DQ5(リメイク版) 
リメイク版DQ5における、仲間になった【サターンヘルム】。
仲間になる確率 
仲間になったときの名前 
イッチーの名前の由来は【市村龍太郎】だろう。
覚える呪文・特技 
ステータス 
耐性 
解説 
初期ステータス・成長テーブルは【ゴーレム】のものを流用しているが、圧倒的に下方修正されている。
HPはLv15まで不動。力はLv10まで不動な上にカンストしても伸びが25。素早さと運の良さに至っては伸び率が8と5である。
身の守りが高いが、装備が【おどるほうせき】などと同じもっとも貧弱なタイプなので底上げは難しい。
攻撃力も貧弱で、力が125程度にしか伸びないので攻撃役としては使えない。
また、人を呪ってばかりいるためか運の良さが異常に低く、敵から呪われるのに弱い。
まさに人を呪わば穴二つ。(DS版以降は完全に死にステだが)
覚える特技はめいそうの他、ザオリクやシャナクが使えるが最大LvでもMPは80ちょっと。
これではあまりにも使い勝手が悪い。他の特技もたいあたりやまぶしいひかりなど使えないものばかり。
そしてそのザオリクを習得するのに100万以上もの経験値が必要。
一応、耐性が高くバギ、デイン系を無効化しメラ系以外の呪文・息を3分の1に軽減するのだが、正直なところかなり使い勝手の悪いモンスターである。
せめて敵対時と同じように【呪いをかける】攻撃が使えたら、(実用性はともかく)唯一無二の個性の持ち主として評価できたのだが。
シャナクを覚えるのは、今まで他者を呪ってばかりいたことへの反省だろうか。
高耐性の上にめいそうを覚えるので前衛に立たせなければそうそう死ぬことはなく、育ち切ればいざという時のザオリク要員として悪くはない……と言いたいところだが、逆に言えばザオリクしかできることがなく、そのザオリクもカンストしても4回しか使えない。
その上(【5強】ほどではないとはいえ)仲間加入率が低いのが最大のネック。ザオリク要員ならば必ず加入する【男の子】や加入率の高い【オークキング】、ヘルムと同じ低加入率のモンスターにも【スライムベホマズン】などがおり、彼らはザオリク以外にも攻撃や回復など万能に立ち回れるため遥かに使いやすい。
またザオリクだけに焦点を絞っても、それぞれ習得経験値が12万、18万、8万。経験値100万以上も必要なヘルムよりもずっと早く覚えてくれる上にMPも豊富である。
耐性の高さで差別化しようにも、ヘルムのHPの低さと防具の貧弱さが足を引っ張る。……どうしろと。
リメイク版DQ5では使えないモンスターの代表格として【今更四天王】が存在するが、原因になったスレでの評価すら【ゴースト】や【ガップリン】と同等かそれ以下だったりする。
ちなみに、先述の通り貧弱な装備グループに属しているので、名前に反して【サタンヘルム】は装備できない。というか、本人の魂の抜け殻なのかもしれない。
装備できる頭部防具は【シルクハット】だけなので、兜を被る兜はできない。
このグループはSFC版では【やまびこのぼうし】も装備できたが、リメイクにあたって山彦の帽子が削除されてしまった。
とはいえこいつが使える呪文はシャナクとザオリクしかないので、例えリメイク版に山彦の帽子があっても結局ヘルムが装備することは無かっただろうが。
賢さが高く意外にもちゃんとした自我があるようで、人語を話す。
といっても、常に身体を欲しがっているだけ。気持ちは解らんでもないが…。