【メダパニバッタ】

Last-modified: 2023-12-21 (木) 11:21:03

概要

DQ4に登場する紫色のバッタ型モンスター。【キリキリバッタ】の上位に当たる。
名前に【メダパニ】と付く初のモンスターでもある。
呪文の名を冠した【虫系】モンスターの元祖としては、DQ2の【ラリホーアント】がいる。
余談だが、DQ4にはクワガタ、バッタ、ハエの三系統の昆虫系【種属】が登場し、いずれも呪文の名前を冠するモンスターが1種ずつ含まれる。
また、メダパニバッタの登場はDQ4のみだがメダパニの名を冠したモンスターは、【メダパニとかげ】【メダパニシックル】【メダパニつむり】が継いでいる。しかも全員紫色。
 
昔、少年ジャンプに連載されていた野球漫画「Mr.FULLSWING」にて1コマだけ登場していた事がある。

DQ4

【デスパレス】の周辺や【アッテムト鉱山】深部から【エスターク神殿】【世界樹】の内部に出現する。
まさに「忘れた頃に出てくる上位種」の代表的存在。
 
パラメータは同時期のモンスターの中で最弱クラスだが、1ターンに2回行動し、その名の通りメダパニを使う。
【メダパニ→様子を見る】→【メダパニ→攻撃】→【メダパニ→様子を見る】の完全ローテーション行動であり、要約すると毎ターンメダパニを連発しつつ3ターンに一度だけ攻撃する。
このパターンは前作の【きめんどうし】と同じで、2回行動を「攻撃の激しさ」ではなく個性付けのために使っている例である。
パラメータが低いくせにFC版では単体で出現することが多く、たいていは何もできないままアリーナあたりに撲殺される。
しかも初めから混乱して出てくる場合もある。その状態で不意打ちしてきて、こちらが動く前に2回連続で自らを攻撃して自滅してしまうこともある。何しに出てきた君。それでも経験値が手に入るのがなんとも…。
世界樹のてっぺんまで登るとさすがに4体ぐらいの集団で現れることがある。
鬼面道士と違ってMPが少なくメダパニ2回分(10)しかない。ただ【判断力】が高いのでMP切れをちゃんと自覚するためローテーション3回目以降のメダパニはあまり意味がない。同様にこちらの馬車外メンバーが1人だけの場合、最初のメダパニで混乱すれば2回目のメダパニも使わない。
 
PS版では、身体が小さいのを生かして大量に出てくることが多くなった。
場所によってはなんと最大10匹で現れるために非常に厄介。こいつの真価は大量出現したときにこそある。
耐性がやたら高く、必ず効くのはよりによってメラ系とマヌーサだけ。集団攻撃が必要になったとき、手ごわい敵であることを知る。
おまけに攻撃回避率も高い。たかがバッタと思って侮ると本当に大変な目に遭う。
数が多いときは、ニフラムで消してしまうかラリホーで動きを止めるといい。
どちらも弱耐性なのでそこそこ効く。
 
DS版では再び出現数が減り、地味な存在になってしまった。
落とすアイテムは【においぶくろ】
 
【カジノ】【格闘場】では【アームライオン】2匹の脇にちょこんと現れる。
メダパニが上手くかかればいいのだが、大抵は相手の2回攻撃の前に屈する。
ただライオン2体の内どっちかにメダパニにかかればその時点で実質勝負は決するので、キーマン的な役割を担っている。あまり望めないが2回のメダパニが両方に決まれば約9倍の大穴。
ただし、アームライオンは【ブルホーク】と違ってメダパニ弱耐性があるので外れる恐れがある。一回でも外したら確実に負け。
余談ながらこの2種族を比較すると、見た目に反してメダパニバッタの方が攻撃力が高かったりする。
まぁ行動パターンのせいで全く実感できないのだが。