DQ7
ストーリー上12番目に訪れる地方で、【ハーメリア】の町を中心とした地域。
面積が大きく、ほぼ岩山に囲まれた北部と海に面した南部から構成される。
中盤の難所として知られるが、これをクリアすれば、久々の新たな仲間である【メルビン】を加えることができる。
ハーメリアの町から南方にある島々は【サンゴの洞くつ周辺】を参照。
過去
【謎の神殿】の黄の右下の台座から【ふしぎな石版黄】5枚で行ける。
ワープ地点は北西部にあり、近くの岩山沿いに【アボン】の村、そして村から大陸南部に抜けられる【アボンのトンネル】がある。
南部には【ほこらの教会】があり、そこから南の半島に【フズ】の村、東にハーメリアの町がある。
ハーメリアからさらに北東には【山奥の塔】があるが、橋がなく徒歩で行くことができず、イベントで出現するハーメリアの旅の扉経由で訪れる。
山奥の塔のイベントで、周囲を大洪水(というか高潮)が襲い、この地方は【グラコス】によって全て水没してしまう。
水没中は【イカダ】でフィールドを移動することになり、出現モンスターも主に【ピラニアン】など水系モンスターとなる。
全てが水に沈んだはずなのに、川や町のお堀に水が流れているように見えるのはご愛嬌。
拠点となる山奥の塔の他はハーメリア、フズを訪問可能で、新たにグラコスのいる【海底都市】を訪れることができるようになるが、それ以外の場所へは行けなくなる。フズとハーメリアも、水面に浮いている一部の人と話せるだけで施設は一切利用できず、現代への旅の扉も水没して利用不可能になってしまう。
つまり海底都市クリアまで山奥の塔のよろず屋以外では一切買い物ができなくなってしまい、装備を整えることができなくなる。当然【ダーマ神殿】にも行けなくなるので、転職もできない。
貧弱な装備・職業のままこの状態に入ってセーブしてしまうと詰んでしまう可能性があるので、万が一のために水没前のデータを別のファイルにセーブしておくことを勧める。欲しい装備はハーメリアの宿屋に泊まる前に整えておこう。
この水没イベント中は全域が海になっているため他の石版世界とは違った光景を見られる。
普通の石版世界は陸地の移動だけで終わるため海の向こうを見ることはできないが、ここだけ世界の隅々まで移動することができるのだ。
こう書くと他の大陸にまで行けそうな感じだが、そこは切り取られた世界。行けるところまで行くと世界の最果てを目にすることができる。
この世界の最果ても、地割れのように変則的な形になっているわけでもなく、丁寧に石版のように正方形に切り取られた形になっており、最果ての先には何もない無の空間が広がっている。
グラコスを倒すと水没していた大陸が元に戻り、現代のハーメリア地方も出現するが、過去の山奥の塔と海底都市には入れなくなるので注意。
重要なアイテムである【人魚の月】も手に入り、これを持ち帰れば現代で待望の【魔法のじゅうたん】に乗れるようになる。
また、過去にある石版をすべて手に入れた時点で、ハーメリアの現代よりも先に【プロビナ周辺】を訪れることも可能になる。
現代
【砂漠の城周辺】の南東に接する形で現れるが、徒歩での行き来はできない。
アボン(トンネル含む)とフズの2つの村が消滅しており、町はハーメリアのみとなっている。ほこらの教会は健在。
山奥の塔の手前の川には橋が架かっており、徒歩で行き来できるようになった。このハーメリアと山奥の塔では学者【アズモフ】関連のイベントがある。
旅の扉があった場所には【メダル王の城】が建っており、さらにその西には【メルビン】を仲間に加える場所である【世界一高い塔】があるが、この塔へ行くには魔法のじゅうたんが必要。
船に乗れば【グラコス5世】の住む海底都市にも入れる。
これらの場所で手に入る赤の石版をすべて揃えれば、【ルーメン周辺】と【マーディラス周辺】を訪問可能になる。これらはプロビナ地方と合わせて順不同で攻略でき(マーディラスへはメルビンの加入が必要)、自由度が高い。
東にはいにしえの賢者の住む【謎のほこら】があるが、ここに行くには【飛空石】が必要となる。
リメイク版
大洪水のシーンの演出が変わっており、PS版では海から迫りくる大波によって水没していたのが、リメイク版では降りしきる大雨による水没になった。
特技【つなみ】の削除と同様、2011年の東日本大震災を受けての変更だと思われるが、このせいで海の魔王であるはずのグラコスが海ではなく気象を操るという微妙な違和感が生じている。自粛によって生じてしまった不可解な点といえよう。
まぁ某星座漫画の海の神ポセイドンも雨を降らして似たようなことをしていたので、同じようなものだろう。
旅の扉が設置されている場所が丘の上になり、水没した旅の扉に飛び込んで現代に戻れるようになったため、転職不可能という難関はなくなった。
このお陰でハマりに近い状態に陥ることは無くなっている。
また、水没時の出現モンスターは【突げきうお】など現代の海と同じものに変更された。
このため、よほどレベルが上がっていない限りすれちがい石版を使わない人でもあまりレベルを上げずに熟練度稼ぎをすることが可能になった。
リイマジンド
メインストーリーでは8番目に訪れる地域。
過去・現代ともにほこらの教会が削除された。
過去へ行く台座の色が青に変わっており、青の右の台座から【ふしぎな石版・青】4枚で行ける。
リイマジンドでは【アイラ】を仲間に加えて4人パーティで訪れるようになり、さらに職業のかけもちがここから解禁される。
フズの村の南、大陸の最南端には【ブチュチュンパ・強】がいる。
シナリオの流れは従来版と変わらない。水没中の海上に出現するモンスターは現代の海上と同じだが、大幅にステータスが強化されている。
水没中は現代に戻れない仕様に戻ったが、今回は【ダーマの水晶】があるうえ、海底都市が信じられないほど簡略化されてただの通路となっているので、難易度は下がっている。
また、シナリオ終了後も【ルーラ】で山奥の塔へ行けるようになった。山奥の塔の周辺には【ちいさなメダル】も落ちている。
ルーラが使えるので帰り道も楽になったが、アボンのトンネルの宝物回収は忘れないように注意。
また、最速ならばアボンの村で【ふしぎな石版・灰】を拾った時点で【グリンフレーク周辺】を訪れることが可能になる。
グラコスが起こした洪水は【メイルストロム】の呪文によるものであると変更された。
そんな規模の洪水を起こせる呪文を使えるなら主人公一行ぐらい軽くひねれそうな気もするが……。
現代では山奥の塔のボスが変更されているほか、アズモフの石版を手に入れるために、彼を追いかけて再度山奥の塔を昇る二度手間が解消された。
また、今回はプロビナが削除、ルーメンも訪問可能タイミングが後倒しされたため、次に訪れるメインストーリーの地域はマーディラス一択になった。
【異変後】になるとメダル王の城付近に【ゴールドマン・強】が現れ、倒すと【きんのブレスレット】を得られる。
余談
上記の水没イベントの元ネタは旧約聖書にあるノアの箱舟だろう。
地上の人間が堕落したため、大雨を降らせて地上の全てを洗い流したという。
星ドラ
2017年7月中旬~下旬にかけて開催されていたDQ7のイベント(前編)で登場したが、そちらでは地盤沈下による水没という設定になっていた。
恐らく同年7月上旬に発生した九州北部豪雨を受けての変更と思われるが、このせいでグラコスが今度は地面を操っているということに…。