【メタルハンター】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 05:14:36

本項ではDQ2などに登場するモンスターについて扱う。
同名のスキルは【メタルハンター(スキル)】、職業は【メタルハンター(職業)】、称号は【メタルハンター(称号)】、特性は【メタルハンター(特性)】を参照。

概要

DQ2で初登場した機械系のモンスター。
色違いに【キラーマシン】がおり、派生モンスターが増え続ける一方で純粋なこの系統は長年この2種のみだったが、DQ10で突然【伐採マシン】【デュランダル】【メギドロイド】【タイプG】という色違いが大量に投入された。
 
現在では当たり前のように登場するメカタイプのモンスター達だが、初期の作品では世界観との兼ね合いの関係か登場機会が少なかった。
DQ4以前の作品ではリメイク作を除くとDQ2のこの系統以外に機械・サイボーグ系モンスターは登場していない。
DQ5でこの系統の復活とともに【メタルドラゴン】という機械系が登場し、以降の作品では機械系モンスターは恒例となった。

容姿・設定の変遷

当初の設定では名前の意味通り「金属製の狩人」だった。
実際、順当に進めていけばドラクエの敵で初めて出てくる機械の敵でありボウガンという弓を持った敵である。
のだが、モンスターズで上記のVSメタルのスキルをつけられてからは「【メタル狩り】をする魔物」という意味合いが増している。特にDQ9ではメタル絡みのクエストのおかげで存在感バツグンになっている。弓を使うという印象の方は【リリパット】系統や【ドッグスナイパー】に取られてしまったという気もするが。
なお、実は偶然にも初登場のDQ2から一貫してメタル系スライムと出現エリアが被っている。
 
しかしメタルを標的とするという設定がつき始めた後もその設定の割には本編では【まじんぎり】【メタルぎり】も使わないし、DQ5以降は痛恨の一撃も出さないし2回攻撃もしないし速さも凡庸と明らかにメタル狩りに適した能力、技とは程遠い。
そんな能力でメタル系を狩ることなど無理だろう。明らかに設計そのものにミスがある。
あるいはメタル系に出会うと発動するメタル狩りモードでも搭載しているのだろうか。そもそもプレイヤー側もその辺の凡百なモンスターにメタルぎりを放たないだろうし。
でも、仲間モンスターやスカウトモンスターのメタル系と相対しても、メタル狩りする様子は無い…。
 
キラーマシンより高温の環境下に強いのは狩人だから……ではなく、海底の洞窟や死の火山に生息しているあたり、初期からの設定のようだ。
 
なお色が二種類あり、基本は銀系だが、作品によっては肩や接合部分などに青が入っている。
内訳は、

銀+青FC版DQ2、SFC版DQ5、DQ9、PS2版トルネコ3
銀+灰色SFC版DQ2、PS2版DQ5、3DS版DQ7、DQ10、トルネコ2、GBA版トルネコ3、モンスターズシリーズ

となっている。リメイクされると色落ちするパターンが多いようだ。
 
本編作品ではメタル狩りできない一方で、モンスターズなどの外伝作品では【メタルハンター(スキル)】や特性【メタルキラー】習得など、一転してメタル狩りのスペシャリストともいえる能力を得ている。
モンスターパレードでは、メタルスライムを狩るために、己の体を改造し続けた博士の成れの果ての姿という設定。
ライバルズでは、召喚したときにメタルボディ持ちを一体即死させるという効果がつき、ついにメタルボディの相手を確実に狩れるようになった。おめでとう!

DQ2

【海底の洞窟】最深部と【ロンダルキアへの洞窟】最初のフロアに出現。
この時のみ【キラーマシーン】と違って右手の剣と背中の矢筒を持っていない。ボウガンは一発限り……?
 
2回攻撃をしてくることが多いが、攻撃力が55しかないので、【サマルトリアの王子】【ムーンブルクの王女】ですら致命傷になることは少ない。
ちなみに攻撃力55という数値は同時期の打撃主体モンスターとしてはやたらと低く、補助主体の【ガスト】以下という体たらく。
しかし痛恨の一撃を放つことがあるのでHPには余裕を持っておこう。
 
機械なのでラリホーに完全耐性を持っているかと思いきや、実際には4/7(60%弱)で普通に効く。
同じ時期や場所に出現する魔獣タイプの【キラータイガー】には完全耐性があるのに、これはどうしたことか?
ザラキも2/7(約30%)とそこそこ有効であり、機械のクセに息の根を止められるのはなんとも情けない…。
兄弟種のキラーマシーンのように「マシーン(機械)」という言葉が入っていないので、容量の都合上同じグラを使いまわしているだけで内部的な設定は生物なのかも知れない。あるいは半分は生身のサイボーグなのか?
 
メタルという名の通り守備力は80と周辺のモンスターと比べて高めだが、これまたキラータイガーが76とこいつに迫るほど高いので影が薄い。
海底の洞窟には地獄のふしぎなおどりトリオがいるため、コイツ程度に呪文を使う余裕はない。打撃でなんとかなるだろう。戦闘になってコイツしかいなければラッキーである。
 
まだメタル狩りを始める前だが、シリーズで唯一痛恨の一撃を放てるため、このときが一番メタル狩り向けの能力なのは皮肉である。
 
剣を持っていないと思ったらドロップで【はがねのつるぎ】を落とす。
持っている武器は装備しないと意味が無いぞ!
この武器を装備してないことが低い攻撃力の原因だとしか思えない。

リメイク版

守備力が80→95に微増したが、低すぎた攻撃力は据え置き。
FC版より防具も、スクルトも性能が向上しているので通常攻撃は全く怖くない。
なにより肝心の痛恨の仕様が弱体化した。発動率がFC版の1/8から1/32に低下しており滅多に発動しないため、ただちょっと堅いだけの雑魚と化した。相変わらずラリホー&ザラキも有効。
上記の通り攻撃力が低いのだが、Wii版の公式ガイドには特徴に「攻撃力が高い」と誤記があり、一方のキラーマシンには「2回行動をする」としか書かれていない。おそらく手違いで特徴を取り違えたものだと思われる。

小説版

やはり海底の洞窟で登場する…のだが、名前は未呼称。
またロンダルキアの洞窟で同じ敵が再登場し、「剣を持っている」と明記されているので、もしかしたらどちらもメタルハンターではなくキラーマシーンなのかもしれない。

DQ5

上位種のキラーマシンとともに再登場したが、キラーマシンと違って仲間にはならないのでメタル狩りに参加させることはできない。
 
ちゃんと武器を装備することを覚えたのか、右手に剣を持つようになった。モンスターが動くようになり攻撃のモーションがついたリメイク版では、この系統は通常攻撃でボウガン、強化攻撃で剣を使う。
サラボナ周辺や【死の火山】、なぜか【チゾットへの山道】にも時折出現する。
攻撃力や守備力は初登場時点ではやや高めだが、痛恨の一撃がなくなった上、打撃以外の攻撃手段はない。死の火山では他に危険な攻撃をしてくる敵がうじゃうじゃいるので、こいつが相対的に弱く感じるだろう。
しかし、金属で出来ているのになぜかバギ系やザキ系、ラリホーが有効。さらに【おたけび】【なめまわし】といった休み系や、【メダパニ】も確実に効く。こいつホントに機械か?と思うが、精密機械であると考えれば、なめまわしの湿気やメダパニなどの異音電波で故障しやすいとも解釈できる。ともかくこれらを駆使すれば、ほぼダメージを喰らうことなく楽に倒せる。
 
なお【かしこさのたね】を1/16と結構な高確率で落とすので、興味があれば狩ってみるといい。
特に同時期で仲間になる【おどるほうせき】は賢さが全く成長しないので、戦力にするにはドーピング必須である。
それ以外にも、直前で仲間にできる【パペットマン】や、もっと後半で仲間になる【ホークブリザード】など、最終的にはかしこさは20になるがかなりレベルを上げないと20に到達しない、さらに【ちりょくのかぶと】が装備不可のモンスターもたくさんいるので、おどるほうせきを使わなくても狩られることもあるだろう。
また、メタル分が加味されたのか、経験値が140と周辺の敵(100前後)に比べて高い。
皮肉なことに狩る価値のあるモンスターである。
 
モンスター格闘場では同種2匹の一騎打ち。
前作のてっきゅうまじん2匹のものを、早期決着がつくようにしただけでただ殴り合うだけの単調な展開且つ運ゲーなため、できれば来てほしくない組み合わせ。

ユア・ストーリー

妖精の国の門番や終盤のゲマ戦の敵キャラクターとして登場するが、資料によってはキラーマシンと紹介されることがある。
詳細は「キラーマシン」を参照。

DQ7(リメイク版)

トクベツな石版【メタリックフェスティバル】に登場する。今回も獲物はメタルブラザーズに絞った模様。
他の人型機械と同様に、一度に2匹までしか出てこない。
ステータスは、リメイク版のDQ5のものを経験値とゴールドを5割増しにしてほぼコピペ。
加えてDQ8やDQ9の設定を逆輸入したのか、【メタル斬り】を使うようになったが、能力的には上記のとおりで、この程度の攻撃力でプラチナキング職の高い防御が貫けるわけがない。
まぁ集団で寄ってたかってメタル斬りを連発すれば、メタルブラザーズを1匹狩るくらいはできそうだが、その程度である。
単独ではメタルスライムすら狩ることは難しい。ほとんど進歩がないと言っても良い。
一方で、かなりの確率でかしこさのたねをドロップするところもコピペ元と同じ。
しかも、【キラースコップ】と同様にトクベツなモンスターである故、こいつのみの石版を自作することが可能。
DQ5と違い、DQ7におけるかしこさはかしこさ自慢ランキング以外では死にステである為、無理して集める価値があるかは微妙なところだが、カンストを目指すのであれば非常にありがたい存在になっている。

DQ8

【トロデーン城】にのみ出現。
2回攻撃はしないが、集団で登場し、弓矢を射ったり、激しく斬りつけてきたりする強化攻撃を頻繁にしてくる。
また、呪文耐性がかなり高くなり、ヒャド・吹雪系やルカニ系を除く全ての補助呪文が効かない。
そうでなくとも、攻撃力や守備力は出現時期としてはかなり高い。
全体攻撃を使う【いばらドラゴン】【じごくのよろい】の影に隠れてはいるが、これも普通に強い。
スクルトやルカナンで対抗するか、イオ系、デイン系の呪文で対処しよう。
図鑑には「コイツが出現する場所にはもしかすると奴の姿も…?」などと書かれており、事実、そこそこの確率でトロデーン城には【はぐれメタル】が出現する。
ついでにはぐれメタルは城内にしか出現しないせいか、メタルハンターの出現率も城内の方がずっと高くなっている。この辺りでメタルハンターの「メタル」の意味合いが変化しているのがわかる。
ただ、ターゲットを捕捉したところで魔神斬りも守備力貫通痛恨も使わないコイツに、HPが8もあるはぐれメタルを狩るのはほぼ無理だろう。
5体くらいで寄ってたかって攻撃し、はぐれメタルが2ターン以上逃げず、かつミスが少なければ倒せるかもしれない…その程度である。
落とすのは通常枠が【クロスボウ】(1/64)、レア枠が【はがねのつるぎ】(1/256)。まことに納得、装備していた武器であろう。

DQ9

【サンマロウ北の洞窟】などに生息しており、こいつの生息場所には決まって【メタルスライム】【メタルブラザーズ】も登場する。
ちなみにサンマロウの洞窟にはメタルブラザーズが生息しており、
「例のアイツを探してメタルハンターが住み着いています。皆さん十分ご注意ください」
という立札もある。
 
今までの作品と同様、武器を激しく振り回したり、弓矢を撃ってきたりする。
モンスターリストの紹介文には、メタル系モンスターを狩るからくりハンターとの説明がある。どうやらメタル狩りの設定は完全に定着したようだ。
が、DQ8から能力の進歩は特に無い。やはりこの程度の能力でメタルを狩るのは土台無理な話である。同時出現数も少なくなりますます厳しくなった。
メタル系スライムを横取りされることが我慢ならないらしいが、自分の実力を弁えた方が良い。
しかも稀にターゲットであるはずのメタルブラザーズと並んで出てくる。目的を見失っていないか?もしかすると邪魔な旅人を先に始末して後でじっくり狩るつもりなのかもしれないがこっちが倒れるほど戦闘が続く前にほぼ確実にメタルは逃げ出している。
 
機械だけに雷属性に弱いのでイオ系の呪文が有効。即死や眠りは無効だが混乱は効く。
落とすのは【てっこうせき】かクロスボウ。やはりこれも装備している武(ry
 
そんな彼らもオフの日は穏やかなようで、追加クエストでは主人公達に友好的なメタルハンターの姿が見られる。
【なぞの町内会費】では町内会費を徴収しに来たり、【めたる狩リの季節デス】ではウォルロ村東の高台でメタル狩り大会を開催したりしている。なぞの町内会費での戦闘後の会話やめたる狩リの季節デスの条件達成後の会話などから2つのクエストに登場するメタルハンターは同一であるとみられる。
その姿はまさに何処にでもいる近所の人であった。こんな隣人も良いかもしれない。

DQ10オフライン

【ウルベア地下遺跡】【海のとける洞くつ】【ブーナー熱帯雨林】【落陽の草原】【砂岩の洞くつ】に生息。
相変わらずメタルをハントしているようだが、やっぱり痛恨とかは使ってこない。
しかも使う特技は「攻撃力」を落とすやいばくだきのみ・・・もうメタル狩りのやる気が感じられない。
主人公の種族に【ドワーフ】を選んだ場合、ウルベア地下遺跡に出現するものは初見殺し級の強さ(ここのボスである【ウルベア魔神兵】よりも遥かに強い)なので無闇にシンボルに触れない方が無難。
通常ドロップは【ぎんのこうせき】、レアドロップは【かぜきりの弓の書】

DQ10オンライン

通常ドロップ目当てに狩られる立場になっていた。その後、白宝箱で【メタスラの剣】などのメタスラ系武器を落とすようになった。
「おめかしカラー券」で仲間のキラーマシンの見た目をこいつに変更可能。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

【シケスビア雪原】に登場。世界に異変が起きた後は【古代図書館】に居場所を変えている。
激しく斬りつける攻撃をしたり、【やいばくだき】を使用する。この系統のモンスターの激しく斬りつける強化攻撃は他のモンスターが使う場合とはメッセージが異なっている。
 
守備力も耐性も高いのでなかなかダメージを与えられない。さらに今作では1~2回行動する。
ラリホーが時々効くが、2回行動ですぐ起きてしまう。メタルハンターを状態異常にさせるのはあまり効率的ではないので、こちらを強化する方針で戦うのが良い。
雷が弱点なので、デイン系呪文があればそれで攻めよう。ルカニも効くので、効いたら効果が解ける前に素早く攻めたい。
 
普通に戦うと強いが、メタル狩りへの適正を考えると疑問符が出まくりである。
未だに痛恨の一撃は失ったままだし、メタル狩り特技の代表であるメタル斬りやまじんぎりのどちらか片方すら習得できていない。
メタルハント設定が始まってからもう10年以上経っており、今回も「メタルスライムを狩るマシン」と説明されているが、開発者は本当にメタル狩りが何たるかを分かっているのかと、小一時間問い詰めたいところである。
結局、使う特技はDQ10と同じくメタル狩りに全く関係ないやいばくだき。メタル狩りのやる気は全く感じられないメタルハンターなのであった。
本作がDQ2の時代より遙か昔だとすれば、これから痛恨を覚えていくのかも?
 
ドロップアイテムは通常枠が【ぎんのこうせき】、レア枠が【メタルのカケラ】
メタル狩り能力を持ってなくとも、マグレでメタルを狩ることができてしまうこともあるようだ。
DQ8よりも同時出現数は減っているが、その代わり2回行動を身に着けているので、3体くらいでも寄ってたかってメタルを集中攻撃すれば、1匹くらい狩れることもあるだろう。
 
なお【スペクタクルショー】の失敗時にも出現するので、【マルティナ】加入直後から呼び出せば会える可能性がある。勿論その時点だとやや強敵なので注意。メタル狩りを狙う人間を狙うとは、これではメタルハンターハンターである。

すべての敵が強い

通常攻撃で80食らい、激しく斬りつけて120食らい、この威力で2回行動してくるので極めて危険な敵。
しかもやいばくだきが効いた日にはろくすっぽダメージが通らなくなるので、非常に厄介。
幸いにも敵の攻撃は全て物理なので、対策としてはスクルトやブレードガードなどが正解。こちらの体勢をしっかり整えてから戦おう。
ただ、素早さも上がっているので対策する前に先制されてしまうこともしばしば。敵の攻撃に十分に耐えられるよう、戦闘前の回復はしっかりと。
守備力が高いのでこちらの物理攻撃が通りづらい上に、雷以外の耐性も高く攻撃呪文も通りづらい。雷光一閃突きがあればぜひ使おう。

邪ver

過ぎ去りし時を求めた後の【古代図書館】に潜む。2Dモードでは【名もなき地】【ナギムナー村】西)にも出現する。
完全2回行動になり、弓矢で撃つ強化攻撃をするようになった。何気にキラーマシン・邪よりも能力値が高くなっている。

DQ11S

通常verは【カミュと不思議な相棒】の舞台【魔軍のアジト】にも生息している。
ちなみに激しく斬りつける攻撃のメッセージが他モンスターと共通になった。

ジョーカー1

人気の高いキラーマシンがモンスターズで出ずっぱりだったため、本作がモンスターズ初登場。物質系のCランク。
【レガリス島】の南部分で橋や階段を塞いでいたり、周囲を巡回している。視界に入ってもなぜか追いかけてくることはない。
また、【クロア】等ライバルマスターが使うこともある。最も特にこいつにはスカウト面で用はないと思われるが。
一般配合では作れず、【メタルライダー】【キラーアーマー】の特殊配合でのみしか作れないが、特にこの配合を使う理由もないだろう。

マシンらしくザキ・どく・マヒの3つを無効化する本作では優秀な耐性を持つが、ランクの定めで能力値は高くない。
本作以降はマヒが弱点化されることが多くなるため今では珍しい耐性といえる。
特性はまんま【メタルハンター(特性)】
【ソードファントム】or【メカバーン】or【あんこくのまじん】のいずれかと配合することで上位種であるキラーマシンが誕生する。
また、【ダースドラゴン】と配合すれば【メタルドラゴン】になるので配合素材としては極めて重要なモンスター。

スキルは【VSメタル】。これがメタル狩りハンターの始まりだった。
メタル狩り以外にも十分使えるスキルなので、是非配合で他のモンスターにも持ち越そう。

ジョーカー2

基本的な情報は前作と変わらない。
特性には【AI1~2回行動】が追加されたが、代わりに全能力の限界値が50~70ほど下がった。
またマヒが効くようになったのと、イオ系に弱くなった点も留意しておこう。
相変わらずメタルドラゴンやキラーマシンの素材になるので、早い段階から配合で作るか、捕まえるかしておくと良い。

敵としては昼間に遺跡エリアを徘徊しているほか、メタルエリアでメタル系モンスターと一緒に登場する。
細かいことだが、遺跡エリアのメタルハンターは主人公を見つけると追いかけてくるようになった。
今回は【メタルチケット】【ちいさなパーツ】を持っていることがあるので、コイツ自身も狩りの対象になる。
ただし、敵のメタルハンターもAI1~2回行動で、遺跡のモンスターの中ではかなり手強い部類なので注意。

ジョーカー2プロ

特性に【ときどきバイキルト】が追加され、最強化させると【たいでんたいしつ】を習得する。
しかし、何故か遺跡やメタルエリアに出現しなくなり、さらに何故か配合でも作れなくなったので一気にレア化してしまった。どうしてこうなった…。
ただ、ランクは変わらないのでオリジナル版と通信して連れてくることは可能で、最強マスター決定戦の参加賞としても貰えることがある。

ダースドラゴンは変わらないが、キラーマシンはメタルハンター×4となっている。
また、メタルハンター×2で【プロトキラー】ができる。

テリワン3D

再び【メタルエリア】【光あふれる地】に出没するようになった。
基本的にメタルエリアにしか出ないが、タマゴから生まれたり【他国マスター】が繰り出してきたりする。ちなみにその場合はこいつと一緒に【エビルチャリオット】【カンダタこぶん】【プチットガールズ】が出てくる。
本作でも配合では作れない上にキラーマシンを作るのに必須なため、クリア前にキラーマシンが欲しい場合はひたすらこいつをスカウトすることになる。
 
メタルエリアでは【メタルスライム】【はぐれメタル】と共に登場するのだが、獲得できる経験値、ゴールド共にショボいのでハズレ感がハンパじゃない。
メタルスライムかはぐれメタルが1体にこれが2、3機出てきたら激しくガッカリするだろう。
スカウト目的じゃなければメタルスライム以上に邪魔なこと請け合い。
しかも本来の狩猟対象と一緒になってこちらに攻撃を仕掛けてくるのはどういう魂胆か。
自身の能力では彼らを狩れない事に対する八つ当たりだろうか?
とはいえメタルキラーを持っていて攻撃上限も高いので、鍛えれば立派にメタルを狩れるようになる。素質はあるのだ。

特性は【スタンダードボディ】【AI1~2回行動】【メタルキラー】、+25で【ギャンブルカウンター】、+50で【たいでんたいしつ】
プロトキラー、キラーマシンは前作と同じ組み合わせ。【スライム系】との配合で【スライムボーグ】が作れる。
また、メタルドラゴンに使わなくなった。
プロトキラーは位階配合で生み出せるが、キラーマシンはこれでしか生み出せない。その上こいつらが野生で出現するのはジュヒョウ編以降と非常に遅いので、クリア前に仲間にしたいならスカウトすることになるだろう(通信一切無しならばの話だが)。

イルルカ

相変わらずメタルエリアか【ふしぎなカギ】で生成されたフィールドにしか出てこない。

【新生配合】【ショック攻撃】【メガボディ】化で【ギガキラー】【ギガボディ】化で【スタンダードキラー】、SP版では【超ギガボディ】化で全ガードブレイクを習得。
使い道は変わらないが、スライムボーグを作る時は超ギガボディの【メタルゴッデス】は使えない。

ドロップするのは【こくようのけん】。きちんとメタル狩りに適正のある武器を使う辺りにはがねのつるぎを振り回していた頃からの進歩を感じる。

ジョーカー3

物質系のFランク。ライドタイプは陸上・歩行。
配合では作成できないが、【崩落都市】の送電施設、センタービル、メタルエリア、各地の【マスターズロード】に出てくるメタルスライムのお供、光あふれる地と出現場所が多いので困ることはないだろう。
 
送電施設の個体はサブ電源をどちらか片方入れるまでは動けず、戦闘開始時のテンションも最低の-100になってしまっている。この時の個体にはライド攻撃が効かない。
サブ電源をどちらか片方でも入れると動き出して見回りを始めるが、電力補給の為【しびれくらげ】を襲撃するようになる。
ダンジョンの狭さに合わせてか、しびれくらげを発見出来る範囲は狭く設定されているが、こいつの巡回経路内にしびれくらげが必ず1体ずついるという露骨な配置のせいでしょっちゅう襲っている。
予めしびれくらげと密着した状態で配置されており、出現した瞬間にしびれくらげを襲う個体までいる(入口付近の狭い迂回路にいる個体がそれ)。死角になりやすく、プレイヤーの目に入った時には既にしびれくらげが倒されていてテンションが上がった状態になっているということもあるので注意。
同じくしびれくらげを襲って充電する【メタルドラゴン】も同様の配置になっている。後述のプロ版でのシンボル差し替えの件を考えると、かつて住んでいた人間が電池として人為的に与えていた設定でもあるのだろうか?
しびれくらげを発見すると頭上に肉のマークが出る上に、【公式ガイドブック】の出現モンスター一覧の備考欄にも「捕食」と書かれているので違和感が激しい(同様の事は前述のメタルドラゴンや、【がいこつ】の頭をもぎ取る【どくろあらい】にも言える)。
しびれくらげを攻撃する際のモーションはDQ10で【やいばくだき】を使用する際のモーションの流用であり、充電中のモーションはDQ10でキラーマシンが【マヒャド斬り】を使う際の溜めモーションの流用だが、完全に同じモーションという訳ではなく細部が微妙に変えられている。
しびれくらげを攻撃するモーションは斬りかかる際にジャンプするようになっており、回転斬りの回数が3回から2回になっている。
充電中のモーションも剣の構え方が変えられており、剣を矢とボウガンの間に仕舞うようになっている。
充電が終わると「前足を上げて剣を頭上で振り回した後、前足を着地させると同時にダメージを受けている時の表情をする」という謎のモーションをするが、動作チェックだろうか。決めポーズを取っているようにも見えなくはない。
今作のモンスターが他のモンスターを襲っている際のモーションは(こいつ以外)全て新しく作られたものであり、2作連続で他のモンスターを襲っている者ですらモーションを流用することなく作り直しているのだが、こいつだけ既存のモーションが部分的に流用されている。
マップ上ではしびれくらげを一方的に襲っているが、捕まえたばかりのしびれくらげを野生のメタルハンターとタイマンさせてみると、超高確率で1ターン目にメタルハンターがマヒし、そのままハメられて何も出来ないままやられてしまうという醜態を晒す。
 
センタービルの個体は見回りをしている他、何体か機能停止状態で座り込んでおり赤外線センサーに触れると一斉に襲い掛かってくる(こちらは送電施設の個体とは異なり、機能停止状態のシンボルに触れてもテンションは下がっておらず、ライド攻撃も普通に効く)。
こちらでは充電を行うことはないが、一部の見回りをしている個体に【グレムリン】が入り込むことがあり、グレムリンが入り込んだ個体は充電した時と同様テンションが上がった状態になる。
また、送電施設の個体よりも若干レベルが高く、崩落都市で配合解禁前に戦える1枠モンスターの中では【ボーンバット】に次いで経験値が多い。
送電施設とセンタービルの個体は【ばくれつけん】を使うが、ばくれつけん1回分のMPしか持っていない。とは言え、周辺の他の敵よりもかなり攻撃力が高い上に時々2回行動するので注意が必要。
メタルエリアとマスターズロードの個体は【火炎斬り】を使う。
光あふれる地の個体は火炎斬りに加えて【まわしげり】を使う。
 
固定特性は【メタルキラー】。他の特性はプラス値25が【スモールキラー】、メガボディ化の特性が【ギャンブルカウンター】、ギガボディ化の特性がギガキラーとなった。
なお、超ギガボディ化すると【ライトメタルボディ】を習得する。
 
メタルハンター同士の2体配合で【キラーマシンライト】が生まれる。
ここからキラーマシン系統に派生していく為、序盤の戦力増強の為ガンガンスカウトしていこう。
また、調子に乗って派生を進めすぎてしまうと自らの首を絞めるので注意。

なお今作のモンスターには【天敵】が設定されており、そのモンスターにライドしていると逃げ出すというシステムがある。
そしてこいつの属する【物質系】の天敵はスライム系。
つまりメタルスライムにライドしていると逃げていくというメタルハンターの名にあるまじき行いをする。ついでに前述のしびれくらげからも逃げる。
普段からメタル狩りに精を出している分飼いならされた(=逃げない)メタル系の脅威を知っているのかもしれないが…
一方でメタル系スライム達の天敵はこいつに設定されている。野生のメタル系スライムには恐れられているようだ。
 
初期スキルはお約束の【メタルハンター(スキル)】
ただし、今作ではこのスキルはコイツしか持っていないため、実質専用スキルとなっている。

ジョーカー3プロ

野生個体は前作同様変わらないが、送電施設、センタービル双方の一部の個体が【たけやりへい】に差し替えられている(送電施設では、たけやりへいに差し替えられた箇所は何故かしびれくらげのシンボルも一緒に削除されている)。
また、何故か突然変異のカラーが変更されている。
痛恨やれんぞくなどメタル系に有利な特性は無いが、出現レベルは高いのでメタルブラザーズ位までなら狩れない事もない。
 
合体特技は【金剛裂壊斬】、合体特性は【スライムキラー】
スライムキラーはメタル狩りに有効な特性ではあるのだが、どちらかといえば名前的にも性能的にも【斬鉄】が欲しかったところである。

DQM3

物質系のFランク。【さまようよろい】と物質系の特殊配合でのみ仲間にできる。野生の個体は存在しない。
特性は【1~2回行動】【メタルハンター】(Lv20)、【たいでんたいしつ】(Lv40)。
Lサイズ化で【みかわし無効】【超会心率アップ】【ショック攻撃】(Lv60)も習得。
特性は見事にメタル系スライムを意識したもので埋まっており、名実ともにしっかりとメタルの狩人になった。
所持スキルは【剣術】。こちらも【まじん斬り】を覚えるのでメタル向き。
 
さまようよろいの工面が面倒なものの、その気になれば【覇王城の魔界】初級クリア直後でも作ることができる。
というか、体験版時点ではなんとコイツが体験版の時点で可能な特殊配合の終着点の1匹という破格の扱いを受けている(もう1体は【デザートデーモン】)。
単純な戦闘要員として見た場合でも、高い攻撃力と1~2回行動による手数の多さで頼りになるので引継ぎ要員として製品版へと連れて行ったプレイヤーも多い。
特殊配合でキラーマシンへと派生し最終的にはあの最強アタッカーの一角【キラーマシン2】へとつなげられるため、そういう意味でも引き継ぐ価値は高かったといえるだろう。
鉄鋼砦の魔界まで到達すればさまようよろいが野生で出現するようになるので、すぐに作れるだろう。
 
上述通り、特殊配合面では【がいこつけんし】【よろいのきし】と配合することでキラーマシンにできる。
また、【シールドこぞう】と配合すれば【シールドオーガ】を生み出せる。

トルネコ2

HP105、攻撃力250、防御力37、経験値5500。
なんと下剋上を果たし、キラーマシンの上位種に。
【試練の館】のラストゾーンにのみ出現し、強力な2回連続攻撃をしてくる。
しかし、一発あたりの攻撃力は他のパワータイプのモンスターに大きく負けており、2回攻撃の合計が痛恨持ちの【デスストーカー】の通常攻撃1回と同じという残念な事になっている。
【ぐんたいガニ】はそのメタルハンターよりさらに与えるダメージが少ないが、あちらはHPが高めで弱点も無いという特徴がある。
HPが低めで弱点もあるメタルハンターは、試練の館21F以降のパワータイプの中では最弱といえるだろう。
尤も、盾を+99まで鍛えていればどのモンスターも大差無い能力な上、盾が無ければ即死級なので強さの違いには気付きにくいのだが…
メタル分が加味されたのか、経験値はデスストーカーやぐんたいガニより多い。
 
GBA版では何故か出現場所が大幅に削られ、試練の館の25~28階という僅か4フロアのみになっている。
召喚モンスターの【エビルポット】も削られたので、ゲーム中最もレアなモンスターかもしれない。
このフロアには重要アイテムも無いので、プレイヤーによっては一度も見ないままクリアしてしまうかも。
試練の館ではモンスターも未識別になるので、仮に見つけても分からない可能性すらある。

トルネコ3

HP130、攻撃力40、防御力45、経験値1500。
なんと、全モンスター中唯一の3回連続攻撃を身につけている。
ただし【人形系】なので、【人形よけの指輪】、もしくはその効果を合成した指輪を装備していると3回攻撃が1回攻撃に抑えられる。
【剣系】にも属しているため、【水がめ】の水で攻撃力がダウンする。
1発目と3発目は剣、2発目はボウガンで攻撃する。3発目の攻撃音は非常にカッコイイので一聴の価値あり。
 
出現するのは【不思議の宝物庫】の35~40Fのみ(GBA版では【テーマ別モンスターハウス】のケンゴウハウスにも)と少ない。
36~40Fには【ルカナン】使いの【キラープラスター】もいるため、3回攻撃の脅威がより増している。
同階層に【メタルキング】【プラチナキング】もいる。DQ8同様、メタル系スライムとの共演を果たした。
3発全て命中すれば、攻撃力は実質120。あの【ジャスティス兄】の攻撃力を上回る。1発外してもジャスティス兄と互角。
しかし、攻撃力自体は前作からかなり下がっており、これでも51F以降の【攻撃・特殊】タイプ軍団と比べればまだ可愛いレベルである。
 
攻撃力の増幅はあくまで3回攻撃によるものであり、倍速行動とは別扱い。
そのためピオリムなどで倍速2回攻撃になると1ターン6回攻撃にもなる。更に相手が鈍足状態ならば、連続12回攻撃となりもはや無双状態。
当然ポポロにも同じ事が言え、防御力0のポポロがこれを受けた場合はたとえLV99、HP500でも1回あたり46~59ダメージ×12回=552~708ダメージなので確実に死ぬ(メタルハンターがLV1の時ですらこれである)。
 
仲間にした時のデフォルトネームは「メルター」で、成長タイプは【防御・晩成】
敵としては非常に厄介だが、仲間にしても相当強い。
人形系では屈指の優れた初期能力と3回連続攻撃が無類の強さを誇り、ドーピングすれば全モンスター中最強の火力になる。
攻撃力を700までフルドープすれば3回攻撃により実質攻撃力2100。鬼だ。
こちらの倍速や相手の鈍足を加味すると実質的な攻撃力は最大8400にまでなる。世にも恐ろしい殺戮兵器の誕生である。
しかし、控えめの攻撃力をドーピングで補ってやれば無敵かと言えばそういう訳でもなく、【こうてつまじん】種属が天敵。
こちらの3回攻撃を封印した挙げ句、【スカラ】【防御力】まで上げてくるので、さすがに太刀打ちするのが難しい。
同様に【毒】で攻撃力を下げられても厳しい。
もっとも、状態異常が苦手なのは【2ダメージ化能力】持ちや【魔法無効】でない力押しタイプのモンスターほぼ全てに対して一様に言える事なので、あえて弱点と言えるほどかは微妙な所だがいずれにせよ天敵と言えるのは間違いない。
 
尚、こいつに【身代わりの杖】を振って変化した偽トルネコには専用の3回連続攻撃のモーションがある。トルネコが武闘家張りに身軽な動きで連続攻撃を仕掛ける様は必見。
3発目に至ってはもはや別のゲームと化している。昇~〇~拳‼

少年ヤンガス

【盗賊王の迷宮】以降、たいていのダンジョンに出現する。
下剋上し返され、再びキラーマシンの下位種にされてしまう。
3回攻撃もキラーマシンに取り上げられ、2回攻撃にされてしまった。
そのキラーマシンは配合限定で、こいつと【パンドラボックス】を混ぜる必要がある。
パンドラボックスも配合限定だし、その時点で十分強いが、メタルハンターは普通のモンスター……。
とはいえ【れんぞくこうげき】を所持している点も含めて配合素材としてはかなり重要。
しかもこいつは【さそりかまきり】系や【アイスビックル】系とは異なりHPを減らすだけで捕獲できるので、連続攻撃持ちのモンスターの中では最も仲間にするのが容易。
 
成長限界はレベル15。
デフォルトネームは♂が「メルター」、♀が「メルタン」。
配合パターンはメタルドラゴン×【ソードファントム】。捕獲した方が楽。
上記のキラーマシンの他、ドラゴン系か悪魔系とで【フレイム】、スライム系とで【ブリザード】、虫系か植物系との配合で【ひとくいばこ】が生み出せる。
さらに【ストーンマン】との配合で【キラーアーマー】が誕生。

バトルロード2レジェンド

第二章「怒れる大地」から登場したモンスター。
ステータスはHP:682 ちから:91 かしこさ:44 みのまもり:107 すばやさ:65。
技は「CODE:017」と「CODE:041」。
前者はメタル系のスライムに特効がある攻撃。【メタルキングの剣】とは違い、マシン系モンスターに特効効果は無い。
しかし、元々の威力が低く、メタル系もかなりのみのまもりがあるので、若干ダメージが増える程度しか見込めない。
後者は相手に矢を放ち、爆発させて攻撃する。会心の一撃も出やすいので、基本的にこっちをメインに戦う事になるだろう。
なお、技はどちらも単体攻撃なので、SPカードの【ステテコダンス】【魔神のかなづち】とは相性が良い。
また、戦士と組む事で、CODE:017が「CODE:029」になり、光の斬撃を飛ばす全体攻撃となる。
光属性が弱点の大魔王戦ではとても役に立つだろう。
 
能力も割と高めで、雷以外の全属性に耐性を持つためかなり使える。
【ナイトリッチ】【デンタザウルス】と組めば防御面は完璧になるだろう。
今作ではキラーマシンよりもこいつの方が明らかに強く、それどころか最強モンスターの一角といってもいい程である。
 
一応見た目を考えるとキラーマシンと組むと何か起こりそうだが、実際には何も起こらない。
無論、合体とかもしない。

バトルスキャナー

キラーマシンと一緒に第3章でデビュー。
Mサイズのレアモンスター。
基本ステータスは、HP:459 ちから:367 すばやさ:108 かしこさ:132 みのまもり:322。
相性抜群の性格は【ごうけつ】
技は「けさ斬り」→「メタル斬り」→「ダークネスアロー」の順で変化していく。
 
ステータス的にはちから・みのまもりがレア度相応といったところで、キラーマシンの劣化と言わざるを得ない能力。
ただし耐性だけは素晴らしく、混乱以外の全状態異常に非常に強いので、攻撃の手を止められることが少ない。
ただし混乱だけは"弱い"耐性なので注意しよう。
またマシンらしく雷・爆発にも非常に弱いので、使う場合は味方でカバーするのが重要となる。
技はメタル系にもまともにダメージを与えられる「メタル斬り」が便利。本編ではなぜ使わないのだろうか。
ダークネスアローはキラーマシンのシャイニングアローと対になる技で、こちらは闇属性が付与されている。
 
第10章ではステータスが上昇して登場した。
技もメタル斬り→ダークネスアロー→フリーズブラストの順で変化するように変更。

スキャンバトラーズ

第3弾で登場。レアリティはノーマルの星2で、モンスターレベルは66。
 
超4弾ではなんとレアリティ星1の最低クラスにダウン。おいおい・・・
とはいえモンスターレベルはそれまでの星1チケットの中でも最高の92。
技は3弾、超4弾ともに赤ボタン技がメタル斬り→ダークネスアローで共通している。

ヒーローズ1

【シーラ】に差し掛かったあたりの森ステージで出現。ダメージを受けHPが減るごとに身体に電気を帯びたり煙が吹き始めたりとこだわりの伺えるモンスター。
先にキラーマシンと戦闘しているため体感的なインパクトは薄いが攻守ともに優れた正統派の強敵。
かなり遠くからでもこちらを発見し、ボウガンを連射してくる。なおこのボウガンはこちらがかなり近づくことで逆に当たらなくなる。
近づいたら近づいたで剣を振り下ろして攻撃したり氷結斬りをしてくるので注意。
図体がデカいモンスターのくせに体力を半分以上減らしてもダウンしないが、キラーマシンと同じく【デイン】など雷の攻撃でショートして動けなくなる弱点がある。
上位種であるキラーマシンや亜種の【キラーマシン2】【キラーマジンガ】と違い反撃行動がないので単純に大きな隙ができる。積極的に動きを止めてタコ殴りにしてやろう。
 
仲間にすることもでき、3枠のディフェンスタイプ。
ボウガンを連射しながら登場し、呼び出した場所の前方のモンスターに大ダメージを与えることができる。
手に持った剣で切りつけたり氷結斬りを行い攻撃するのだが、一番の利点はボウガンの射撃が可能なことだろう。
対象の防護だけでなく近距離、遠距離攻撃までこなせる。
更に持ち場を離れにくいという、ディフェンスタイプの仲間モンスターにとって大きな利点も持ち合わせている。
何より敵側に雷攻撃の使い手がいないのでラリホーなどを受けない限り動きを止められることがない。
 
【ヤンガス】【ゼシカ】が初登場するムービーでも敵として出てくるが、この時に一向に立ち塞がっているメタルハンターは肩が外れており動きも不自然(後ろ足2本を使わずに歩いている)。おそらく何らかのモンスターのモーションを流用したままメタルハンターのモデルに差し替えたせいで肩が外れた挙句気持ちの悪い動きになってしまっているのだろう。

ヒーローズ2

【グリーネ草原】に強敵として初登場。この時は恐らく主人公1人ということだけあって苦戦を強いられる。しかもここでは特殊フィールドに覆われ倒すか死ぬまで逃げられないという強敵と戦う先生的な位置づけで配置されている。
 
その後、【ジャイワール国境】の戦いで本格登場。【魔族の森】【ローザス森林地帯】では普通に登場する。
また、【時空の迷宮】の進化の迷宮平均レベル1桁台ではボスとして3体出現する。
 
今作も雷弱点であることは変わらないのでデイン系でショートさせてその隙に倒すがいいだろう。
但しやんちゃ個体は別。怯まない上に雷でショートもないので実力勝負になる。慎重に立ち回ろう。
 
【モンスターコイン】はヘンシンタイプに変更。コストが2枠に減った上にこいつを操作できるのでローザス森林地帯で手に入れたらいっそメタルスライム戦でヘンシンして倒してみるのも面白い。

ビルダーズ1

3章の旅のとびら・赤と緑の先のエリア(ガライヤ地方)に出現。
さらに【竜王軍バトル】や定期的な拠点襲撃の他、ガライヤ地方のあちこちの要所の防衛モンスターとしても配置されてるのでかなり印象に残りやすい。
先の2章では第三の島の遺跡に残骸があり、調べると【亡き主の墓標】の設計図が入手できる。
 
正面前方に立つと、割と距離が離れていても気づかれてしまう。まさにマシンといったところか。初めてガライヤ地方を訪れた段階ではかなりの強敵。しかもタフなのでなかなか倒れない。
行動パターンは、ターゲットへの斬りつけ→前方へジャンプ斬り→回転斬り→(最初に戻る)の順。キラーマシンと違って遠距離攻撃はしてこない。
特に回転斬りはかなり強力な上、食らうとかなり大きく吹き飛ばされるので確実に避けたい。攻撃判定も長めなので完全に出し終えるまでは近づかないこと。
ジャンプ斬りと回転斬りはいずれも予備動作(身体が赤く発色する)があるので、広い場所なら避けるのは簡単。
倒すと高確率で【ハンター回路】を落とす。
 
フリービルドモードでは三の島の雪原地帯にいるのだが、本編ではあれだけあちこちにいたというのに三の島では数が少なく、かなり探索させられる。
その為、【エネルギー物質】を作る為のハンター回路集めが大変。エネルギー物質は同じく三の島のクイズで15個も手に入る為、こちらで取ってリセットを繰り返す方が無難。

ビルダーズ2

【ムーンブルク島】編において【ロンダルキアへの洞窟】にて何度か3匹セットで出現する。
強敵だが、【勇者のはた】でムーンブルク兵全軍率いた状態であればなんとかなるはず。
逆に言えば、仲間の少ない状態でうっかり洞窟へ迷い込みこいつらに出くわすと苦戦は必至。
 
また【ヒエヒエ島】では強敵種として戦場跡に出現。壊れた資材の散らばる焼け野原に佇む戦闘マシンといった雰囲気になっている。
この個体は矢で遠距離攻撃をしてくる他、【やいばくだき】を使ってくる。また、前方に斬りかかる攻撃が【痛恨の一撃】になることがある。
倒すと【はやぶさのけん】のレシピをひらめくが、今作ではかなり微妙な性能なので急いで倒すメリットは特にない。
ストーリー上、ヒエヒエ島のこいつとは【少年シドー】が仲間にいない時期に出くわすことになろうが、手出しせずスルーするのが吉。
ただし、最強の武器を入手するのにも必要となるので、いずれは倒すことになるだろう。
 
なお、仲間にすることもでき、キラーマシン同様【からっぽ島】において畑の世話をしてくれる。
戦闘機械が畑仕事とはこれ如何に…まあ、戦争の道具を平和利用するという点で言えばこれもアリ…なのか…?
人間NPCと違って食事休憩する時間が無いので畑の収穫が捗る。が、夜間は普通に寝る。
当初はキラーマシンと違って1マスずつしか世話ができなかったが、2019/1/31のアップデートでキラーマシンと同じく9マス一気に世話ができるように修正された。

トレジャーズ

夜の【クフィ砂漠島】に出現する。
運べるお宝の数は3つで、お宝ガード率は90%。【探索れんけい】は滑空。
 
とくぎはキラーマシン族では唯一【ワイドレーザー】?を習得しないという個性がある。
代わりに【まじんぎり】【きりはらう】?【ホバープレス】?【みだれうち】?【アクセルスピン】?といった物理とくぎを豊富に習得する。
おしゃれ個体のみ【パワーレーザー】を習得できることがある。
特性は固定で必ず持っている【カチカチボディ】?の他、ねっけつかん、【いのちしらず】【スタンの使い手】?【弱体の反撃】?
 
特筆すべき点として本作ではかなり強力なまじんぎりを習得可能。きようさや会心率がアップするコインを装備させれば連射力のあるみだれうちと合わせてメタル狩りに大活躍する。
そのうえ特性の【ねっけつかん】と合わせることで会心を出すたびどんどん能力を上げることもできるかなり強力なモンスター。
習得とくぎがパワーレーザーを除きほぼ無属性で埋まっているので、どんな敵にも安定してダメージを出すことができるのも強み。
特性も扱いやすく強いものばかりなので、攻撃面に限ればキラーマシン族では最も優秀なモンスターと言っても良い。
タンク性能では優秀な耐性と防御力、特性にきせきのこぶしを持つ【モビルオニキス】に劣るのでそこは好みで使い分けしよう。

モンパレ

ぶっしつ系Dランク、地上タイプのモンスター。初期とくぎはなし。
サービス初期から実装されていたモンスターで、基本的にどこでも遭遇可能なのだが出会うには少々手間がいる。
というのも、通常パレード時にまれに遭遇するメタル系モンスターのお供でしか出現しないのだ。
しかもその大陸ではありえないような高レベルで出てくるため、意識せず遭遇してしまうと思わぬ苦戦を強いられることも。
メタルを狩るどころか、メタルを守る護衛のような役割で出てきてしまっている。それで良いのか…?
というわけで通常パレードで出会うのは難しいモンスターなのだが、マシンモンスターということで強敵イベント「マシンラッシュ!」では常連。
スカウトする際にはもっぱらそちらを狙うことになっていた。したっぱ、いっぱしの洞窟(ガチャ)でもたまについてくる。
 
本人のステータスはHPと攻撃力が高い前衛型。ランクアップできればキラーマシンに並ぶポテンシャルはあるが、MPはかなり低い。
キラーマシン系共通なのだが、地上タイプでありながらボウガンでの射撃で空中タイプも攻撃できる。

ライバルズ

スタンダードパックに収録。レア度はレア。

3/3/3
召喚時:メタルボディもしくはハードメタルボディを持つユニット1体を死亡させる

上述の通り、メタルボディまたはハードメタルボディ持ちを確実に倒すことができる。
それらへの対策カードとして役立つ一方で、ステータスは凡庸でメタルを積んでいないデッキには腐るという問題も抱えている。
 
なお、効果が強制かつ敵味方の指定がないため、味方にのみメタルボディ持ちがいる場合、味方のメタルボディ持ちモンスターを倒さないと場に出せないという欠陥もある。
メタル狩り能力を手に入れた代わりに暴走し、敵味方の分別はなくなってしまったようだ…

ウォーク

メインストーリー4章2話~4章8話などで出現する。ときどき見かけるモンスター。やいばくだきや斬りつける攻撃をしてくる。
こころの色は赤でコストは53。耐久は紙だが力と器用さが高く、斬撃ダメージとメラ属性耐性も上がるため、レベル上げに適している。グレードSでやいばくだきを覚える。

タクト

物質系のCランク、ぼうがいタイプで登場。
使用とくぎは【まひこうげき】/【らいじんぎり】

ドラけし!

死の火山のステージに稀に登場。青属性の星4で、れんぞくこうげきを持つ。

モンスター物語

【モンスター物語】によると、DQ2の世界で初登場の彼らは、
元々はDQ3の時代に【ゾーマ】によって対勇者の切り札として異界から召喚された存在だという。
しかし内部で新たな命令を伝えるための配線が足りず、稼働させることができないままゾーマは勇者に倒される。
その後、逃げ延びた配下がロンダルキアの洞窟の地下部分に隠したものを【ハーゴン】の軍団が発見した。
そして悪魔神官の研究の結果、内部構造も解析され、さらに配線の素材が【あまつゆのいと】と同一であることを発見、初めて兵器として稼働させることに成功したという。
 
そのボディには「fullautomatic. assaultmachine」(全自動戦闘兵器)というアルファベットが書かれており、
これはハーゴン達が使う文字とも、ラダトームの象形文字とも違う異世界の言葉とされている。
世界観とミスマッチなメカタイプのモンスターが存在する理由は、そもそも異世界の文明が作ったものだからという解釈である。
なお、FC版のドット絵が潰れていて左手がボウガンとわかりにくかったせいか、イラストではカギ爪になっている。
また、小説版のように「腕に持った剣」と明記されているがイラストでは剣は持っていない。
 
一見、まったく未知の文明が作り出した兵器のような印象だが、召喚したゾーマはある程度は知っていたはずである。
結果的に失敗ではあったものの、それは改造法がわからず研究する時間すらなかったからである。
一方で「何人も試みたことのない方法」として「魔法陣の配列を変えて誰も知らない異世界との境界を越えた」とあるので、召喚したゾーマにすら知らなかった世界だったのかもしれない。
 
また、謎を解明するきっかけになった悪魔神官の資料は、もともとエビルマージから譲られたものだが、長い年月を経て散逸したらしく、本来はもっとたくさんあったものの一冊であることがうかがえる。
これらから考えると、ゾーマ時代のモンスターの知識層には既知の存在(少なくとも書物で紹介される程度には)であることと、ハーゴン時代には、その知識が何らかの理由で失われていることがわかる。
そもそもハーゴンや悪魔神官は、過去にゾーマという魔王がいたということを知らなかったような描写すらされている。