【ヘルワーム】

Last-modified: 2021-06-27 (日) 06:49:15

概要

DQ7に登場するボス級モンスター。
身体に無数のトゲが備わった、凶暴なイモムシの魔物。
体内に毒を持っている巨大な虫で、口から吐く糸を相手に絡ませて動きを封じ、毒でじわりじわりと弱らせる。
なお、色違いモンスターである【チビィ】も、種族的にはこのヘルワームであるとのこと。
 
グラフィックは【どくあおむし】と同じものが用いられている。
少年ヤンガスに登場する同名のモンスターについては【ヘルワーム(少年ヤンガス)】を参照。

DQ7

【ルーメン】に第三の災厄をもたらす存在。
チビィ関連のイベントを終えると大群でルーメンの町を襲撃し、場合によっては町を完全に滅ぼしてしまう。
【ヘルバオム】が倒された後に、奴が地面に空けた穴などから大量に出現することや、同種族のチビィが【ヘルバオムのねっこ】にくっついていたことも合わせると、ヘルバオムに寄生していたがそれを潰されたため新たな餌を求めて出てきたとも見られるが、闇のドラゴン時代に彼らを確認することはできず本当の理由は不明。名前の響きもヘルバオムに似ている。
チビィを殺してしまっていた場合は一夜にしてルーメンを滅ぼすが、チビィを殺さなかった場合はチビィが命懸けで戦ったことで恐れたのか撤退して行く。
 
町を襲撃した際には町のいたるところで住人に襲いかかっており、話しかけると戦闘になる。
1~2回行動で、通常攻撃の他に毒の息、糸を吐くといった攻撃をしてくる。
通常攻撃は先頭のキャラクターしか狙われない模様。
【糸はき】はこの系統のモンスターのみが使う特殊攻撃で、1ターン休み系の技。
こちら1人を行動不能にする。
また、毒状態も例外的に町中でダメージを受ける。もっともこの時点では大したことも無く何度もかけられることになるので、解毒は後回しでも構わない。
こちらが全滅するような強さを持っているわけではないが、HPが500と高いため倒すのに時間がかかるのが厄介。
攻撃呪文はどれも有効で、【ルカニ】も確実に効くためこれらを併用して素早く倒したい。
【まどろみのけん】【しっぷうづき】でとっととお眠り頂いてもらおう。
全てを倒す必要はなく、全ての家に入るとイベントが進行するようになる。シーブルの家を出た時の最初の1体と、全ての家を訪れてからシーブルの家に出現した1体は戦わなければならない。
ちなみにシーブルの家を出た直後の個体に全滅しても、普通のザコ戦で全滅したものと同じ扱い=ストーリー展開にまったく影響しない。
また、一度倒しても画面上で動かなくなるだけで、マップを切り替えると復活する。
 
ちなみにバグなのか仕様なのかは分からないが、こいつに町が襲われてる時はヘルバオムの時のような音楽に変わることはない。
そのため、最終的に町が滅びるか否かの瀬戸際のはずなのにも関わらず、少々緊張感の欠ける演出となってしまっている。
あるいは曲に変化が無い事で、被害も大したことは無いだろう、何とかなるだろう、と思わせておいて、翌朝外に出てみたら生存者ゼロの廃墟になっていた…というのが演出だとしたら、まあなんともショッキングである。
 
また、【チビィのかたみ】を使用するとコイツらの大群が押し寄せてくる。
ある意味ルーメンの第三の災厄の再来なのだが、味方としては非常に心強く、強力な攻撃手段になってくれる。

リメイク版

PS版と違い倒すと消滅するようになった。また、町の外に出ると復活するようになった。
町が襲われる時も音楽が変わるので、緊張感があるようになっている。
【モンスターずかん】にも登録されるようになったが、討伐数のカンスト(999匹)を目指すとなると相応の時間と根気が必要になるので、実行するにはそれなりの覚悟が要る。