【ヒム】

Last-modified: 2024-01-04 (木) 16:17:47

ハドラー親衛騎団
【ヒム】―【アルビナス】【フェンブレン】【シグマ】【ブロック】

ダイの大冒険

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場するキャラクター。CVは三木眞一郎(ライバルズの【エルギオス】役)。
ダイの大冒険の単行本やjump comics perfect bookでの英字表記は【Hym】。
 
【超魔生物】と化した【ハドラー】率いる金属戦士軍団【ハドラー親衛騎団】の一人。【禁呪法】によって【オリハルコン】製のポーン(兵隊)のチェス駒から生み出された。
金属質の肉体を持つ屈強な青年といった外見で、眉辺りから上は頭部と一体化した装甲に隠れているものの、目鼻立ちはハドラーと似ている。
ポーンのチェス盤上での価値の低さと機動力の低さから幾度か一番弱い駒呼ばわりされた事はあるが、その実力は他メンバーと比べても全く見劣りせず、特に距離を詰めての格闘に関しては天下無敵。ポーンの「被害を恐れず果敢に突き進み、1つ前の敵を確実に殺る」能力を反映している。
【ザボエラ】を捕らえたまま、空中にいる【バルログ】【サタンパピー】の群れに軽々と跳躍して片手で全員を叩き伏せ、至近距離で放った【ダイ】【空裂斬】を難なくかわしてナイフの刃の上に跳び乗って見せるなど、その身体能力は緩急自在。
 
初登場は物語中盤。先走ってダイ達を襲撃したザボエラを連れ戻すべく、戦闘のまっ只中に現れている。
前述の手際でザボエラの手駒を瞬く間に壊滅させ、ダイの救出にやって来た【ポップ】達を救うと同時に圧倒的な戦闘能力を見せつける。その実力と不敵な態度は居合わせた【クロコダイン】をも戦慄させ、新たな強敵の出現を強く印象づけた。
 
対魔王軍前線基地の港町【サババ】では、顔見せも兼ねて親衛騎団全員が出陣。ヒムはポーンらしく先陣を切り、同じく先陣切って立ちはだかった【ノヴァ】と戦う。
この時も、ノヴァの必殺技【ノーザン・グランブレード】を受け止め、負った手傷は最初の一振りのかすり傷だけという強敵ぶりを発揮している。
ノヴァが自ら放った【マヒャド】【シグマ】【シャハルの鏡】で跳ね返されて凍りついた所を拾って容赦なく粉砕してトドメを刺そうとした矢先、遅ればせながらやって来た【ヒュンケル】に額をぶち抜かれ、次の標的をヒュンケルに定めた。
しかし、【アルビナス】の指示で渋々ダイと交戦、こちらでも激闘を繰り広げる。最初は剣を使えなかったダイを圧倒していたが、ダイとヒュンケルの連携で急所の核(コア)目掛けて【虚空閃】を撃ち込まれるも、アルビナスの援護で左肩を撃ち抜かれるに留まって命拾いしている。
自分の額を悠々と貫いたヒュンケルに対しては強い執着心を抱き、役割を果たして撤退指令が出た際には、彼に「自らの宿敵に定めた」と宣言し帰還した。
 
ハドラーが自らの誇りを示すべくアバンの使徒達に最終決戦を挑んだ時には、自ら宿敵と睨んだヒュンケルとタイマンでバトル。
しかし、新たなる光の力に目覚めたばかりの彼にまるで歯が立たず、【ブラッディースクライド】で核を貫かれると同時に【バーンパレス】から転落、一度はそのまま死亡したと思われていたが...

新たなる生命の証 昇格(プロモーション)

死の淵にあったヒムは、最後の戦いに臨むアルビナスとシグマ、そしてハドラーの最期の雄叫びを聞く。
ハドラーに創られた命を持つ彼は本来ハドラーの死と共に果てるはずであったが「自分一人になっても仲間やハドラーの意地をアバンの使徒達に見せつけ、一矢報いる」と強い思いと底意地が迸った瞬間、ヒムは主なくては生きられない禁呪法生物の枠を脱する新たな存在として蘇る。
彼は新たな一個の生命体となり、それは単なるチェスの駒としての昇格能力が働いただけでなく、戦いの中で散っていった他の親衛騎団やハドラーの命が宿った瞬間でもあった。
さらに、その経緯を伺っていたバーンパレスのモンスター達が自分やハドラーを侮辱した事で怒りが頂点に達した瞬間、彼の頭部にはハドラーの生き写しを思わせる銀髪が伸び、新たに溢れ出す凄まじい闘気と高速の格闘をもって周辺にいたモンスター達を瞬く間に殲滅。
昇格後の姿は原作タイトルにて「銀髪鬼」と形容され、スーパーライトでも「銀髪鬼ヒム」、星ドラでは「昇格ヒム」と呼ばれている。
そして改めてヒュンケルに戦いを挑み、ハドラーや自分を含む親衛騎団達の想いを乗せて奮戦するも、ヒュンケルの命を懸けた挑戦を受け、生死を分ける紙一重の差で再び敗北した。
敗れた自分にトドメを刺すよう覚悟を決めるが、逆にヒュンケルに手を差し伸べられた事で、彼との間に新たなる絆が生まれている。
 
【マキシマム】との戦いの後は自分も仲間と思っていたヒュンケルの意思を汲み、戦線離脱した彼に代わってダイ達の心強い仲間となる。その先で立ちはだかった【ミストバーン】との戦いでは、光の闘気が苦手なミストバーンを圧倒した。
真・大魔王バーンのもとにも辿り着き、レベルや戦闘能力の低い敵を封印する【瞳】の術の選別を受けることなく、決戦メンバーの一人として立ち向かった。
結局バーンには一太刀浴びせることすら敵わなかったものの、最前列で果敢に戦い続け、【カラミティウォール】を力ずくで突破したり、後の天地魔闘破りにつながる攻撃を二度に渡って繰り出すなど戦略上重要な戦士となり、仲間として彼らとの絆を深めた。
戦友シグマの遺品であり、ポップの天地魔闘破りの要となって砕け散った【シャハルの鏡】を見た時には、ダイ達という好敵手に巡り会えた素晴らしさを改めて想い起こしている。
 
バーンパレスの心臓部に落とされた際には、見よう見まねの【グランドクルス】で魔力炉の壁を撃ち抜く危険な役目に進み出て、親衛騎団同様の絆を感じた仲間としての想いを露わにしている。
莫大な生命力消費と反動を伴うグランドクルス発射で両腕が崩れ落ちる重傷を負うも、ポップの機転によって脱出に成功。
大魔王バーンとの戦いの後は【デルムリン島】に移り住んでいるらしく、「隊長さん」のチウやクロコダイン達と仲良くやっているようだ。

人物

血気盛んな熱血漢で戦いの先陣を切る事が多く、強敵との激突を心から楽しむ武闘派。
親衛騎団の中でも、武人となったハドラーの性格を最も色濃く受け継いでおり、常に正々堂々の真っ向勝負を望む。
また他のメンバーが冷静あるいは寡黙なこともあってか、台詞も開口一番あるいはアルビナスに続いて発言することが多い。
特に敵への宣戦布告や挑発、開戦の合図といった類は基本的にヒムが担当しており、戦闘だけでなく言動においても親衛騎団の先陣を担っている。
 
初登場時には弱りきったダイを容易に仕留められる状況だったが「不意打ちのような真似で倒しても面白くもなんともない」として交戦せずに帰還。
改めて本格的に激突したサババでは、弱点である核の位置を自ら暴露しており、また戦闘後はハドラーに感想を聞かれて「気に入った」「燃える奴ら」と答えている。
満身創痍のヒュンケルとの一騎討ちでも、命懸けのカウンター技を宣言したヒュンケルの賭けに堂々と乗っている。必殺技に拘らずに速度に任せて嬲り続ければほぼ確実に押し切れる状況を「死んでも勝ちたかったが、そんな勝ち方をするくらいなら死んだほうがマシ」と切り捨て、勝ち負けの「結果」よりも遥かに「過程」を重んじる一面を覗かせた。
かつてハドラーが禁呪法で生み出した【フレイザード】が卑怯だろうが危険だろうが勝てば良い、戦うのが好きなんじゃなく勝つのが好きだと「過程」に一切興味を持たず「結果」のみに価値を見出す性格だったのとは真逆であり、こうした戦いに対する姿勢や意気込みを見たハドラーからは「今のオレに一番似ている」と評されていた。
 
また仲間が傷つけば真っ先に駆け寄り、【ブロック】が自分達を庇って戦死した際は号泣したり、散っていった仲間達のためにも勇者と魔王両方に一泡吹かせてやろうと意気込むなど、親衛騎団の中でも特に仲間に対する想いが強い。
身勝手な単独行動を取ったフェンブレンが倒された時も、1人だけ「フェンブレンの仇を」と取り乱してシグマやアルビナスに制止されている。
 
一方で敵となれば容赦は無く、凍りついたノヴァへトドメを刺そうとした際には粉雪のように四散させてやると言い放つなど、ハドラー譲りとも言える残酷な一面もある。
ただ、これは惨いだけではなく「俺にはこいつ(ノヴァ)の気持ちがよくわかるのさ」「ぶざまに生き残るくらいなら美しく死んだ方が良いと思う人種がこの世には居るんだよ」と語り、情けをかけたり半端な傷を負わせるよりも上等な手段として選んだことを明かしている。「負け犬は散り際だけでも華々しく」と嘲ってこそいたが、プライドや潔さを重視する一種の美学と、そこから生じる彼なりのノヴァに対する理解も伺わせた。
また、この時は長々と口上を述べていたせいでヒュンケルの到着を許してモロにカウンターを食らい、自分で吐いた「上には上がいる」の台詞を突き返されるなど、余裕を見せて足元をすくわれるという、かつてのハドラーのような目に遭っている。
自分の必殺技を【無刀陣】のカウンター戦法で破る賭けに出たヒュンケルに対しても、失敗して技を食らえば欠片も残らないと威嚇しつつ「おまえさんにそんな惨めな死に方をして欲しくない」「最後まであんたらしくカッコ良く散って欲しい」と戦士の結末の理想像を語っている。
対するヒュンケルは「真の戦士ならば例え泥をすすってでも戦い抜いて、己に課せられた使命を果たす」という信念を返し、その覚悟と闘志にヒムは彼のことを改めて大した男だと認めている。
 
血の気が多く感情的ゆえに独断で動こうとすることもしばしばだが、常に忠誠心を忘れることはなく、指揮官役のアルビナスはハドラーの意思や安全確保を持ち出してヒムを抑えることが多い。
ストレートにハドラーの意を汲もうという気持ちも強く、ヒュンケルと【バラン】をまとめて消すべく決闘に割って入って奇襲を狙うアルビナスを「卑怯な行いはハドラーに咎められる」と逆に諌めたこともある。しかしこの時も、アルビナスが「意に反する事になってもハドラーを守るため」という理屈を持ち出した事で、結局は目を瞑っている。
ダイ達の仲間になってからもなおハドラーへの忠誠は変わることはなく、ミストバーンとの戦いに際しても魔王軍で唯一常にハドラーを高く評価していたミストバーンを一方的に叩きのめすのは後ろめたいとこぼしていた。
 
血の通わない金属の体でありながら激情のあまり涙を流し、創造者のハドラーさえ驚かせる場面もあった。この描写は、後に彼が一個の生命体と化す奇跡の伏線とも見える。
このシーンに限らず、熱い感情から涙を流した回数は全キャラクタ―の中でも特に多いという意外な一面も持つ。その内容も悲しみだけでなく、敵味方を問わず相手への感動や激情など、いかにも若き熱血漢といった涙もろさを見せている。
血の涙を流しながら死の淵から甦る瞬間といい、プロモーション後にハドラーの幻影を背負い立つシーンといい、様々な部分で創造物以上の関係性が描写され、ハドラー自身の存在感を強く受け継いでいる。
 
他方で、仲間内に馴染むに従ってポップのような三枚目っぽい描写も見られるようになる。
特に、最初は「ただのチビ」と見下ろしていた【チウ】とは相性が良いのか悪いのか、出会い頭には【獣王遊撃隊】に半ば無理やり入隊させられ「バッジの手持ちが無いから」と身体に直接隊員ナンバー12番を書き込まれて焦ったりしている。
ナンバーを書き込んだのは「オリハルコンにも書けてしかも絶対消えない【魔法の筆】」だったので、エピローグでも左胸の12の書き込みは消えておらずバッジもつけていないため、結局バッジは作って貰えず仕舞いだったらしい。
また、遊撃隊のしきたりで愛称をつけるよう迫られ渋々「ヒムちゃん」を選ぶ羽目になるなど、その妙に高いカリスマ性とキャラの強さに圧倒され調子を狂わされっぱなしだった。
ちなみに愛称の候補は「ヒムちゃん」、「ヒーたん」、「ヒムすけ」と、ポーンだから「ポンちゃん」の四つで、仲間モンスターシステムを初導入したDQ5と同数だったりする。
ミストバーンをぶん殴って「ヒムちゃん」と喝采を浴びた時には、金属生命体ながら鼻水を出す快挙を成し遂げている。動揺した際のギャグ顔までハドラーから受け継いだようだ。
体格でも戦闘能力でも大きな開きがある二人の凸凹コンビめいたやり取りは漫才のようですらあったが、ヒムが自身の蘇生と昇格を複雑な感情で語った際「悪に奇蹟は起こらないっ!!キミは正義の獣王遊撃隊第12号だから…それでいいのだっ!!」と真っ先に迷いなく後押しされたことには救いと恩義を感じており、以後は彼を「隊長さん」と呼ぶようになる。
 
ちなみに、ヒムは初登場時、チウをダイ達ともどもザボエラの呪文から救っており、立ち去るときにも、たまたまダイの剣を持っていたチウに声をかけている。
この時は不釣り合いな武器の方を注目していただけで、二人とも後の関係など想像も出来なかっただろう。

能力

格闘主体で接近戦を挑むスタイルを好む。
生まれつき【メラ系】呪文の力を宿されているが、プロフィールに「飛び道具として使用することはほとんどない」と書かれている通り、【ニードルサウザンド】のような魔法力発射型の技は使わず、メラゾーマのエネルギーを拳に上乗せして繰り出す超熱拳【ヒートナックル】が得意技。
昇格による生命力を得て闘気を纏えるようになった後は、超熱拳にさらに闘気を上乗せした【オーラナックル】も編み出している。
それに加えて段違いのスピードをも身に付け、その度合いは戦闘の天才たるヒュンケルや作中トップクラスのスピードを誇る【ラーハルト】をして認める程。
ヒュンケルは両者が戦えばスピードと技に優れるラーハルトに分があると分析しているが、ラーハルトではダメージを与えられなかったミストバーンをヒムは光の闘気技で圧倒しており、相性の問題が大きいようだ。
 
物語終盤には、崩壊するバーンパレスの心臓部から脱出するため、実際に発動したのを見たことがないにも拘わらず、構えと闘気の収束のみの見よう見まねのぶっつけ本番で腕を損壊させながらも大出力のグランドクルスを繰り出しており、技の観察眼にも優れているようだ。
この時、技の反動で腕が粉々に崩壊しながら倒れ、さらに脱出したチウの傍にヒムの姿が無かったため一時は死んだと思われ、涙ながらに「獣王遊撃隊の永久欠番」とされたが、実際はちゃんとポップが助けており、崖下でぼやいていた。
「ダイヤの9」から逃がそうとしてくれたハドラーの手を掴めず助けられなかったポップだが、今度はその生まれ変わりであるヒムを助けたのだ。
グランドクルスの反動で両腕は吹き飛んでいたが、最終回のダイが落下してくるシーンでは腕が復元しており、エピローグでも元気に巨岩を持ち上げていたため、誰かの回復呪文で治してもらった様子。
 
親衛騎団時代にも額や腕を大きく破損しているがほとんど痛覚はなかったようで、これはハドラーの魔力で修復されていた。
昇格後は一個の生命体と化したことで回復呪文を受け付けるようになり、破損したボディも瞬時に修復が可能となっているが、食事をする必要がないのか食べて効果を発揮する【薬草】は効き目が無かった。
同時に「創造者が絶命すると魔力が断たれ道連れで死ぬ」という呪法生命体の欠点も克服しているが、"ホイミ系攻撃呪文"である【マホイミ】【閃華裂光拳】も有効な身体になっているだろう。
また、昇格後は痛覚も生まれたようだ。
【はぐれメタル】【メタルキング】と同じような体質」と説明され、「オレ、あいつらと同じか…」となんとも微妙な表情をしていた。
ヒュンケルから胸に正拳突きを食らった際は口から血(らしきモノ)を吐くなど、もともと生物的な描写は無いでもなかったが…。
クロコダインと並んで「やられ役」になる描写も多く、右腕を破損したり両腕が吹き飛んだりと見た目にも派手な重傷を負っている。
金属生命体は簡単に再生できるため、生身の人間に比べると負傷役を演じさせやすかったのだろうか?
どんな動かし方をしてもまず間違いなくどれかは犠牲が出る兵士の駒らしいとも言える。
 
ホイミ系で再生できる体質になったことから、一部の読者から「ヒムの身体を削って回復呪文で治せばオリハルコンがいくらでも量産できるんじゃないか?」と、駒どころか無限に採取できる素材扱いをされている。……さ…最低の発想だっ…!!
 
最初に解説したとおり、親衛騎団の各メンバーは元となったチェス駒にちなんだ能力を持っていて、ヒムは「犠牲も厭わず突き進み真っ先に接近戦を仕掛ける」兵士の駒、ポーンである。
チェスのルールだとポーンは基本的に1つずつしか前に進めず、敵の駒を取る時だけはどちらか斜め1マス先に進んで取らなければならない。このためポーン同士が正面からぶつかったまま膠着することがよくある。
また、近接戦では両取りを仕掛ける攻撃性も持つなど、数が多く消耗される前提の駒ながら、最前線のぶつかり合いでは強力な戦力になり得る。
プロモーションによる昇格もチェスに由来し、これは「盤の一番奥まで進んだポーンは、キング以外の好きな駒に成れる」というもの。ヒムはハドラー=キングを受け継いだので例外的だが。
この他にも「初回移動時のみ前方に2マス進める」「敵のポーンが2マス移動してきた時のみ、斜め1マス進んで駒を捕獲する『通過捕獲(アンパッサン)』」という能力を持っている。
先陣を切って敵に突撃し生還より勝負を潔しとする性格、捨て身の決戦を選びがちなヒュンケルとの激突、昇格のエピソードなど、様々な要素にこれらが反映されているようだ。

勇者アバンと獄炎の魔王

ジャンプビクトリーカーニバル2023 公式ガイドブック(コミックス9巻収録)に登場。
シグマと同様に【ガンガディア】を尊敬し、彼同様に【ザボエラ】に憤りを見せた。

ドラけし!

イベント「ハドラーと最後の戦い」で実装。
限定ドラポンから排出される星4の黄属性で、スキルは菱形の範囲に物理攻撃する「ヒートナックル」。

クロスブレイド

第6弾で、他の親衛騎団メンバーとともに【ドラゴンレア】として登場。
必殺技は「ヒートナックル(超熱拳)」。

漫画版

第12話で登場。冒頭でキラーマジンガを特殊技ダメージブレイクで弱体化し、パンチ一発で沈めた。
次の戦いでは【がいこつ】【ホークマン】を率いて勇者パーティ(【ユウキ】、ダイ、ハドラー)と対決するも、主との思わぬ再会に驚きを隠せなかった。
もちろんハドラーとのタイマン勝負に発展するも、自身の特殊技と命を削る無茶な戦いぶりを見抜かれ全力の通常攻撃で敗北。
死ねば再戦できないという理由でハドラーは必殺技を使わず、彼からは命懸けと命を雑に扱うことは違うと諭された、

魂の絆

原作通り【ボス級モンスター】及び仲間キャラクターとして登場する。

銀髪鬼

昇格を果たし復活した際の姿。言語切り替え時の英語表記は「Silver-Haired Beast」。
原作を反映して【武闘家】の性能になっているが、長押しアクションはガードになっている。原作では使用していない格闘武器を使用する(グラフィック上は無手)。
光の闘気に目覚めたということで光属性の得意な物理アタッカーとなっており、【アフターバースト】?【ディスカバードアタック】?という本作オリジナルの特技を使い、ガチャなしで使用できる基本奥義は【渾身のディスカバードアタック】?
同時に実施されたガチャで【インパクトクロー】?を引き当てることで【オーラナックル】を修得できる。
 
サービス終了が発表されてからの実装となったためか、キャラ獲得イベントは実施されず、【絆の旅路】第1章第18話において加入する。
またインパクトクローと「オーラナックルの書」(オーラナックルの修得および強化に使うアイテム)も、【竜の軌跡】においてクリア報酬として獲得できるようになっている(ただし該当クエストをクリアできるだけの戦力が必要)。
 
【キャラクタークエスト】においては、同じハドラーによって禁呪法で生み出された【フレイザード】と出会い、ぶつかる一幕もあった。

敵としてのヒム

兵士ヒム

原作再現ストーリー【竜の軌跡】第13章などでボスとして登場。言語切り替え時の英語表記は「Hym the Pawn」。
ゲームの都合上、原作の攻撃呪文にあたるスキルでも普通にダメージを与えられる他、弱点として【冷】【突】属性が設定されている。

ヒム

昇格を果たし復活した状態で、【竜の軌跡】第22章においてボスとして登場する。肩書のない単なる「ヒム」表記となっており、言語切り替え時の英語表記も「Hym」のみ。