【ポイズンゾンビ】

Last-modified: 2024-01-21 (日) 20:02:21

概要

DQ6に登場する【ボス級モンスター】
英語版での名前はcorpsickle。
【月鏡の塔】の番人で、鏡に見せかけたガラスの向こう側に潜み、侵入者を阻んでいる。
鏡に写る主人公たちのように見える像の正体がコイツらだと気づくと襲いかかってくる。
 
グラフィックは【くさったしたい】の色違いで、金髪と紫色の肌、黄土色の服装となっている。
ちなみに他の作品では同属に【どくどくゾンビ】がいるのだが、今作ではボスとして登場するために格好をつけた名前になっているのだろうか。

DQ6

月鏡の塔の1Fで戦うことになる。ダンジョンに入っていきなりボス戦という珍しいパターン。
3体1グループで出現し、グループローテーションで行動する。
行動パターンは、通常攻撃 → 猛毒の霧 → わしづかみ → 毒攻撃 → 通常攻撃 → ホイミ の順番。
守備力や素早さはそこまで高くはないが、3体それぞれが【ホラービースト】なみにHPがあるため長期戦になりがち。
 
ルカニが高確率で有効なほか、マヌーサも50%の確率で効くので、これらを使用すると楽になる。
主人公はルカニを使ったあとに刃のブーメランで攻撃、ハッサンはひたすら通常攻撃、
ミレーユはスカラとマヌーサによる補助と猛毒の治療をメインにしつつ、余裕があれば通常攻撃をすると良い。
 
なお、猛毒の霧を受けて猛毒になった場合は、ターン毎にHPが削られるので毒消し草かキアリーで速やかに回復すべきなのだが、毒攻撃でただの毒を受けた場合は、逆に治療せずに放っておく方がいい。
SFC版では毒状態でも猛毒を受けるが、こいつは見た目に反して【判断力】が高い。
そして判断力の高い敵は、毒状態と猛毒状態を混同する。つまり毒状態のキャラに対して
「すでに毒に冒されているから毒系を仕掛けても意味がない」と判断し、猛毒の霧を吐かない。
ただの毒は戦闘が終わるまでは何の影響も無いので、かなりの荒業だが予め全員を毒状態にしてから挑む手も無い事もない。
リメイク版では、そもそも毒状態⇒猛毒状態の上書き自体ができない。
 
また、SFC版の公式ガイドブックでは「【ヒャド】【とびひざげり】が効果的」などと書いてあるが、これは鵜呑みにしてはいけない。
見た目の通り【浮遊系】ではなく、とびひざげりは会心の一撃が出ない欠点のみが残る。
ヒャドは攻撃手段の少ないミレーユが使うので悪くはないが、攻撃にMPを割くのも得策ではない。
こいつらを倒した後に攻略するダンジョン内部には【シャドー】などの強敵が多いので、ミレーユのMPは温存しておいた方がいい。
ただし、ボス戦である以上どうしてもMP消耗は避けられないし、一度倒せば二度と出現しないので、MP温存は考えずに戦い、戦闘後に一旦町に戻って出直す考えもありだろう。
 
落とすアイテムは命の木の実で、1/8という高確率で落としていく。
ボス戦ではあるが、余裕があれば何度かリセットを繰り返して狙ってみるのも良いだろう。
 
一応、系統どおりの特効が内部設定されているが、特効を突ける攻撃手段がまだないので無意味。
特効の【ゾンビキラー】【ゾンビぎり】、有効な【ニフラム】、どれもまだ使えない。
 
3体組で出現する序盤のボス、という点では前作の【ようがんげんじん】に近いものがある。
しかし前作と違って、こいつらは強力な全体攻撃は使ってこないので、さほど苦戦はしないだろう。

漫画版

漫画版では1匹しかおらず、【ホラービースト】の部下という設定。
鏡の中に身を隠し侵入者を阻むという設定から、月鏡の塔の鏡の中を自由に行き来できる能力を持っている。
最初、バーバラに襲い掛かったが、ボッツたちが駆けつけたところで一時撤退。
水晶を壊そうとしたところで、再度襲い掛かってくる。
 
だが、バーバラのメラによって一撃で倒されている。
なお、このメラはポイズンゾンビと共に月鏡の塔の壁まで破壊しており、明らかにメラの威力ではなかったりする。

小説版

妙にコミカルな動きで真似をしてくる個性的な3人組。
しかし、肝心の戦闘シーンは「なかなかしぶといやつらだった」とだけ評されてたったの2行で決着。

DQM3

ここに来てモンスターズ初登場。ゾンビ系のDランク。
毒沼に浸かったくさった死体が変化したもので、魔界の新星。だが性格は金髪の見た目に反して真面目らしい。
なお6出身である為か、攻略本に載っているイラストはDQ6と同じポージングである。

【煉獄峠の魔界】及び【覇王城の魔界】のいずれも上級に出現する。後者は赤い月が出ている時のみ。
ドロップアイテムは【くさったにく】、レアドロップは【ほしくずのピアス】
くさった死体と【毒つぼドラゴン】の特殊配合で生み出せる。
 
特性は【どくこうげき】【しっぺがえし】(Lv20)、【どくブレイク大】(Lv40)、【1~3回行動】(Lサイズ)、【どくどくボディ】(Lサイズ)、【根に持つタイプ】(LサイズLv60)。
所持スキルは【デビルスマイル】
 
【ビーンファイター】との配合で【ソイソルジャー】【しのどれい】との配合で【ボーンプリズナー】が生み出せる。
ソイソルジャーは特殊配合には使わないので、【まおうのつかい】【スカルゴン】で更に上を狙えるボーンプリズナーの配合に使うのがオススメ。

バトルロード2レジェンド

【レジェンドクエストVI】の2章で登場。【くさった死体】【しのどれい】と組んで現れる死体トリオ。
 
技は「どくどくのツメ」と「もうどくばくだん」。能力はくさった死体とほぼ同じだが、こっちは単体攻撃にも毒が付加されている。
攻撃モーションはくさった死体の使い回し。
 
なおビクトリーでは【レジェンドクエストII】の第二章で登場するが、DQ2には出ていない。くさった死体よりは格好がつくとでもいうのか。

星ドラ

DQ6イベントで登場。構え方はDQ6以外のくさったしたいと同じになっている。