【ムドーの城】

Last-modified: 2020-04-22 (水) 21:24:26

DQ6

【現実の世界】、魔王【ムドー】が居を構える孤島の大要塞。
DS版以降の英語版での地名は「Murdaw’s Keep」となっている。
 
【ムドーの島】の断崖絶壁の上にそびえ立っており、陸路での侵入は不可能。
【主人公】たちは【ミレーユ】【オカリナ】で呼び出した【黄金の竜】の背に乗り突入する。
ここの通常フロアで流れるBGMの曲名は【ムドーの城】ではなく、プレイヤーの緊張感を煽るような曲調である【戦慄のとき】。『ムドーの城』はムドーの部屋だけでなく、ほかの魔王たちとの決戦の場や、【はざまの世界】で流れる曲である。
 
DQ6の物語は、主人公、【ハッサン】、ミレーユの3人でムドーの城へ突入したところから始まる。
なぜか敵が一切現れないのを不審に思いながらも、魔王ムドーとの決戦に挑んだ3人だったが、ムドーの操る幻術の前にあえなく敗北
肉体を現実世界に、精神を夢の世界に分離された彼らの長い自分探しの旅が始まることになる。
 
再びムドーの城へ突入するのは序盤の大詰め、【チャモロ】が仲間になった直後となる。
城への突入直後は知らないうちに装備品以外のアイテムが全部【ふくろ】に入っているという、さりげなく酷い罠がある。重要な回復源となる【ゲントのつえ】を忘れずに袋から出しておこう。
この時、チャモロに話しかけておかないとルーラに登録されないので、仲間たちと一通り話して準備してから先へ進もう。
少し奥に行った中央階段の前にはハッサンの石像があり、ここでハッサンが実体と記憶を取り戻すイベントがある。
この時、ハッサンが【死亡】していると、自動的にHP満タン状態で蘇生される。
同時に【石化】されたはずの他の2人の実体はここにはなく、ハッサンの石像だけが置かれている理由については、最後まで謎のままである。
 
階段を上がってさらに奥に行くと、【プロローグ】と同じように大扉の向こうにムドーがいる。
プロローグとは違い、再度幻術を受けたように見えるが、今回は【ラーのカガミ】があるため、ムドーの幻術を打ち破って決戦に臨むことができる。このイベント時に主人公が死亡していると、HP1で蘇生される。
また大扉の前での会話では誰かが死亡していると会話の内容が変わり、主人公以外の仲間が全員死んでいると会話イベントが起きない。
なお、この大扉が開くと、コントローラーを一切操作しなくとも、自動的にムドーのいる部屋まで突入するので注意。
 
今回は内部に敵が出現するが、ここが序盤の最大の難関。
攻撃力と守備力が非常に高い【デビルアーマー】、メラミを使う【ようじゅつし】、眠らせてくる【ラリホーン】、火炎の息を吐きまくる【バーニングブレス】など、強力な攻撃を仕掛けてくる敵が集まっている。
大半の状態異常が通じないので、動きを止めるのも難しい。
2Fの南東にあるポツンと置かれている壷は、決して調べないように。この時点では超強敵である【あくまのツボ】が潜んでいる。さらに【ひとくいばこ】が潜んでいる宝箱もある。
通路の随所に立っている魔物の石像を調べると、【ヘルビースト】との戦闘になる。
 
このダンジョンが難関なもう1つの理由は、「引き返せない」点にある。
いきなり城の内部に侵入したところから始まり、城の出口の扉には鍵が掛かっていて開けられず、外には出られない。さらには、【リレミト】【ルーラ】での脱出も不可能となっている。
この扉を開けるには、のムドー戦前のイベントおよびムドーとの戦闘を発生させる必要がある。
このため、ムドーと戦闘する前は、【全滅】以外の脱出方法が無い。
ルーラに登録されれば、再挑戦が容易なのが救いか。
 
なによりもムドーが強い。2戦目(夢の中も含めると累計3戦目)の「本気を出したムドー」は、シリーズ有数の全滅ポイントである。
お金は事前に銀行に預けておこう。
既に述べたとおり、装備している武具以外の道具が袋に入っていたままだったり、【ゲントのつえ】の回復効果に気付かないままムドー戦に突入してしまうプレイヤーもいるかもしれない。
 
1つだけ、ムドー戦前に是非とも入手しておきたい物がある。戦闘中に道具として使うと、【メラミ】の効果が発揮される【ほのおのツメ】だ。これは【ゲントのつえ】と並び、ムドー戦における要となる。これが入っている宝箱のある場所にはバリアが設置されており、【ヘルビースト】を一体倒す必要はあるが、それでもこれを取りに行くだけの価値は充分にある。
ハッサンの石像から斜め右後方にあるデカい扉を開けて、階段を上った先にあるバリアに囲まれた宝箱がそれ。
番をしているヘルビーストを2体倒す必要はあるものの、これがあるのとないのとではムドー戦の難易度がまるで違うので、必ず取っておくこと。
ただしこの扉を開くには【とうぞくのカギ】が必要。
まだ入手していないならこの時期は現実の世界の【レイドック】の宿屋にいる旅の商人から買えるので、買いに戻ろう。まぁ脱出するには【全滅】しか方法がないのだが。
またこのフロアからさらに階段を上ると中ボスの【じごくのもんばん】がおり、話しかけると戦闘に突入するが、話しかけるのはいつでもよく、ムドーを倒したあとにここを再び訪れても戦える。こいつの存在については不明な点も多い。
 
地下には牢獄があるが、その中には魔物が一体捕らえられており、【さいごのかぎ】を使えばこの魔物と会話が可能。
曰く、「大魔王より恐ろしい存在を知ってしまい、ここに閉じ込められた」という。なお、リメイク版での台詞では「大魔王」が「魔王ムドー」に変更されているが、この魔物と話ができる地点の主人公一行なら、ムドーよりも遥かに強い魔王の存在がいることは既に分かっているはず。
SFC版で、この魔物が言う「大魔王様」が「【デスタムーア】」であると解釈した場合、そのデスタムーアよりもさらに恐ろしい存在=【ダークドレアム】のことを仄めかしているのかもしれない。
 
ハッサンの実体奪還、ムドーとの決戦、【ダーマ神殿】の復活など、ストーリー的にもシステム的にも大きな山場となるダンジョンである。
不安なら、炎の爪が入っている宝箱以外は、ムドーを撃破してから回収すればいい。
わざと全滅帰還してセーブした後に回収する方法もあるが、ここまでに稼いだゴールドが半減するし、わざと全滅するのは得策とは呼べない(一応、死んだ仲間は【ゲントの村の長老】が無料で蘇生してくれる)。

ムドー戦前後の変化

上述通り、一度ムドーの城に侵入してチャモロに結界を張ってもらえばルーラの行き先にこの城が登録される。ただ、ルーラの着陸ポイントは外の入口の前ではなく、なぜか城の内部になっている(これはムドーを滅ぼしたあとでも変わらない)。
また、ムドーを倒すまでは、チャモロが死んでいる状態でルーラを唱えた場合、

チャモロが いないので
そこには とんでゆけない!

と表示される。「チャモロがここに結界を張っている」という設定だからだろう。さらにメタ的な話をするなら、バーバラ以外が死亡していると後述のルーラで飛んできた時に全滅してしまうため。
さらに、ムドー撃破前は必ずメンバーが主人公・ハッサン・ミレーユ・チャモロの4人で固定される。
これらのメンバーを馬車外に出していなくても、城に入った時点で自動的にメンバーに加わる。
チャモロ以外が死んでいれば、棺桶に入った状態のままメンバー入りするし、【バーバラ】はパーティから外れ、馬車内にもいなくなる(バーバラがルーラを唱えたとしても、バーバラは来ない)。
また、一度ムドーと戦えば(戦って全滅した場合でも)1Fの入口の扉が開錠されて城の外へ出られるようになり、【全滅】以外での脱出手段を確保できるようになる。
だが、先述の通り、この城は断崖絶壁の上に建っているので、城の外へ出ても帰る手段が無い。この場合、ルーラか【キメラのつばさ】が必要になる。城外に出れば馬車もいるが、ムドー撃破前は上述の仕様で入れ替えもままならない。
既に述べたとおり、ムドーと戦う前に城内で全滅した場合、扉は開錠されないままである。
 
ムドー撃破後は、どんなメンバーでも入れるようになり、チャモロがいなくてもルーラで飛んでこれる。
ムドーがいた場所には【井戸】が置かれており、覗き込むと、【夢の世界】にある【地底魔城】の最深部にワープする。
本物と偽物の玉座が繋がっているというのはなかなか意味深だが、仕様的な話をすると【てんまのたづな】を入手する前に、MPが0で、なおかつ【キメラのつばさ】【かぜのぼうし】無しでここにきた場合、【全滅】する以外に脱出手段が無くなってしまうからだろう。

リメイク版

ほのおのツメがある場所の扉が、盗賊の鍵を持っていなくとも扉が開くようになった。人喰い箱が潜んでいた宝箱の中身は、【アモールのみず】に変更された。
ムドーの城に到着した時点ではルーラには登録されず、チャモロに話しかけて結界を張ってもらうイベントを見るか、次のマップに進んだとしてもマップを切り替えることで登録されるようになった。
ただし、スマホ版の場合はここでチャモロに話しかけておかないと、ルーラに登録されないので注意。