【ベルクス】

Last-modified: 2026-05-04 (月) 16:49:45

勇者アバンと獄炎の魔王

第二部・先生編で【アバン】の敵として立ちはだかった魔界の8人の戦士達。
魔界最高の名工と謳われた武器職人の一族「ベルク」が生み出した武器を携えている。
フーガは「戦うために生まれてきた種族」と語っており、重傷を負っても動きが衰えない一方でその身体に流れる血は人間のそれと同じ。

ただし実は肉体の方ではなく武器の方が本体で、一つの人格のように強大な意思を持った「はぐれ武器」に分類される。
例えば槍は「魔槍のフーガ」と名乗っているが、これは「フーガという名の槍」といった意味合いであり、「魔槍戦士フーガ」ではない。

その為自身を振り回せる肉体が必要不可欠で、打ち負かした相手の心を消して肉体を乗っ取り、使い潰したら新たな肉体への乗り換えを繰り返している。
長寿である魔族は身体を支配しづらく、寿命が短いながらも地上の人間や獣人の方が最適としている。
そうして乗っ取った肉体は、本体の魔力を肉体に伝える受信機としての役割を持つ獣の仮面で素性を隠され、表情は虚ろなまま動かなくなり、助ける手段も無い操り人形と化す。
ただそのような状態でも元々の肉体が持っていた能力をある程度扱えるようであり、ベアーチェならば回復、ヒヒは占いといったような、元々の武器の性能とは関係が無さそうな能力を持つ例もある。
仮面の邪気が削れると肉体との連動が途切れてしまうので【空裂斬】等の「空の技」で一時的にダウンさせることはできるが、本体に関しては呪法の類で作られたものではなく武器としての強度も高いので空の技は特別有効ではない。
ただし空の技は「相手の弱点を見極めて攻撃する」ことが本質なので、矢という物理的破壊力も伴った弓殺法の「天空射」ならば特効となる。
同じ金属で作られているのも相まって同族の一対一では力が拮抗して決着をつけられず、ベルクス同士での実力の優劣をつける及び武芸百般のアバンの肉体を乗っ取る為に彼を狙っている(ただし多数派がアバンというだけで、彼狙いではない者もいる)。
 
「肉体を乗り換え続けることで実質不死身」という一見インチキじみた強さを持つ一団だが、「肉体が劣化する前に乗り換える必要がある」「格上すぎる相手に乗り換えるのは至難の業」「簡単に乗り換えれる弱い肉体で妥協するとジリ貧」という自転車操業のような綱渡りな一面もまたあり、それだけにアバンのような強い肉体に執着する説得力と本編での劣化しない最強の肉体を自在に操る能力のチートぶりを強調する役割も担っていると言える。
 
明確なリーダーは存在しないが、一応古参のリーダーを気取っているライゼ、天秤役を自称するタークス、「仲間」に執着するベアーチェが取りまとめ役を担うことが多い様子。
その中でも古参であり、何だかんだで立ち回りを心得ているライゼが実質的なリーダーとして場を纏めている。

小さな傷なら自然に修復するが、大破するとベルク一族が打ち直さない限り崩壊してしまう。

コミックス15巻のカバーによると名前の由来は八卦であり、それぞれの図に対応する属性を持たせようとしたが、魔法剣の使い手は【竜の騎士】のみだったため、名前の由来のみに留めたという。
ライゼ…雷 グロイサン…山 フーガ…風 スイグン…水 テンペスト…天 タークス…沢 ヒヒ…火 ベアーチェ…地 だろうか。

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