【ブレミン】

DQ7（漫画版）

漫画【ドラゴンクエスト　エデンの戦士たち】に登場するオリジナルキャラクター。
【マシンマスター】こと【ロイド】によって作り出されたアンドロイド。
アンドロイドに魂を吹き込む研究によって作られた初号機であり、他の【からくり兵】とは違い、人のように思考して話すことができる。
だが、とある戦士の情報を投影して作った結果、元の戦士の人格が大きく反映されたために失敗作として廃棄される。
それでも生への執着のためかバラバラになったパーツを何日もかけて自分の手で修復し、いつかロイドに復讐するために廃棄場で剣の修業をしていた。
　
ダジャレが好きなひょうきんな性格だが剣の腕は確か。【からくり兵団拠点】の廃棄場でアルスと出会う。
ロイドの裏に【オルゴ・デミーラ】がいることを知り、ロイドも魔王の犠牲者だったと知る。
そのため、ロイドのような犠牲者を増やさないためにアルスに協力することを決め、アルスにからくり兵との戦いのコツと秘剣【ネコダマシーン】を伝授した。
そして脱出口から磁石を使ってアルスが脱出後、ロープで引き上げられることでブレミンも廃棄場から脱出した。
　
【マリア】とロイドの救出をアルス達に託し、からくり兵の生産を止めるために、アルス達と別れてからくり兵の動力源である魔気ボイラーを破壊しに向かう。
本来、魔気ボイラーを停止させれば自分も停止するはずだったが、何故か停止しなかったため、自分が生かされた理由を探すために一人旅立つことになる。
なおアルス達には顔を見せずに旅立ってしまったため、彼らからは恐らく死んだものと勘違いされていると思われる。
　
彼の元となった「とある戦士」とは出自を語る際に描かれたシルエット、キャラクター性、そして名前から【メルビン】と推測されている。
（MelbinのアナグラムでBleminとなる）
しかし本作が途中で打ち切られてしまったため、メルビン本人の登場・ブレミンの再登場いずれもないまま終わった。