくろの行動パターンが変わった影響で、呼ばれた次のターンに必ずマホトーンを唱えてくるので注意。
回復係がマホトーンを喰らうと致命的な事態に発展する。やくそうもできるだけ多く持っておきたい。
 
ちなみに服装が豪華になっており、単なるエンプーサの色違いではなくなっている。
リメイク版では【ゆきのじょおう】【オークLv20】など、ちょっと服装が豪華になったボスが多い。
特に武器を新調したボスは明らかに強くなっており危険度が高いのだが、こいつは武器を持っていないのに大幅強化された珍しいボスである。

DQR

第7弾カードパック「光と闇の異聞録」にて実装。戦士専用のノーマル。
原作ではボスであり、主人公の故郷を滅ぼした元凶なのだが。

2/2/3
召喚時:次に場に出る魔王系の味方ユニット1体ににおうだちを付与する

戦士はリーダー攻撃を多用するせいでリーダーのHPが減りやすいので、におうだち付与はありがたい。
死亡時効果を持つ【邪神官ハーゴン】などに使えるとより効果的だろう。