【ファイア】

Last-modified: 2023-06-02 (金) 12:51:55

DQ5(リメイク版)

PS2・DS版DQ5における、仲間になった【ほのおのせんし】
装備は比較的軽装ながら能力が優秀で、なかなか頼れるアツい男である。

仲間になる確率

1匹目2匹目3匹目
1/641/1281/256

仲間になったときの名前

1匹目2匹目3匹目4匹目
PS2版ファイアモエールアチチカネマー
DS版

覚える呪文・特技

ステータス

Lv素早さ身の守り賢さ運のよさ最大HP最大MP経験値
初期4605635201413004070
最大40170128521604045001747141

耐性

強度属性
無効マホトーン、マホトラ
強耐性メラ、ギラ・炎、イオ、ザキ・麻痺、ラリホー、メダパニ、毒、休み
弱耐性マヌーサ、ルカニ
無耐性ヒャド・吹雪、バギ、デイン、メガンテ・体当たり

解説

SFC版では仲間にならず、リメイクにあたり新たに追加された仲間モンスターの1種。
【死の火山】内部や【テルパドール】周辺、【グランバニアへの洞窟】前半部で仲間にすることができる。
 
名は体を表すという言葉の通り、炎系特技を得手としながら戦士タイプとしても高い潜在能力を持つ。
初期ステータス・成長テーブルを【ドラゴンマッド】から流用してアレンジしているため、仲間にできる時期が早めである割には、全体的にステータスがかなり良い。しかも素早さ成長率がかなり上方修正されており、最終的には120台に達する。
メラ・ギラ・イオ・炎系に対する耐性が高く、しかもHPや素早さもレベルアップと共に大きく伸びていく。
特にLv15までのHPの伸びはとても良く、頼りになる存在。賢さが最初から20あるので、めいれいさせろの命令をきかず特技が暴発なんてことがないのもグッド。
力の数値はさすがにドラゴンマッドよりも下方修正されているとはいえ、平均的な前衛並みには伸びる。レベル10あたり、ちょうど青年時代後半に入るあたりからしばらく伸び悩むが、クリアレベル前後のLv15以降で再びグンと伸びる変則的な成長をする。
 
【装備グループ】【イエティ】等と同じく、鞭やブーメランといった複数対象の物が主流のグループ。
炎系ブレスによる全体攻撃もかなり便利で、特に火炎の息を覚えた後の中盤は抜群の活躍を見せてくれる。
同じく炎系ブレスを得意とする【ドラゴンキッズ】や、【ドラゴンマッド】などとコンビを組ませてあげれば、MP無消費でどんどん全体攻撃ができて面白いように戦闘がかなり楽になる。
炎系に強いモンスターが現れても、鞭やブーメランの武器攻撃があるから大丈夫。
上述の通り、青年時代後半あたりは力も伸び悩み、市販のムチ・ブーメラン系の武器もショボいのでやや火力不足になるが、カジノで【グリンガムのムチ】を入手していれば頼もしさはさらに増す。
加入直後の時期の強さや最終ステータスの印象が強いため、同じ装備グループの【アームライオン】より力が強い印象があるが、実は青年時代後半の時期はアームライオンの方が力(と素早さ)は若干強い。最初の印象は大事なのだ。
 
一方で、成長が遅く身の守りの伸びは悪く、防具もなぜか魔法使いタイプのため守備力が低めで、前衛には出しづらい。
またヒャド・バギ・デイン・冷気系には弱いという短所もあるが、終盤になるまでこれらの属性の上位呪文・特技の使い手は登場しないので、気にならない。というかこのうちデイン系は敵側の使用者が誰もいないので気にしなくていい。
また、終盤で出くわしてもHPの高さである程度はカバーすることができる。
吹雪耐性を装備で補いたいのであれば【ほのおのたて】が性能的にもイメージ的にもピッタリ。
他の防具も整えればさらに耐性は上がるので、終盤まで主力メンバーとして使うことも不可能ではない。
起き上がる確率が低くなかなか起き上がらないこともあるが、仲間にできればかなり楽になるはず。
ブオーン戦ではグリンガムの鞭と水の羽衣があれば激しい炎を無効~そよ風にできて、攻撃力も申し分ないので十分戦える。
 
レベルアップが遅いのに、はげしいほのおを覚えるタイミングがレベル30と異常に遅いのが難点。
100万以上の経験値を要するので、普通にプレーすればクリアレベルでも覚えるのは厳しい。
【ドラゴンキッズ】はレベル28と変わらないように見えるが、必要な経験値は半分以下の40万弱で、なんとか魔界前に覚えられる。
また、成長テーブル流用元のドラゴンマッドは半分のレベル15で覚えられ、経験値で言うと30万弱で3分の1以下。
さらに魔界まで到達すると、もっと成長が早い上にレベル10で覚えられる【グレイトドラゴン】も仲間にすることができる。しかもグレイトドラゴンは【しゃくねつほのお】まで覚えられるので、そのあたりが引退時となるだろう。
 
SFC版で激しい炎の習得が最遅だった【キングスライム】ですら43万程度でなんとかクリア前には覚えられるのに、炎の専門家とも言えるコイツが覚えるのがこんなに遅いのは、必要経験値を勘定に入れずにレベルの数字だけで決めたのではないか?とつい邪推したくなってしまう。
 
死の火山だろうが何処だろうが彼に話し掛けると、いつも「ぶるぶるっ 寒いなあ…」とぼやいている。
しかも、よりによって【みずのはごろも】を装備可能。彼自身の生命力に影響が無いのか心配だ。
相方の【ブリザードマン】は逆に【ほのおのよろい】が装備可能という矛盾。
装備グループの設定が雑だったという見方もあるが、他の炎系の武器や防具は普通に装備可能である。
あえて言うならば、装備グループは炎の戦士だけのものではなく他のモンスターとも共有のものなので、そちらの関係もあるのだろう。
 
なお彼にみずのはごろもを着せたとして、本人の着心地はともかく、相方と違って耐性補完としては悪い訳では無い。
彼は元から炎に強くはあるが、なぜか完全耐性ではないので、みずのはごろもを着て耐性を積み増しする事は無意味ではない。
【はげしいほのお】くらいまで無効化できる。
逆に弱点であるヒャド・バギ系耐性を補いたいならば【ダークローブ】を着せてやろう。
 
ちなみに2匹目に付けられる名前【モエール】は、スラもり1での彼自身の名前からきている。
4匹目の「カネマー」の由来は、Vジャンプを見ている人なら分かるだろうか。