【マァム】

Last-modified: 2020-01-01 (水) 01:50:34

 パーティメンバー:ダイの大冒険

【ダイ】【ポップ】―【マァム】―【レオナ】【クロコダイン】【ヒュンケル】【アバン】

ダイの大冒険 Edit

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場するヒロイン。アニメでの声優は冨永みーな。
かつて【アバン】と共に【ハドラー】と戦った仲間、戦士【ロカ】と僧侶【レイラ】の間に生まれた娘。
【アバンの使徒】の一人で、年齢は16歳。魂の力は「慈愛」。
ダイたち一行に加わる前は、既に故人であった父や、城の守りに向かっている村の男性たちに代わり、
生まれ故郷である【ネイル村】を守っていた。
  
【ダイ】達の仲間に加わった当初の職業は「僧侶戦士」。父親譲りの力と、母親譲りの回復呪文のほか、アバンから譲り受けた銃【魔弾銃】【ハンマースピア】で戦っていた。
たとえ敵であっても相手を傷つけることを好まない性格ゆえか、使える呪文は回復系に傾倒している。しかし、回復呪文は【ベホイミ】止まりで、攻撃呪文に至っては【バギ】を含め全く使えず、ラインナップはかなり限られている。その上、作中で新しい呪文は一つも覚えておらず、弱点は専ら魔弾銃で補っていた。
設定上は【ザメハ】も覚えているようだが、作中で眠らされる場面自体がほとんどなく、数少ない活躍の場でもマァムが不在だったため、結局一度も使うことなく終わっている。
 
【フレイザード】戦後に魔弾銃が壊れてしまってからはパーティーから一時離脱後、拳法の神と謳われた、かつてのアバンの仲間である【ブロキーナ】に師事し【武闘家】へと転職した。
これにより、元々の力に加えて素早い身のこなしを身に着けた。
 
ダイの仲間の一人、【ポップ】にとっては特別な存在で、同じく彼に思いを秘めている【メルル】にとっては恋のライバル…のはずなのだが、当初彼女はポップの好意に気づいていなかった。
その後、紆余曲折を経てどうやら「友達以上恋人未満」という関係には到達した模様。
 
【バーン】との最終決戦の後、行方不明のダイを探す為、メルルとポップと共に旅に出ている。
 
因みにスリーサイズはポップの見立てによれば、B88、W59、H90との事。
もちろん良い子の皆はこんなセクハラをやってはいけない。
参考までに、2歳年下のレオナのスリーサイズはB83、W53、H85。
年齢差や成長期な事もあり、マァムの方がほんの一回り大きめな事が判る。
プロポーションが良いこともあるためか、ミストマァムも含め今でも人気が高い。
 
なお、これだけ胸が大きいにも関わらず、ブラはつけていないらしく、【カールの法衣】に着替える際は(メルル共々)上半身裸の状態から直に着ていた。戦闘中、邪魔になったりしないのだろうか…。(もっとも、「ダイ」世界にブラジャーなるものが存在するのかどうか自体が不明なので、無いとしたら、付けていなくて当たり前になるのだが。実際、他の女性キャラも、付けている様子が無い)

性格 Edit

男勝りな性格の持ち主だが、内面は献身的かつ母性的、要はパーティーの肝っ玉母さん。
実際、彼女の名前の由来も英語で母親を意味する「mom」から来ている。
敵味方問わず生命を尊重する慈愛の持ち主で、後述する【ザムザ】との戦いでは弱い生命をゴミと呼ぶザムザに

「生命にゴミ同然のものなんて……ひとつもない!たとえどんな生物でも……それがわからないとしたら……あんたこそ本当のゴミよっ!」

「…なら教えてあげるわ、生命の痛みを」

と激昂している。
しかし人に与える愛は深いのだが、恋愛に関しては奥手で鈍感であり、まだ良く分かっていない。
鼻の下を伸ばすポップに度々ヤキモチを焼いたりしているが、自覚もない。
 
戦闘能力については【クロコダイン】との初戦闘の際には【キアリク】弾によるダイの治療や【ヒャダルコ】弾による援護、【フレイザード】戦では不利な場合はダイを殴ってでも戦線離脱するなど判断力に優れる。
しかし、アバンの仇である【ハドラー】を前にした際には激昂し、実力を弁えずに立ち向かい手酷く返り討ちに遭う一面も見せた。
バーンとの第1Rでは、偶然【閃華裂光拳】がかすって彼の左腕を粉砕。不意を突いたレオナを除けば、ダイ以外でバーンの体に直接傷を負わせた唯一の人物となった。
終盤では、魔甲拳を装備してメタルフィストを装着し、さらにダッシュで勢いがついていたとはいえ、普通のパンチでオリハルコン製であるアルビナスのマント状の部分を破壊できるまでになっている。
 
【ヒュンケル】に好意を持つ【エイミ】が彼に積極的なアプローチをする所を目撃したのを切っ掛けに自身へ向けられる好意に対して考えるようになり、メルルや【アルビナス】の愛する人を護るための行動を通して「自分へ向けられる愛」について多くを学び取っていく。
 
また、敵味方問わず傷ついた者に対して優しさを見せることが多々あるが、良く言えば優しい、悪く言えば甘い一面(偽善的)であり、アルビナスからは「虫酸の走る良い子ちゃん」と嫌悪されたことがある。
 
そんな彼女だが、アルビナスとの戦いの中、アバンの元を卒業する際、「正義なき力が無力であるのと同時に、力なき正義もまた無力」の教えを受け、"愛や優しさだけでは必ずしも他人を守れない"と自らの教訓としたことを思い出し、改めて悟った後改めてアルビナスへ決然と戦いに立ち向かい、死力を尽くした戦いが出来るまでに成長した。
彼女との戦いの後、互いの想いの強さを知り、一人の女性としてアルビナスからハドラーの行く末を自分の代わりに見届けてほしいと遺言を託され、禁呪法で作られたかりそめの生命体である彼女の中に確かな人間の女性としての愛が芽生えていたことを感じ取りつつ最期を看取った。
 
ちなみに、そのスタイルの良さからか、ポップや【マトリフ】からセクハラ紛いのことをされる事が多く、胸を指でつつかれたり、揉みしだかれたりする場面が多数見受けられる。
この場合には慈愛なんて何のその、羞恥と怒りでセクハラ相手に容赦ない制裁を与える。
故意か不本意か、ポップがマァムの体に触れてボッコボコにされるのはダイ大のお約束行事になっている。
武闘家に転職してからはパンチラやモロパンの頻度が上がる等々、お色気度が120%上がるという読者をある種の性癖を目覚めさせる切掛けになりかねない、逆セクハラ度が上がった偉大な「パーティのお袋さん」キャラ。
なお、【ミナカトール】習得のために彼女と同伴したメルルは、動きやすいという理由で××なことをした彼女に対してかなり御冠になり、普段おとなしくあまり自分の感情を表に出さないメルルには珍しく激怒するシーンが存在する。
もっとも、そこはポップの性格にも問題があるのだが。

略歴 Edit

ネイル村の守衛をしていた頃、毒のスライム(【バブルスライム】?)の毒に侵された母を治すための【毒消し草】を取りに一人で魔物の巣窟と化した魔の森へ行った【ミーナ】を探しに探索していたところ、ポップを助けたことが縁でダイと知り合う。
この際、女と分からず胸をつついたポップの顔面を両手で激しく張り手してしまい、出会うなり喧嘩に陥った。
その後、ハドラーの勅命を受け、ダイを亡き者にしようと襲撃してきたクロコダインを撃退後、傷の手当てをするためにネイル村まで彼らを案内する。
敬愛するアバンの死をたまたま立ち聞きしてしまって衝撃を受け、またダイ達が魔王軍と戦うために旅をしていることを知り、仲間に加わり世界を救う旅に赴くか村に留まり守衛を続けるかで悩むが、母レイラや村人たちに背中を押され、ダイたちのパーティに加わった。
当初はアバンの授けてくれた銃「魔弾銃」で戦う「僧侶戦士」として活躍していたが、フレイザードとの死闘の後、レオナを助けるため攻撃面の要である魔弾銃を破損してしまう。さらに回復呪文の面ではレオナに劣っていることを自覚する。
ダイ達の足手まといにならぬよう、父親譲りの力を生かせる武闘家へと転職することを自ら決意。拳聖ブロキーナに弟子入りするため、一時的にパーティから離脱する。
この離脱は後に作者コメントで「次のバラン編は凄絶な殺伐とした雰囲気になるので、母性的な雰囲気を持っているマァムはその場にそぐわないから、一時退場になった」
と理由が語られている。
 
ブロキーナの下での厳しい修行生活を経て腕試しも兼ねて、兄弟弟子の【チウ】と共に【ロモス王国】で開かれる「【ロモス武術大会】」へ出場した際に、ダイ達と再会。
初めはダイと【バラン】の確執を知り、親子同士の争いをよしとせず決勝を辞退する旨を告げるが、「敵として倒したいのではなく、父を越えたい」というダイの純粋な真意を知り、武術大会で優勝し賞品の【覇者の剣】を手に入れることを快く約束した。
大会の裏で画策する魔王軍の一人、妖魔学士ザムザの企みを阻止した後、チウと共に改めてダイ達のパーティに加わった。
この時に披露し、ザムザに致命傷を与えた【閃華裂光拳】はマァムの代名詞とも呼べる技となっている。
ちなみにマスターまでの修行期間はたったの2週間。ヒュンケルが槍をマスターするのに5日間かかったのと比較すると若干長いが、普通の武闘家が何年もかかる内容を僅か2週間でマスターするなどマァムも十二分に非凡な域であることに異論はなかろう。
その後暫くは必殺の閃華裂光拳が相性的に通じない敵が多かったため目立った活躍はないものの、さまようよろいを一撃で粉砕したり修行で大岩を砕いたりと、随所で持ち前のパワーを披露する機会が多い。
 
数々の死闘を潜り抜けていたある日、ヒュンケルに好意を持つエイミが、彼に積極的なアプローチを働きかけているのを見た際、自分はヒュンケルに対しどう思っているのかという疑問を抱く。
その事に動揺し、自分の気持ちが分からなくなり、ポップに相談するも、よりにもよって自分に好意を抱いてることに気づいていなかったため怒らせてしまい、冷たく突き放され、決戦を前にして気まずくなってしまう。(翌朝、彼の方が謝罪に来たため和解したが。)
 
紆余曲折を経てバーンパレスに再度突入する際、【ミナカトール】を発動させるためアバンの印を光らせる時に、初めて自分にポップが好意を持っているのだと気付く。
その後バーンパレスでは新武器【魔甲拳】【猛虎破砕拳】を用い、苦戦しながらも【ハドラー親衛騎団】最強であるアルビナスにたった一人で打ち勝った。
 
当初、初めて他人から受ける好意に対しどうしたら良いか分からず、戸惑う彼女であったが、【ザボエラ】【毒牙の鎖】の攻撃からポップを命がけで守ろうとしたメルル、そしてハドラーの命を救うため、自分の命を投げ打ってでも彼を助けようとするアルビナスとの邂逅を経て、人から愛されるとはどういう事なのか、どう応えればよいのかを学ぶ。
アルビナス戦後にはヒュンケルから諭されシグマと激闘を繰り広げるポップのもとへ赴き、戦いを終えたポップから改めて告白された際には、ポップもヒュンケルと同じくらい気になる存在だとしつつも、今の自分にはまだ答えが出せないが、最終決戦が終われば1人の男性として見られるかもしれないから、そのチャンスが欲しい、と伝えた。
結局最後までその答えが出ることはなかったが、劇中の最終回を見るに少なくとも、恋人同士とはいかないまでも、
ほっとけない存在程度には認識しているようだ。
ちなみにポップが冗談でキスをしようとした時、眼を瞑ってしおらしくなったマァムを見て「脈あり」と称している。(激怒したマァムに張り倒されたのは言うまでもない。)
ただ、ポップを思うがあまり彼とだけテレパシーで交信できるようになったメルルとのことを考えると…。
 
【ミストバーン】戦において閃華裂光拳を命中させる事でおおよその正体を掴む活躍をみせたが、ポップと老師が殺されてしまった事に激昂し、ミストに単身突撃して身体を乗っ取られてしまった。結果として、2人は生きていたが。
身体のダメージをミストが無視していたのもあるが、【ラーハルト】【ヒム】【アバン】の3人を退けるほどの強さだった。
この時に敵すら気遣い、力を出しきっていない事をミストに指摘されている。
 
なお、バーンとの最終決戦では、(ポップの推測によれば)ミストバーンとの戦いで受けたダメージが残っていたという理由で、なす術も無く【瞳】と呼ばれる宝玉にされてしまい、戦うことはなかった。
暗黒闘気の影響だったのか、虚空閃を受けた影響だったのか、どういう判定で戦力外となったか正確には不明だが、暗黒闘気の集合体であるミストに取り付かれて全身が黒く変色し、各部から出血を起こすほど体を酷使されていたことから、自ら体を酷使して全身の骨にヒビが入ったヒュンケル同様、ミストのせいで体内に回復できないダメージや疲労があった可能性はあろう。(暗黒闘気によるダメージは回復呪文を受け付けないという公式設定がある。)
しかし、最終回で本性を現した(ある意味真のラスボスと言える)【キルバーン】本体に止めを刺すという快挙を成し遂げた。