概要
逆三角形のかなり逞しい肉体に真っ赤な色の身体をした悪魔のモンスター。所謂山羊頭の悪魔バフォメットが元ネタであろう。
名前の由来はいまいち不詳。素直に「メッサーラ」とインターネット検索しても、本モンスターを除けばロボットアニメ・ガンダムシリーズの同名ロボが目立つ程度で、敵役ではあるものの由来とは思いにくい。更に遡ること1959年の洋画「ベン・ハー」にて主人公の旧友兼宿敵キャラの名になっており、作中「悪魔に魂を売った」と評されている。そちらのイメージを加味して【悪魔系】に当てはめたのかも知れない。
色違いに【ホースデビル】、【バルバロッサ】、【レッドバロン】、【闇芸人ルルルリーチ】がいる。
DQ5
ホースデビルの上位種で、系統最上位種はバルバロッサ。
【グランバニアへの洞窟】や【グランバニア城】の周辺、【試練の洞窟】内部に出現する他、【ネッドの宿屋】の北西にもたまに出現。
下位種であるホースデビルは【メラミ】を使ってきて中々インパクトがあったのだが、 こいつは通常攻撃に【マホトーン】、【ぶきみなひかり】と行動もかなり地味。
いずれも1/3の等確率で選択するが、通常攻撃以外はすべて【制限行動】。
攻撃力自体はやや高めだが、無駄行動も多く打撃以外の攻撃手段がないので脅威とはならない。耐性は高めで搦め手はあまり効かないが、使うまでもないだろう。
通常攻撃や、【メラ系】・【ギラ系】呪文、【炎系】の特技で攻撃しよう。
なお、一緒に出てくるモンスターも【メイジキメラ】や【ベロゴンロード】など、どうも火力に欠ける地味な連中ばかり。
悪魔つながりで相方扱いされることが多い【ミニデーモン】がときどきメラミを唱える程度なので、こいつが出るエリアは総じて苦戦することは少ないだろう。
グランバニアへの洞窟の低層では【はぐれメタル】と一緒に出ることも多い。
貴重な【いのりのゆびわ】を低確率(1/64)で落とすが、他のモンスターと組みやすいのでSFC版ではドロップを狙いにくい。
どうもこの系統中最も地味であるという印象が拭えない彼ではあるが、仲間にすることも可能。
すると一転、その地味さからは想像もつかない程の大活躍をする。
ちなみにホースデビルとバルバロッサはメラミを撃ってくるのに対し、彼は経験を積ませることでメラミと【メラゾーマ】を習得できる。詳細はこちら。
DQ10オフライン
最上位種として登場。【ベコン渓谷】、【風車の丘】、【ヴェリナード領西】に生息。
【魔力かくせい】からの【メラゾーマ】を得意とする。
通常ドロップは【こうもりのはね】、レアドロップは【パープルアイ】。
Ver.2
真の【魔女の森】にも生息。
DQ10オンライン
レベル上限解放クエストでは討伐対象になるほか、生息エリアも増えている。
詳しくはこちらを参照。
テリワン3D
初登場時から仲間になるモンスターだったにもかかわらず外部作には中々お呼びがかからずにいたが、今作で実に20年ぶりに再登場を果たす。
悪魔系のランクBで、【ほむらの扉】や【とこやみの扉】といった終盤に出現する。
高い素早さと賢さを持ち、「自動MP回復」や「呪文会心出やすい」の特性を活かした呪文攻撃が得意。
+値25で「ジャミングブレイク」、50で「ときどき赤い霧」が加わる。所持スキルは「イオ&ギラ」。
【バッファロン】との配合で【アンクルホーン】が、【デスゴーゴン】との配合で【キマイラロード】も作れる。
イルルカ
引き続き悪魔系Bランク。今回は【ドークの館】に出現。裏シナリオ進行中は一時的に【はざまの世界】に入れなくなるため、なるべく早くスカウトしておいた方がいい。
【新生配合】で【封じブレイク】、【メガボディ】化で【AI1~2回行動】、【ギガボディ】化で【ザキブレイク】を習得。スキルは変わっていない。
どこパレ
悪魔系の地上タイプ。
なんとSSランクになるという大出世を遂げたが、本作では【しのさそり】や【ダークナイト(DQ8)】といったよくわからない連中もSSランク入りしているため、微妙な立ち位置。ちなみに色違いのバルバロッサもSSランクである。
所謂イベントで仲間にできる無課金モンスターであるためかステータスは全体的に低め。
特殊な鍵マルチで入手できる個体は貴重な【ぶきみなひかり】を覚えている。
ライバルズ
第1弾「スタンダードパック」に収録された共通のノーマルカード。
4/3/4
召喚時:縦1列にいる全ての敵ユニットに1ダメージ
ステータスは平凡以下ながら、初期環境では貴重な範囲除去を備えたカード。似たような役回りとして敵ユニットが3体以上で全体に1ダメージを与える【ジャガーメイジ】がおり、基本的にそちらが優先されることが多かったが、その虚を突く形でこのカードも一定の支持を集めた時期があった。