【ヒュプノスハント】

Last-modified: 2020-01-17 (金) 23:45:11

概要

DQ9で初登場した特技。
【眠り】【混乱】に陥った相手に痛烈な一撃を繰り出す技。間違えやすいが「ヒュプノスハン『ド』」ではない。
ハント=hunt、つまりヒュプノスの狩りである。
兄弟技といえる【タナトスハント】と比べて優っている点は、作品によってはタナトスハントよりも早期に習得できることと、毒にするより眠り混乱にする手段のほうが豊富なため他の仲間との協力が容易なことだろう。
 
ヒュプノス(Hypnos)はギリシャ神話の眠りの神の名前。
死の神タナトスとは兄弟。DQ10にモチーフとなっているボスが登場する。
2人は寿命を迎えた者の前に現れ、ヒュプノスが対象を眠らせた後、タナトスがその魂を冥界へと導く。

DQ9

【短剣の秘伝書】を所持し、かつ短剣を装備していると使用可能になる。
消費MPは3で、眠り・混乱状態の敵1体に対して通常攻撃の倍のダメージを与える。
 
【ラリホー】【メダパニ】などと連携すれば効果的に大ダメージを与えられる。
が、この攻撃も打撃攻撃なので、命中後に相手の眠りや混乱を解除してしまう事がある。
おまけに最も使いやすい短剣である【キラーピアス】を装備していると、眠り・混乱の解除判定が2回行われてしまう。
寝た子は起こさぬように呪文攻撃をしたほうが賢明かもしれない。
 
なおこの技、短剣教師の【ネージュ】によると授業中に居眠りする生徒にお仕置きに使うらしい。温厚な寮母のおばちゃんに見えて中々の過激派であった。

DQ10

【短剣スキル】のSP35で習得。消費MPは3。
眠り・混乱状態の相手には通常攻撃の約4倍(通常状態の相手には1.5倍)のダメージを与える。
相手を眠らせる【スリープダガー】という特技も登場したので、(毒同様)短剣だけで運用可能になった。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

【カミュ】【シルビア】が短剣スキルで習得できる特技。消費MPは5。
眠り・混乱状態の相手には通常攻撃の6.2倍(通常状態の相手には1.1倍)のダメージを与える。
ただし、その際に相手の眠り・混乱状態は確実に解除される。
 
シルビアは火力よりも補助によるサポート能力を求められることが多いのでほとんど使う機会が無い。
というかシルビアはこの特技を覚えさせるよりも、仕込みとして【メダパニダンス】を覚えさせる方が効率的。
とはいえ主人公とシルビアのれんけい技【デスドリーム】目的(というより、それが条件となるクエスト【寝耳に太鼓】)や周囲のひみつパネル習得の関係でとりあえず覚えさせることもある。が、覚えていても使われない。
そのため基本的にカミュが使うことがほとんど。以下の文章はカミュのヒュプノスハントを前提にした内容で記載する。
 
機種によってカミュの【ぶんしん】と併用した場合のダメージ計算の処理に差異がある。
PS4版では3人が攻撃し終わってから状態異常が切れる仕様(つまり6.2倍の3倍で18.6倍)だが、3DS版では「1人目の攻撃で状態異常が切れてしまい、後の2人の攻撃には状態異常によるダメージ補正が乗らない(6.2+1.1+1.1で8.4倍)」という仕様になっておりかなり弱体化している。
 
【スリープダガー】の隣にパネルが配置されており、2つの特技を組み合わせて使うことが想定されているようだが、今作では【ワイバーンドッグ】などをはじめ時間帯によって戦闘開始から眠っているモンスターがそこそこ居るので、スリープダガーと組み合わせるよりもそっちに使うことの方が多いだろう。
カミュで【二刀の心得】を早期に入手したいなら【ヴァイパーファング】【タナトスハント】のルートより断然早いのだが、ボス戦ではヴァイパーファングが通用することもあって、【タナトスハント】の方がずっと活躍する。そのため、遠回りしてでもヴァイパーファング→タナトスハントと進まれ、哀れにもスルーされてしまうことが多い。
しかも今作の雑魚戦は下手に搦め手を使うよりも火力でゴリ押ししたほうが安全かつ時間・消費MPの節約になることが多いので、とっとと全体攻撃技を撃ち込む方が手っ取り早く手間もかからず、その意味でも通常プレイでは使われない特技である。
 
しかし、この特技の本領は縛りプレイをした時。
「防具禁止」の縛りだと実質的に敵の火力が大幅に上がり、雑魚敵でも行動を封じないと危険だったりゴリ押しがききづらくなったりするので、普段から搦め手を使う頻度が上がってくる。
そんな時に、この特技は相性が良いのだ。
シルビアが【メダパニダンス】を、主人公やロウが【ラリホーマ】を覚えてから、つまり中盤以降が、この特技の本番。
というかそもそも、悠長にスリープダガーをかますのは非効率なことが多いので、メダパニダンスやラリホーマと組み合わせる方が遥かに効率的。
なので、この特技を覚えさせるならスリープダガーはスルーして、中盤以降にヒュプノスハントだけ習得するのが良いだろう。
タナトスハントと比べると、毒は仕込みが成功しても敵の行動を封じることはできないので危険度は下がらないし、麻痺は基本的に成功率が低いという欠点があるが、こちらのメダパニダンスやラリホーマでの仕込みは敵の動きを止めることができるため、危険度が大幅に下がり安全性が高いという利点がある。
ただ、「そもそも短剣自体の攻撃力が低い」という欠点はタナトスハントと同じなので、やはり【バイキルト】または【ルカニ】の支援はあった方が良いだろう。
敵の数が多いと、動きを封じることは必要でも、その後に「バイキルトではなく【ゴールドシャワー】を撃てば」「ルカニではなく【グランドクロス】【マヒャド】を撃てば」といったように、やっぱり全体攻撃でゴリ押した方が効率が良い。これらの全体攻撃なら眠りや混乱を解除しないし。
より強力な技が追加されるクリア後になるとゴリ押しができるようになり、役目を終える。
 
11Sから実装された「すべての敵が強い」縛りであれば、クリア後でも全体攻撃連発でのゴリ押しがかなりしづらくなって搦め手の必要性がさらに上がるため、ケースバイケースになる。
支援→ヒュプノスハントと全体攻撃連発のどちらが効率的かは状況によって違ってくるため、敵ごとの危険度やHP、耐性などを熟知しておき、戦闘の流れも見据えた上での判断力も問われる。
扱いが難しく、敵が強いほど必要性も上がるという点もあり、総じて熟練者向けの特技である。
 
なお、ボスにも眠りや混乱が効くヤツがいるため、行動を封じて補助をかけまくったついでにヒュプノスハントを狙ってもいい。【魔竜ネドラ】のように眠りや混乱がそこそこ効きやすい相手なら、やはり毒→タナトスハントのコンボよりも遥かに安全なのは利点と言える。
一応【ユグノアの子守歌】を用いればほぼ全ての相手に対して簡単にコンボできるが、ユグノアの子守歌に頼るときは基本的に態勢の立て直しを図りたい場合が多いため、倒しきれなかった場合に起きた相手の攻撃を受けるリスクを踏まえて使うか、立て直しが終わって相手がなお寝ている場合に使うにしよう。

イルルカ

タナトスハントと共々【斬撃】の特技として登場。
こちらでは全体攻撃となり、通常時の威力は通常攻撃の半分だが、眠りまたは混乱がかかっている敵には通常攻撃の2倍となる。
さらにダメージによってこれらの状態異常を解除しないようになっている。
【アサシン】【シャチホコの乱】等のスキルで取得可能。
 
海神の神殿のボスの【水竜ギルギッシュ】がお供の【アクアマリンホーク】【ラリホーマ】【メダパーニャ】を撃たせて自分はこれを使うという鬼畜戦法をとるためそれの印象が強いプレイヤーが多いと思われる。