【ビッグホーン】

Last-modified: 2024-03-10 (日) 17:32:43

概要

DQ3、DQ9に登場するモンスター。
【マッドオックス】【ゴートドン】の上位種族で系統最上位種。全身ほぼ緑色の毛皮をしている。
名の由来は実在する同名の生物(和名:オオツノヒツジ)であると思われる。
 
同じグラフィックなのに牡牛(オックス)だったり、山羊(ゴート)だったり、【羊】だったりと変遷の激しい系統である。

DQ3

【グリンラッド】【スー】地方など北東の大陸に出現する。
どちらもあまり陸地をウロウロするような場所ではないので、通常の攻略ではほとんど出会う機会がないモンスターと言える。
この属種はよく4匹で組んでくるが、コイツはスー地方中央部では何故か3匹までしか組まない。他の場所では4匹で組む。
グリンラッドは【ひょうがまじん】の出現率が高い(約8~9割)ので【ふしぎなぼうし】を狙って狩りをしていると必然的にコイツにも出会う機会が多くなる。運悪く用のないコイツらだけで出現されるのが続くと地味にイライラさせられる。
モンスターレベルは氷河魔人より1レベル低いので、FC版ならLv28のキャラを先頭にして【トヘロス】を唱えれば少なくともコイツのみの編成は封じられる。
 
下位種族のように呪文は使わないが、3/8もの確率で【あまいいき】を吐いてくる。
能力がそこそこ高いかと思いきや、HPはゴートドンよりも5、攻撃力は11上回るのみで、素早さに至ってはゴートドンよりも下回るありさま。
ちなみに最下位マッドオックスともHPが15、攻撃力が10、守備力が6上回るだけで素早さはそれよりも劣るという、もはや五十歩百歩な三兄弟。
一応、能力的には全体的に最上位なのでヘボ上位種とまでは言わないが【ギラ】連発で結構手強かった最下位種マッドオックスを思えば地味な存在であり、最上位種としての威厳が全く感じられない。
とは言え、【スノードラゴン】のような強敵と組んで現れて眠らされると厄介なので、先手を打って攻撃呪文などでなぎ倒そう。
また特に【一人旅】をしていると、眠らされたところを袋叩きにされ、目が覚めたと思ったらまたすぐ眠らされ袋叩きという【マタンゴ】にも似たコンボで永眠させられることもあるので、まんざらバカにできない一面もある。
【バギ系】なら確実に有効で、他の攻撃呪文や補助呪文もそれなりに効く。
 
【格闘場】でもあまいいきを吐きまくる。極まれに吐きすぎて引き分けになることもある。 
 
落とすアイテムは【せいすい】
 
ちなみにこの系統、FC版では常に盛大に鼻息を噴き出しているグラフィックだったのだが、リメイク版では鼻息はカットされている。
同じく【まほうつかい】系の魔力も【スノードラゴン】【サラマンダー】の炎も、リメイク版ではカットされている。
攻撃アクションの関係であると考えられる。

リメイク版

FC版では全身ほぼ緑色だったが、頭部の毛がピンクになった。
格闘場では【バーナバス】【どくどくゾンビ】と対決するが、高確率であまいいきを吐く所はリメイク前と変わらず。

【アルミラージ】【マタンゴ】より強いはずなのに【判断力】は低く、相手が寝ていても攻撃せずひたすら甘い息を吐きまくる事が多い。このため、引き分けの原因になりやすい所も同じ。
それでもあまいいきは高性能であり、ビッグホーンの高めのHPと攻撃力による通常攻撃との併用は強力で、生き残る可能性が他の2体よりやや高いので、かけてみる価値はある。

DQ9

【カルバド大そうげん】【ダダマルダ山】などに出現する。
DQ9のモンスターでは珍しく複数で登場することが多い。
あまいいきの他、【獣系】の再登場モンスターにありがちなテンション溜めも習得。
弱点は炎と闇属性だが、この段階では弱点をつきにくいので、他の属性も活用したい。
リストには「氷にとても強い」とあるが、実際は25%カットなので【ヒャダルコ】もそこそこ有効。
落とすアイテムは通常枠が【やわらかウール】、レア枠が【まじゅうのツノ】。納得。
 
ちなみにあまいいきを吐くのは、羊を数えて眠ろうとする人たちのため【おばけキノコ】をドカ食いしたからだそうな。
どうやらおばけキノコには口臭改善の効用があったらしい。お悩みの方はどうぞ。