【ポルトガの灯台】

Last-modified: 2020-06-15 (月) 00:09:56

DQ3

【ポルトガ】の対岸にある灯台。と言ってもフィールド上の見た目もBGMも【大灯台】と違って【塔】ではなく【ほこら】
FC版の【公式ガイドブック】での名称は「イシス北のほこら」となっているが、リメイク版で名称変更された。
イシスから歩いて行けない場所であり、距離的に遠くてわかりにくいためと思われる。
なお、FC版では2階層の簡素なほこらだったが、リメイク版では灯台らしく4階層になった。
船をもらって海に出るとすぐ目の前にある。
 
2階(リメイク版では4階)に海の男と名乗る【あらくれ】がいて、船を手に入れてからの進路を教えてくれる。
最初に南に向かって【テドン】の岬、陸沿いに行くと【バハラタ】、さらに進むと【ジパング】があると教えてくれる。
さらには、6つの【オーブ】の情報まで教えてくれて、オーブを全部集めると船を必要としなくなるとまで教えてくれる。
ただしテドンはあくまで岬としての言及のみであり、そこに村もしくは何らかの施設があることは特に示されていないため、村は自力で探す必要がある。
もっともこの時点でテドンの村にたどり着いても、【さいごのかぎ】が無いので【グリーンオーブ】を入手できず、しかも【ルーラ】に登録されない場所なので二度手間となる。
とは言え、テドンではこの時点で最強の武具が買えるので全くの無駄足というわけではない。
その前後のムオルやランシールと比べても明らかに品揃えが良いので、上記のように自力でテドンを見つけた者に対するボーナス的な措置と捉えることもできる。
(但し、ゴールドが足りず直ぐには買えないケースも多い。)
しかも、そのテドンでは「最後の鍵を手に入れるために【ランシール】へ向かえ」という話が聞けるので、ジパングを後回しにして先へ進む情報も得られる。
一方で、テドンをスルーした場合ではジパングで「【きえさりそう】の売られている島」すなわちランシールの場所を聞くことになる。
この時に「せいなるかわのまち」の南という表現が使われているので、ヒントとしてあえてバハラタ経由の航路が示されているものと思われる。
この場合はランシールよりも後にテドンに来ることになり、品揃えとしても妥当な線になるので、こちらのほうが順路のつもりだったのかもしれない。
 
リメイクでは、教えてもらえる航路がランシールや【アリアハン】を中継する形に変更されている。
また「今の言葉をよおく心にきざみこんでおけよ」と【記憶システム】を推奨するようなセリフで締める。
ちなみに記憶システムが削除された移植作でもセリフはそのままであるが、もちろん文字通りプレイヤーの記憶に留めると捉えても何ら違和感はない。
 
1階には【旅の扉】があり【レーベ南の草原】に繋がっているが、そこ以外行くことができないので有効活用はできない。
ルーラが使えない状況下で【アリアハン】に戻る必要がある場合は使えそうだが、この旅の扉を使うには最後の鍵が必要。
 
頑張って…どころか超廃人級なやり込みになるが、アリアハン大陸で【アバカム】を覚えれば全ての鍵入手をすっ飛ばしてここに直接来ることもできる。だが、ここから徒歩で行ける範囲に町や施設は何もないので残念ながら特に意味はなく、報われるとは言えない。

余談

地形がここだけ少し北に出っ張っているので、現実世界でいうとおそらくジブラルタル海峡の南側の沿岸にあると思われる。
このあたりには『セウタ』という港湾都市があり、大航海時代初期(15~16世紀)にはポルトガル領となっていた(現在はスペイン領)。
DQ3の世界観は、【くろこしょう】に関するイベントなど大航海時代を意識したものとなっており、
当時のポルトガル本土と海外領土をそのままDQ3の地名にも反映させたものだといえる。
さらに、FC版で紹介される航路は実はなんとヴァスコ・ダ・ガマのインド航路そのものであり、実際のポルトガル人の船団が日本(ジパング)に到達したときの航路と同じである。
いざジパングに到達すると弥生時代をやっているわけだが、こういった細かい演出も本作の魅力の一つである。