【ヘイザン】

Last-modified: 2024-02-11 (日) 02:32:09

ビルダーズ1

2章に登場する女性。「~だな」「~だぞ」という中性的な口調で話し、拠点に来るまでは独りでアレフガルドを旅していたらしい。
その旅の途中に「伝説の鍛冶屋の子孫」なるいかつい男から、「わずかながら金属の加工に関する知識」を聞いたらしく、おそらく魔物に捕まる前の【ゆきのへ】に会っていたのだろう。
 
旅のとびら・赤の先にある湿地帯の小島で【じんめんじゅ】によって いつぞやの【ロロンド】のように埋められている。
飢餓の病に侵されており、【イワシの炭焼き】【フライドポテト】【サケのムニエル】【ブイヤベース】を順に与えれば救うことができる。彼女の看病にかかる日数は最低でも4日で、これは2章の登場人物の中でも最長。見かけによらず大食いなのか、よほど病が深刻だったのか……
 
快復すると「耳の中」に入れておいた【いのちのきのみ】をくれる。なんでそんなトコに入れていたのかはわからないが、本人いわく「宝物」を渡してくれたのでありがたく食べておこう。
その後は前述の鍛冶屋の子孫から聞いた知識を活かし、【銀】の加工について教えてくれる。
……のだが、主人公が持ってきた銀の鉱石を見て「こんなにカッチコチじゃ武器を作るのは難しそうだ! こりゃまいったな!」などと言って笑いだし、正直なところ特に彼女が役に立ったような様子は無い。
とはいえ、直後に彼女の「きみの ひらめいた時の アレを見せてくれ!」という発言で、主人公は【液体銀】の作り方を思いつくので事なきを得る。
 
前述のとおり一人旅をしていた身のはずなのだが、実は戦闘能力が皆無。
町がモンスターに襲われた際には、シスター老人病み上がりの元病人たちまで颯爽と石を投げたり木の棒でぶん殴ったりして防衛するのだが、彼女はただ情けない悲鳴を上げて逃げ惑うのみである。
そんなギャップが中々可愛いと、一部で人気があるとか無いとか。同じ非戦闘員でも情けなく逃げる野郎とは扱いに雲泥の差がある。【女尊男卑】が。

また、実は鳥類が大の苦手らしく「目を閉じる時に上からも下からもまぶたが閉じる感じがどうしてもダメ」とのこと。