Top > 【ハーゴン】


【ハーゴン】

Last-modified: 2019-08-12 (月) 16:55:52

概要 Edit

悪霊の神々を崇拝する邪教の大神官。英語版での表記は全機種共通でHargon。
 
ストーリー上は悪の親玉とされており、DQ2のストーリーはハーゴンを倒すことを目的に進む。
だが、彼は死ぬ直前に自らを生け贄に真のラスボス【シドー】を召喚。以降のシリーズの【バラモス】【ムドー】といった、「ストーリー上ラスボスっぽく語られているがラスボスではない」ボスの先駆け的存在となった。
ただしハーゴン→シドー戦の流れは前作の【りゅうおう】の形態変化を思わせ(途中で回復の暇が与えられる違いもあるが)、シドーの人格(神格)も特に描写されないため、ハーゴンの立ち位置はラスボス第1形態のノリに近い。実際にDQMSLや星ドラといったソシャゲ作品ではハーゴンがボスとして表示されているが、倒した直後シドーとの戦いになる事が多い。
世界征服や人類の滅亡などといった目的意識や主義主張を持っているのはシドーではなくハーゴンであるため「最後に戦う敵はシドーだが、ストーリー上のボスはハーゴン」とも言える。そのため、DQ2のその後の話であるDQB2でも彼とシドーはセットになっており、同作では演出に過ぎないもののシドーと共にラスボス戦にも参加している。また、この作品ではシドー共々かなりの掘り下げがされている。
 
歴代ラスボス・中ボスが再登場したDQM1にも再登場するが、DQ9では彼より若干低いポジのバラモス・ムドー・【ドルマゲス】が再登場する中ハーゴンは登場できなかった。竜王やデスピサロといった変身する魔王が全て変身後の形態で登場しているので、やはりこいつはDQ2のラスボスの第1形態という扱いをされたから出られなかったのだろうか。謎である。
DQB2において、シドーを召喚した後シドーと一体化していたことが明らかになったので、恐らく9でもシドーと一体化していたから単独での登場はなかったのだろう。
また、DQ10でも後述する部下3人は出ているのだが彼自身は出ていない。こちらは今後追加されるかもだが。
 
その悪行は世界に轟いているものの、実際の姿はサンダル+涎かけに見える脇チラローブと威厳に欠ける。
またDQB2で掘り下げられる思想自体も多くの矛盾や破綻を抱えており、心身共に大物然とした雰囲気とは縁遠い。
ただし外見の微妙さや主義主張のみみっちさとは裏腹に、強大な力の持ち主なのも事実であり、DQ2で披露する戦闘力は勿論の事、大規模な教団を組織して人類を脅かすほどの組織力、更には時限式の幻かつ、比較的小規模とは言え多くの人々や魔物が生きる世界を創造するなど、ともすれば神々にさえ比肩しうる権能すら備えた、黒幕に相応しい怪物的な実力者である。
 
なお【ミルドラース】のように元人間なのかは不明と考えられていたのだが、イルルカの図鑑説明によるとシドーは人間の生き血を捧げることで目覚めるらしい。ハーゴンが自分を生贄にシドーを召喚したことを考えると、元人間だった可能性は高い。
小説版では配下の悪魔神官達は人間とされているため、ハーゴンも人間であってもおかしくはないだろう。
 
余談だが、登場作品によって得意分野が異なるのも彼の特徴。DQ2ではイオナズンを操り攻撃力も高い万能タイプだったが、モンスターズでは魔法系、モンバトでは物理系と戦闘スタイルが安定しない。
 
なお初出のDQ2では4本指だが、後の作品やフィギュアなどでは5本指になっている。4本指という表現に対する自主規制が原因だろうが、これでますます元人間説が高まった。

なお、一応ラスボスの第一形態に近い立ち位置だからか長らく色違いはいなかったが、星ドラに「マルネィ」、「セセニョンの忘霊」という亜種が登場した。
どちらも和装でかつ阿修羅のように顔が3つあり、セセニョンの忘霊はラスボスの後に受注出来るサブクエストで戦う裏ボスのような立ち位置となっている。
 
一部の作品にはCVがついている。
後述のCDシアターでは銀河万丈、DQB2ではいずみ尚、また、ライバルズでは鈴村健一となっている。
また、2015年にはDQMSLのCMで安田顕が実写版のハーゴンを演じた。

ハーゴンの衣装の印 Edit

雑誌『ファミリーコンピュータmagazine』(現在は休刊)に「D.Q.II Q&A」というコーナーがあり、ある時、

勇者3人の衣装などについていた、鳥のような印と、ハーゴンの衣装の印は一体何なのですか?

という質問が寄せられた。
これに対して【中村光一】は、次のように語っている。

ハーゴンや悪魔神官の衣装の印は、コウモリのようだね。
人の生き血を吸うコウモリこそ、悪魔の代名詞のようなもの。でも、どちらも、ドラキーに似てるなんて噂も…

後のDQB2ではこれを反映してか、モンスター達も「ドラキーとハーゴン教団のマークは似ている」と思っているらしく、破壊教団から物作りに鞍替えしたドラキーが教団のマークに似ていることをネタにされるシーンがある。

DQ2 Edit

万年雪に覆われた白銀の大地【ロンダルキア】に神殿を構え、悪霊の神々を呼び覚まし世界を破滅せんとする邪教の教祖。
【ムーンブルク】を滅ぼし、【ザハン】の漁師たちを海の藻屑にするなど様々な悪事を働き世界を恐怖に陥れる。
FC版の箱絵では主人公たち以上に目立っており、同じく描かれているシドーがネタバレとして気にならなくなるほど。
デザイン画ではデフォルメタッチの低い頭身で描かれているが、パッケージ絵ではリアル寄りな堀の深い顔立ちで描かれていて、まさに邪教の神官といった貫禄がある。
 
彼の手下の中には、【きとうし】【あくましんかん】など、各地に出現する邪教に仕える神官が多数存在する。これは魔王の率いる軍団ではなく、あくまでも邪教徒の教団であるという、ハーゴン軍団の特色のひとつ。
直属の騎士団も存在し、主にロンダルキアへの洞窟で勇者達を待ち構えている。
【ハーゴンの神殿】に登場する【アトラス】【バズズ】【ベリアル】の三幹部はまさにサブタイトルにある悪霊の神々たち。三体は突出した戦闘力を持ち、その力はハーゴンと張り合えるほど。
伊達に邪教の教祖を名乗ってはおらず、【ムーンブルクの王女】を犬に変えたり、リメイク版では【サマルトリアの王子】無力化するといった呪いによりロトの子孫たちを苦しめる。
殺しても生き返る勇者一行を倒す手段としては、中々に効果的と思われる(特に犬化)。
 
ところがいざ対峙すると「誰じゃ 私の祈りを邪魔するものは?」と完全に赤の他人扱いしてくれる。
そりゃ確かに直接対面するのは初めてだろうが、人相書すらない相手と戦っていたのかお前…
ラストバトル直前のテンションが最高潮に達するクライマックスだというのに、相手がバカなのか、こちらがバカにされてるのかよくわからない発言にポカンとさせられてしまう。まぁ王子たちの接近に気付かないほど祈りに没頭していた、という事なのだろう多分。
これに関しては、ライバルズでこの時点では背を向けていたというフォローが入っている。
その後「私を大神官ハーゴンと知っての行いか!?」という質問を投げかけてくる。
正直に「はい」と答えると当然怒らせてしまって戦闘になり、知らないふりして「いいえ」と答えると、親切に自己紹介してくれたあげくに戦闘になる。
前作のラスボスの質問は答え方によって展開が変わったのだが、今回はどちらに転んでも怒られる。一体どうしろというのだ。
この質問は教団での幹部の神官の間ではお約束ネタなのか、DQB2での教団の生き残りのたちは主人公と会った時には全員がこの質問をしてくる。ただし、こちらでは「はい」と答えると自分の名が知られていることを喜び、「いいえ」と答えると普通に自己紹介してくるだけである。ハーゴンは相手が明らかに自分の命を狙う敵だと気付いていたから、とりあえずお約束の質問してから襲ってきたのだろうか。
 
とはいえ表向きのラスボスだけあって、本人の戦闘力は充分に高い。
【イオナズン】をガンガン唱えてくる上、【2回攻撃】においても、攻撃力は魔法使いのような杖を持ちながら180を誇るという武闘派の一面も。
他にも【あまいいき】【ラリホー】といった搦め手も使ってくる。ラリホーはまだしも甘い息には毎回のごとく悩まされる。
呪文耐性も優秀で、全ての攻撃呪文に中耐性。そして【ルカナン】【マヌーサ】、ラリホーは一切効かない。
HPは230と上述の三幹部より低いが、当然のように【ベホマ】を使ってくる。おまけに判断能力が最高に設定されている為、HPが危険になったターンから優先的にベホマを唱えてくるのが非常に厄介。
その上素早さが150とはぐれメタルに次いで高いが、FC版では行動順はランダム要素が大きいためあまり活かせていない。
 
しかしこんなハーゴンにも弱点はあるもので、意外にも【マホトーン】が中確率で効く。ベホマを無力化する為にも、可能な限り【サマルトリアの王子】はマホトーンに徹しよう。ただしマホトーンが効いたら効いたで、甘い息の頻度が上がるし、高い攻撃力+2回攻撃があるので、呪文を封じたからといって安心できる相手ではない。
なお、ハーゴンですらも【パルプンテ】で「とてつもなく恐ろしいもの」が登場すると一瞬で逃げ出し、倒した事になってしまう。逃げ出したのに戦闘終了後は目の前で「お おのれ くちおしや…」と言って死んでしまうという、何とも意味不明な珍光景が見られるが、当てになる確率ではないので【ローレシアの王子】が倒された時の苦肉の策として知っておくと良い。
 
なお原画では頭の色は黒だが、ゲーム中では背景との色被りを避けるためか黄土色である。似たような要因でFC版3の【ゾーマ】も兜が黒から灰色に変更されているが、なぜ黄土色。

SFC版 Edit

HPが460と2倍にアップした。高い素早さも活かせるようになっており、王女でも先行することは難しい。
やはりマホトーンが結構効くが、回復呪文が【ベホイミ】になっているので、無理にかけなくても勝てる。
甘い息と新たに追加された【かえんのいき】は防げないが、それでも軽減が困難になったイオナズンを封じることが出来るため試す価値はあるだろう。
また、【スクルト】が強化されているので、打撃での事故を減らすためにも最初に2回重ねがけしておきたい。
なおマヌーサに完全耐性があるので、シドーや三幹部に有効なバグ技は通用しない。
しかし、仮にも魔族を統べる大神官なのに、回復呪文がベホイミ止まりというのはどうなのだろうか。バズズとべリアルはベホマを使っていたのに…。

スマホ版 Edit

戦闘の背景が十字架から変更された。

小説版 Edit

齢300歳。数十年前に魔界との交信に成功し、永遠の命を得た。…ということは自力で200歳以上まで生きていたようだ。
その教義は「悪は真。悪のみがこの世を救い、この世に栄える」。
人間を無意味に殺すのではなく、1人でも多く信者とし、悪の道に引き入れる事を目的としている。原作では邪教の教義が何かは明かされなかったが、まさに「邪な教え」といえる。
同小説版における神官属の敵キャラクターは、【まじゅつし】からあくましんかんに至るまで、魔物ではなく人間という設定になっている。
 
原作でマホトーンが通用することが反映されており、【ガルド】のマホトーンで呪文を封じられたところで王子たちに倒される。
戦いに敗れた際には、魔界から与えられた魔力(人間には深紅の光に見える)が全身から吹き出し、一気に300歳相応の老体と化していた。

CDシアター Edit

CDシアターにおける声優は銀河万丈。「開運!なんでも鑑定団」のナレーションでお馴染みだが、ダイ大の【クロコダイン】、DQHの【ディルク】も演じた大御所。
 
人間を襲撃すると同時に自身の教徒にしているのは同じだが、破壊神の生贄にする為となっている。
しかし、同じ人間だからか悪魔神官のサイヴァにだけはこの事実を告げていない。そのまま事実を告げれば反発は免れないと考えていたからだろう。
王子一行の討伐に失敗して戻ってきたサイヴァをバズズとベリアルが口々に罵っていた所に、それにより祈祷を邪魔され怒りの一喝を入れる所から登場する。
一旦バズズとベリアルを退け、サイヴァに「2度と失敗は許さん」と釘を刺した上で教徒獲得に徹底させ「その方の両親や妹を殺した愚昧なる人間を見返してやるが良い」と激励する。そしてバズズに【じゃしんのぞう】を貸し与え【海底洞窟】に向かうよう夫々命じる。
 
後にロンダルキアにて、ムーンブルクの王女ナナから教徒たちが辿った末路を知らされ自身に縋ったサイヴァを迎えるも、あっさり真実を告げた上用済みと宣告し、ベリアルを倒し駆けつけたローレシアの王子アレン達の目の前で致命傷を負わせる。
 
サイヴァ曰く如何なる呪文も効かず、ゲームと違いマホトーンを無効化し、ロトの装備を纏ったアレンとサマルトリアの王子コナンの連携を真っ向から撥ね退け圧倒していた。
そして致命傷を負いながらも生きていたサイヴァをナナ諸共殺そうとしたが、彼女を守らんと立ち上がったサイヴァの【メガンテ】でダメージを受け、その隙にアレンの渾身の一撃に倒れる。
最後は残った力を振り絞り、自らを破壊神への生贄として果てる。

ゲームブック(双葉社版) Edit

王子達を倒して自分が次回作DQ3の主人公になろうと企んでいた。実はハゲらしい。
青白いビームを発射する杖が武器。この杖はスイッチを押してビームを発射し、しかもエネルギー切れを起こす、つまり魔法の杖ではなく機械の類。確かに敵としてロボが登場するゲームではあるが…。

ゲームブック(エニックス版) Edit

最初は年寄りの姿で登場。しかしそれは偽りの姿であり、カイン(サマル王子)が結界を解く呪文である【トラマナ】を唱えると正体を表す。
悪魔神官デヌス、【キースドラゴン】【ダースドラゴン】と共に登場し、自身はゲーム同様にイオナズンを使用。
まずカインとナナ(王女)が交互に選択肢で指定した呪文を唱える。しかし正解と言えるのはパルプンテ→マホトーンのみで、それ以外を選ぶとその度にイオナズンと炎の集中砲火を喰らい大ダメージを受ける。
パルプンテを唱えると竜王のひ孫が現れてデヌスを丸飲みにし、キースドラゴンの相手を引き受けてくれる。その後マホトーンを唱えると、武器での戦闘に移行する。
HPが0になった場合は、カインがメガンテで敵を全滅させる。

DQM1・DQM2 Edit

どちらも【????系】として登場。【ギラ】【イオ】【タッツウしょうかん】を習得。
配合条件は【ワイトキング】×【メタルキング】という謎な組み合わせだが、とにかく面倒な組み合わせ。
だが、賢さの伸びが高いことに加え【マダンテ】を思いつく組み合わせの呪文を二つまで備えており、
少し条件を整えてやればマダンテに加え両親から受け継ぐ【ジゴスパーク】【ギガデイン】を使いこなすようになる。
余談だがハーゴンを生贄、もとい配合材料としてもシドーは生まれず、何故かバラモスの配合材料となっている。
そしてバラモスはムドーの配合材料。おそらく「前座ボス枠」で一連の配合になっているのだろう。
 
DQM1では井戸の底で謎の研究をしているそっくりさんとして登場し、更にクリア後に行ける【はかいのとびら】のボスとしても登場する。
本人はそれほど強くなく、【ベギラゴン】とイオナズンはここまで来たメンバーにとっては恐れるものではない。
だが、彼は召喚の特技でバズウを呼び出してくることに注意。バズズと間違えた?
ジゴスパークを連発するため、召喚が成功すると被ダメージが大幅に増える。本人よりも召喚対策が重要になるという妙な状況。
ちなみに同じく召喚を用いる【デスタムーア】が呼び出すのは、何故かバズウよりも1ランク下のサムシン。
ハーゴンを倒してもう一度はかいのとびらの最深部へ行くと、今度はシドーが待ち構えている。
PS版ではワイトキングの他【ラザマナス】を血統に【エンゼルスライム】を配合しても生まれる。邪教の神官を生むのに天使が必要とは何とも滑稽である。
 
DQM1ではクリア後に酒場のバーテンダーからこいつを作るためのちょっとしたヒントを聞ける。
「騎士はやがて貴族となり…」は【しりょうのきし】×2で【しにがみきぞく】に。
「キングへの道を辿る」はしにがみきぞくを用いてワイトキングが作れるということ。
「キングの称号を持つ者は邪悪な神官を生み出す!」はワイト『キング』とメタル『キング』でハーゴンが生まれるという意味だろう。
が、騎士が貴族となる過程以外はかなり分かりづらい。
実際、しにがみきぞくを血統にしてワイトキングを作るパターンなど結構あるし(【ぶちキング】を使うのが一番楽だと思われる)、キングの称号といわれても他に【キングスライム】とか【キングコブラ】がいたりする。

DQMJ Edit

アトラスの豆知識に名前のみ登場。

DQMJ2 Edit

悪魔系Sランクとして登場し、スカウトQの最終問題としても出題される。【デュラン】【スカルスパイダー】の配合で誕生する。
スキルは意外にも【いじょう回復】
単体で強力なスキルを持っているわけではないので、まともに使う場合は親の時点でのセッティングが必要となる。
耐性はザキ・マヌーサ・マホトラ無効、特性は【自動HP回復】【れんぞく(2回)】【マホトーンブレイク】
能力値はSランクだけあって全体的に高く、特に賢さとMPは900以上まで伸びる。
HPも830と結構高く、自動HP回復も相まって堅いのだが攻撃力は650と低く、ブレイクがマホトーンしかないので攻め手には欠ける。
 
今回はシドーがハーゴン経由でしか生まれなくなったので、専らそのために用いられる。
また、【ゲモン】との配合でバラモスが産まれるほか、【レオパルド】を産み出すための4体配合にも含まれるため、作る機会は何かと多いと思われる。
また、シドーは2枠で彼が1枠なのでシドーとハーゴンの主従パーティを組むこともできるが、wi-fi対戦では同系統制限に引っかかって実現不可。
悪魔系には強力なモンスターが結構居り、彼自身もかなり強いのだが、同系統制限のために割を食っている感がある。

テリワン3D Edit

GB版と同じく???系になった。もっとも、シドーも同様に???系になったので同系統制限をしている場合やはり一緒に出すことはできない。性別は基本的に♂固定。
特性は【れんぞく(2回)】【デインブレイク】
+値を増やすと、+25以降で【封じブレイク】、+50以降で【ときどきインテ】が解禁される。
DQMJ2のときと比べ、自動HP回復を失った代わりにデインブレイクとときどきインテを追加され、攻撃面で強化された。
【ジゴデイン】等の呪文攻撃や、封じを引き起こす技でのサポートがメインとなるだろう。習得スキルは変わらず「異常回復」。
 
配合方法は追加されていて、スカルスパイダーの代わりにワイトキングでも代用できる。シドーの配合経由にはこいつが不可欠なのも前作と同様。
にじのタマゴから結構な確率で生まれるが、【わたぼう】【ワルぼう】を狙っている時には「またか」と思うかもしれない。
余談だが、【めぐりあいの扉】に出現した彼を横から見ると、驚くべき体の薄さが確認できる。そのボディラインの不自然さは一時話題になった。後述のDQMB2とは大違いである。

イルルカ Edit

かつては全国のマクドナルドの「マックでDS」で日替わりでこいつのカギが配信されていて、火曜日に行くと受け取れた。
めぐりあいの塔では動き回っているので、驚くべき体の薄さを確認しにくくなったが、こいつのカギを使ってボスのこいつを横から眺めれば、その薄っぺらい体を思う存分堪能できる。
 
配合での作り方や配合先は前作と同様。
特性の面では、テリワンのものに加え、新生配合で【大賢者】が追加される。
あらゆる呪文攻撃にブレイクをかけることができるようになり、より扱いやすくなった。
メガ・ギガボディ化でAI1~2回行動、ギガボディ化でジャミングブレイクを習得する。

DQMJ3P Edit

無印版ではリストラされたが今作で復帰したモンスターの1体。
今作のラスボスの前座モンスターの優遇措置に伴い、???系のSSランクとなった。
シドーが前作でやっとSSランクに昇格したことを考えると、ジョーカーシリーズの彼は一律してシドーと同格扱いされていたことになる。地味にすごい。
今回はデュランと【トワイライトメア】か、シドーと【エンペラン】の特殊配合で誕生する。
一作開けても、SSランクに昇格しても、体の薄っぺらさは相変わらずである。
 
固定特性が【電撃ブレイク】になり、封じブレイクがジャミングブレイクに内包されたためか封じブレイクが【狂信者】に変わった事以外イルルカから変化なし。
超ギガボディ化で【最後の息吹】が解放される。合体特技は【闇獄凍滅斬】、合体特性は【超やみのはどう】
悪霊の神々3体との4体配合でシドーが生まれる。所持スキルは固有の【ハーゴン(スキル)】になった。

DQMSL Edit

【???系】のSランク。ガチャ限定。
「魔王」という特殊枠の為、通常の交換券では交換不可。
【転生】させることでSSランクの【シドー】となり、
更にハーゴンとシドーで分岐新生転生させるという、完全にシドーの第一形態扱い。

DQMB2 Edit

第四章以降、魔王として登場。肩書きは「邪神官」。
ステータスはHP:4800(2人プレイ:6000)ちから:166 かしこさ:199 みのまもり:58 すばやさ:115。
 
今作では元のデザインをある程度踏襲しつつも、7頭身の肉体派キャラへと変貌
オリジナルを知るプレイヤーならば、あまりのイメチェン振りに「お前誰だ!?」と叫ぶこと必至。
「イオナズン」も使うが、「狂乱脚」「じゃしんかんの邪拳」といった格闘系の技を主体に戦う。これは元のデザインや戦い方が【竜王】に似通っていたため、動きを差別化するために肉体派へと転向することになったんだとか。原作でのギガンテス以上の攻撃力で2回攻撃という武闘派な一面の再現もあるだろう。
ただ、そのせいで持っている杖がほとんど要らない物になってしまっている(「狂乱脚」は杖を投げてから攻撃、「じゃしんかんの邪拳」は杖を置いて殴りかかる)。
杖なんてただの飾りで、偉い人にはそれがわかっていないとでも言わんばかりである。
耐性は氷に強く、炎・爆発・光に弱い。とどめの一撃はシドーを呼び出してジゴデイン。
 
【レジェンドクエストII】では、バズズとベリアルを引き連れて登場。バズズの2回攻撃&ベリアルのイオナズンとのコンボが非常に凶悪。
全体的に打撃技と物理的行動不能が効きやすいので、【グレートアックス】のアックスドライバー等が効果的。HPが高いので、最終的にはとどめの一撃が必要になる場合もある。
 
「逆襲の魔王」ではレジェンド魔王カードの登場により、プレイヤーが使うことも可能になった。
使える技は上記の「じゃしんかんの邪拳」と「狂乱脚」。両方共単体攻撃技であり、会心率が高め。
モーションの数々があまりにもモンクタイプだったため、カードの特徴欄に「パンチのこうげきがとくい」などと書かれてしまった。
レジェンドクエスト2と同様、バズズとベリアルを引き連れている。排出率は1/200で、魔王の中では入手は比較的楽。
お供2匹の状態異常耐性に難はあるものの、会心の一撃狙いのハーゴン、イオナズンのベリアル、2回攻撃のバズズと攻撃面のバランスが良く、非常に高レベルでまとまっている。大魔王クラスとも安定して渡り合えるうえ、入手も左程苦労しない…と非常に頼れる1枚となっている。
 
原作における公式絵での全身図やドット絵では低い頭身でデフォルメされた姿であるため、本作のリファイン後のデザインは非常にインパクトがでかいが、パッケージ絵や当時発売されていたカードダスでは、7頭身でこそないが比較的リアルよりな体格で描かれており、見比べてみると、衣装のデザインの違いを除けば結構違和感なかったりする(バトルロードの方が若々しいが)。

DQSB Edit

第1弾で登場。今回もデザインは7頭身で、攻撃方法もバトルロードIIに根拠している。スペシャルチケットに破壊のカルテットが存在。

DQB2 Edit

CVはいずみ尚。
破壊と創造をテーマとする今作の黒幕として登場し、世界破滅を狙うボスキャラとしての動機が掘り下げられることになった。
オープニングの時点で既に三勇者に討伐された事が語られるが、その遺志を継いだ残党は勢いを失いつつも活動を続けている。
プロローグで【ハーゴン教団の船】の乗員が「ビルダーを集めろと言われている」と言っている通り、ハーゴンの教義や指示は、未だに方針として生き残っているようだ。
 
DQ2でロトの三勇者に討たれたものの、自らを生贄に捧げたことでチカラと記憶を失った破壊神シドーの中に「亡霊」として存在を残していた。自らの死後も残っていた幻の世界(DQ2本編でハーゴンの神殿内に作られた幻のローレシア城の外に広がる世界)に着目し、この世界を用いてシドーを復活させようと目論む。この幻の世界が消えずにいた理由は不明で、これにはハーゴン自身も驚いていた。
彼は敢えて【ビルダー】である【主人公】を幻の世界に引き込み、世界を開拓させ「創造の力」を増幅することで、その対極にある「破壊の力」も増幅させ、再び破壊神としてのシドーを復活させようとしていた。
力と記憶を失った破壊神である少年シドーと主人公が出合い、相棒として冒険を始めてしまう事までは計算外だったが、結果的にむしろ開拓は順調に進み、計画通り破壊の力が高まった所で少年シドーと分離。言葉巧みに主人公に対する少年シドーの不信感を増幅させ、破壊神を完全に復活させることに成功する。ここで初めて自身の正体をからっぽ島住人とプレイヤーに明かし、【しろじい】に致命傷を与え【破壊天体シドー】に少年シドーを連れ去る。
その後は【ハーゴン城】で祈りを捧げつつ、少年シドーに悪夢を見せることで彼を追い詰める事で破壊神への目覚めに導き、手始めに破壊天体シドーを粉砕させようと目論む。突入してきた主人公に破壊神シドーが倒され動揺するものの、人間的な少年シドーという弱みを切り捨てた破壊神シドーによる自身の居城崩壊を逆に喜び、共に主人公を待ち受ける。
 
序盤は「少年シドーにしか聞こえない声」として、自分の名前は伏せたままどこからともなく語りかけてくる。
破壊神と同じ名を持つ少年に対して「私とあなたは近い存在」と述べて自分が神に近い者だと仄めかし、「破壊神の力は世界を救う希望」と称して、何らかの危機に瀕している世界を「救う」ために導くかのような内容であり、プレイヤー側からも、名乗りこそしないが前作における【精霊ルビス】のようなキャラなのでは?と感じられる行動を取っていた。
結局の所、近い存在も何もシドーと一体化しているのだし、「救う」というのもハーゴン流の「救済」でしかなかった訳で、まさにまるっきり嘘ではないが真実でもないという、詐術のお手本のようなミスリードっぷりであった。
さらに【オッカムル島】のシナリオ開始直前あたりでシドーの力を解放してパワーアップを促し、要所でシドーをビルダーとともに成長させ、創造の手助けをするよう助言するなど、むしろ突き放すような態度だったルビス様以上に甲斐甲斐しく導いてくれるようにも見えるため、そのカモフラージュは堂に入っている。
物語が佳境に入り神復活も間近となってくると、小細工はもう無用とばかりに主人公との冒険を「茶番」呼ばわりしたり、「気に入らない人間は殺せばいい」など邪悪な本性を覗かせはじめるが、まさか導きのような声がハーゴンその人だったとは、驚いたプレイヤーも少なくないのではなかろうか?
 
シドーへの語りかけは終始物腰柔らかで、文字だけで見れば女性的とも言える丁寧な口調で話す。シドーは信奉する神であり、自分はそれに仕える神官なので当たり前なのだが、これもミスリードになっている。
人間に対しては高圧的にはなるものの、歴代の他の魔王達と比べてどこか知性を感じさせる威圧の仕方をする。彼が魔王ではなく神官である事がうまく表されている。
一方で、各島の教団員達を少年シドーが覚醒するための踏み台に利用し、悪霊の神々の幻影をゴミ呼ばわりし、自分の野望の役に立たないと見れば破壊神シドーと分離した少年シドーも同じくゴミクズ呼ばわりするといった自己中心的な一面も見せる。そもそも記憶を失い人間の姿になっていたとはいえ、言葉巧みに語りかけたり幻影を見せたりして自らの望む方向へ神を「導く」など、本来の立場からすればおこがましいと言えるかもしれない。
元からそうだったのか、後述のように自棄になったためなのかは不明だが、これらの神々を真に信仰しているのかはかなり怪しく、むしろ野望のための道具としか扱っていないようにさえ見える。あくまでハーゴンの信仰は「自身の願いを叶える神」に対して向けられるもので、願いを叶えてくれないなら神だろうと手下だろうと興味が無いという事か。
 
RPGに限らず多くのゲームがキャラクターボイス表現を採用する現代においても、DQシリーズは一部リメイク・外伝を除き原則的に会話イベントはボイスなしのメッセージ文となっており、キャラクターの声や印象はプレイヤーに委ねるかのようなクラシックな作風自体もDQシリーズの特徴となりつつある。
終盤になって口調が崩れ、本性と目的が露見しだす部分まで含めて、テキストメッセージだけの語りかけによる印象のミスリードは、このスタイルを利用した演出になっている。
DQB2も各キャラクターの短い掛け声や歓声などはボイス化されており、ハーゴンにも邪悪そうな笑い声が用意されているが、それを披露するのはOPと破壊神から分離した最終盤のみであり、亡霊としての正体を現す時まで、音としての声は一切出さない。
メッセージがフルボイスだったり、ボイスの端々にあの笑い声が混じっていたなら、もっと早い段階で善意の存在ではないと確信する人も居たかもしれない。今作のハーゴンは、プレイヤーまで含めて「人を欺く」演出が徹底されている。
怪しげな教団を立ち上げて人を欺き、洗脳していく「大神官」という肩書きは伊達ではなかったといったところか。
 
執念や奸智、魔力は健在なようだが所詮は亡霊ということか、ボスとして直接激突するシーンは無く、ラスボスである破壊神シドーにダメージを与える糸口が見つかるまでのイベントのような立ち位置になっている。
破壊神シドーが闇のオーラを纏った後、しばらく耐えていると主人公と少年シドーの前に現れ、諦めるよう促す会話が挟まるようになる。
その中で、「亡霊である自分にとって全ては儚い無でしかない」「誰にも自分の考えなど分からない」「モノ作りを復活させた所で、人の欲望は果てしなく、争いの元になって結局すべて壊れる」などと持論めいた事を並べ、「ならば初めから作らぬほうがいい」「世界が破壊し尽くされる様を見届けた上で消滅したい」と嘯く。
実際、これまで冒険してきた島では過去に資源の奪い合いなどが起こったのも事実ではあるし、こうした負の部分は前作でも描かれており、神の一人でもある【りゅうおう】さえも同じような事を言っている。
ただし、この考えは亡霊になってからの自暴自棄のようなもの。生前の彼の目的は破壊神の力で世界を壊した後に自分の望む世界を作ることであり、つまりはハーゴン自身も創造を求めていた。世界を作り替えるという点では、創造神の異名を持つDQ10の魔王と似た行動原理だったと言える。
最期はこれを看破した少年シドーに「来世ではいい仲間に出会えよな」と会心の一撃を叩き込まれる。
少年シドーの発言には彼自身にも思うところがあったようで、最後には仲間や物作りを「下らなすぎて反吐が出る」と見下しつつも「見事神を超える事が出来たら認めてやろう。仲間の価値を、物作りの尊さを」と言い残し、完全に消滅した。
 
今作では生前と死後の2度に渡り、しかも現実と幻、世界を2つも破壊しようと企てる往生際の悪さだが、逆に言えば「なぜハーゴンはそこまで世界の破壊を望むのか」という点が掘り下げられている。
望みの世界を作る前段階として破壊神によるリセットを狙ったハーゴンも、平和な世界を目指して魔物や魔王を成敗していった勇者やビルダーも、「目指す世界を作るための行動」という意味では同じだったという事になる。
ハーゴンの方は野望なかばで討伐され、それでも亡霊として存在し続けた結果、当初目指していたはずの目標が「望み通りにできないならすべてを破壊して終わりにする」という自暴自棄な目的に刷り変わってしまった。
しかし、世界を道連れに破壊するという目的は阻止され、捨て台詞の「破壊神を越えたら」も実現され、アレフガルドの変り身として自分に都合の良い状況を作り出したはずの幻の世界さえ、ビルダーと少年シドーの望む「別の新たな世界」に作り替えられてしまった。
これを亡霊ハーゴンの言葉にならって、野望も言葉も、自分で作った幻すらも全て「無」に帰したと見るか、あるいは「作り出した幻が新たな世界を産むきっかけになった」と見るかで、ハーゴンの末路の解釈は変わりそうである。
ちなみに途中までずっとシドーの中にいたのに何故かオープニングでは普通に部下を率いて存在している。DQ2時代の回想なのか単なるイメージなのかは不明。

アベル伝説 Edit

炎の大陸【レイアムランド】(ラーミアの神殿)を侵略し、支配下に治めたバラモス配下の将軍。
マグマを自在に操る能力を持ち、幻影によって巨大な姿を作り出すこともできる。
呪文は【メラ】【メラゾーマ】【ベギラマ】など。全部同じような演出の気がするが気にしてはいけない。
一度はヤナックの登場で撤退するが、ラーミアの神殿の目前で再び登場。
マグマ地帯という不利な地形でアベル達に襲いかかるが、そこで巨大な姿へと変身してアベル達を窮地に追い込む。
真の姿では口から猛烈な火炎を吐き出し、マグマの中を自在に動き回る。
圧倒的な力を発揮したが、ラーミアの神殿から放たれた光によって動きを止められてとどめを刺された。
 
バラモス配下の四将軍のうち、唯一まともに活躍が描かれた(他の3人のデスゲイター、ギバゴデス、大魔道はろくに出番すら無い)。
なお倒した後の宝石はマグマに落ちてすぐに溶けてしまったが、宝石モンスターの核でも特大サイズであった。さすがは将軍。
こいつの真の姿はシドーによく似ているため、恐らくは本家ゲームのオマージュだろう。
第29話、第35話に登場する。CVは永井一郎(第1部は一言だけだが、真地勇志。35話はテロップのミス)。