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【メルキド】

Last-modified: 2019-08-25 (日) 05:05:02

概要 Edit

DQ1・DQ3に登場する、【アレフガルド】南部のメルキド高原に存在する城塞都市
その後の時代には存在しない。
SFC版『DQ1・2』の【公式ガイドブック】での英語表記はMelchidor。英語版での地名はNES・スマホ版がCantlin、GB/GBC版がMercado。mercadoはスペイン語で「市場」を意味し、日本版の「メルキド」もこれに似ている。

DQ1 Edit

周囲を強固な城郭で覆われたうえ、自動人形【ゴーレム】が番人として立ちはだかる無敵要塞。
どういうわけかゴーレムは魔物だけでなく【主人公】にも襲い掛かるので、町に入ろうとすると手前で強制エンカウントする。
しかも【ラダトーム】から大遠征をしないといけないので、恐らく一番最後に訪れる町になるだろう。
ここにたどり着くまでの道も結構複雑で、しかも周辺に出現する敵がそれまで攻略したエリアより格段に強いため辿りつけないプレイヤーも結構多いようだ。
かの【魔の島】よりも出現モンスターのランクが少々高く、フィールド上で最強の攻撃力を誇る【ドラゴン】が出現する地域でもある。
 
商業が盛んであり、【武器と防具の店】3軒と【道具屋】2軒・【宿屋】【鍵屋】【聖水屋】がある。宿屋は100ゴールドと高値。
鍵のかかった扉の奥にある武器と防具の店では、DQ1におけるナンバー2の武器【ほのおのつるぎ】と最強の盾【みかがみのたて】が販売されている。
他にも、DQ1において店で買うことのできるアイテムのほとんどがここで購入可能である。
このほか、主人公は買い物できないが、野菜を売っている八百屋や、街の中心部に公園まである。
 
町の人からは【ゆきのふ】関連の【ロトのよろい】に関する情報や、南にある神殿の【バリアー】の先では【ロトのしるし】の場所の座標が聞ける。
他にも【りゅうおう】の強さを言い伝える住民もいるが「爪が鉄を引き裂き、吐く炎が岩を溶かす」と教えていることから、この者は「竜王の正体」を言い伝えていることになる。
つまり、主人公以前に誰かが竜王の正体を見ており、しかも勝てなかったとはいえその威力を目の当たりにして、しかも生きのびて他の人に言い伝えたことを意味するんだろう。
 
FC版等では「ねえ わたしの ぽーとぴあと あなたの ドラゴンくえすとを かえっこしてよ」
というとんでもないセリフがあったり、【みやおう】【ゆうてい】が探している【キムこう】の姿があったりする。
 
クリアに必須な重要アイテムがあるわけではないため、実は必ずしも立ち寄る必要はない町だったりする。
そのためTASやRTAなどでは【マイラ】と共に無視されがちである。

リメイク版 Edit

宿屋が50ゴールドになったほか、【預かり所】も追加された。
また、2軒ある道具屋のラインナップが同じになり、【やくそう】【たいまつ】が売られなくなった。
 
北東の見張り場のようなところの2階の【兵士】からは「かつて世界が闇に包まれていた時代に【勇者ロト】が天上から降りてきた」という話を聞くことができる。
FC版DQ3よりも後に出たリメイク版ならではのセリフであり、DQ3のストーリーを知っているプレイヤーを嬉しくさせたことであろう。
そのすぐそばに下に落ちることができる場所があるが、おそらく一種の「伝説の再現」を意図したものだろう。
なおリメイク版ではキムこう、ポートピアとドラクエをかえっこしてよという住人は姿を消した。

小説版 Edit

ゴーレムを眠らせた上で入る事になる。
かつてはアレフガルド最大の商業都市として栄えていた。
名物はキノコのスープと黒地鶏のガーリック蒸し。
 
主人公アレフはここで【スターキメラ】率いる【キメラ】軍団に襲われるが、【ガルチラ】の協力により勝利する。

ゲームブック(双葉社) Edit

元々城として作られたところで、レンガ造りの町と設定されている。
宿屋が超豪華なホテルになっており、「N国の【大臣】」なる人物がスイートルームに宿泊しているが、支配人は「あの人は勇者様と違ってちっとも世の中を救ってくれない」と言って追い出し、代わりに主人公を泊まらせてくれる。
またロトのよろいは元々この町の【道具屋】の家宝だったが、ゆきのふならぬシンペー爺さんに盗まれたという設定。

ゲームブック(エニックス) Edit

ゴーレムとの戦闘なしで訪れる事ができる。宿屋がウィザードリィシリーズのように5G・25G・原作通りの100Gの三ランクに分かれていて、完全回復するためには最高ランクの部屋に泊まる必要がある。
中ランクだとHP・MPとも回復するが完全とは行かず、最低ランクだとそのままだとHP2しか回復しない。ただし、部屋に生えているキノコを思い切って食べる選択をすると、HPに限って中ランクの部屋より大きく回復できる(何度泊まっても食べる事ができる)。
上述の小説版で名物になっているキノコのスープの材料…でないことを祈りたい。
店売り最強の武器のほかに、【ドラゴンキラー】も入手できる。

DQ2 Edit

DQ1でゴーレムを倒したのが影響したのか、消滅してただの森になってしまっている。
【竜王のひ孫】は「かつてメルキドと呼ばれた町の…」と過去形で語っていることから、本当に滅びてしまったと考えるのが順当か。
名前が変わっただけで、アレフガルドの他の町と共に姿が省略されたと解釈することもなんとか可能ではあるが…

ゲームブック(エニックス) Edit

上空から眺める限りでは、ちゃんと存在しているようだが、直接訪れる事は出来ない。

DQ3 Edit

DQ1と同様商業都市かと思いきや、【ゾーマ】の支配のせいで街の人全員無気力状態。
【格闘場】こそ開いているものの、武器と防具の店や道具屋などは軒並み営業していない。
こうして、炎の剣は復活の機会を失い長らく忘れられる存在となってしまった。残念。
そんな中、魔法の力で動く人形を開発し、その人形に町を守らせようと考えている【学者】だけは熱心に研究を続けている。
なお、この町の宿屋には後に伝説の吟遊詩人として語り継がれる【ガライ】がいる。
ゾーマ撃破後に尋ねると人々はやる気を取り戻しており、町を守る人形の名前も「ゴーレム」に決まったようだ。
 
これらの様にDQ1との繋がりを意識した描写は見られるものの、アイテムは購入できず【宝箱】なども存在しないため、訪れても実利的な旨味は無い。
 
【ドムドーラ】では「高い壁に囲まれた町だからすぐわかると思いますよ」と言われるが、DQ1と違ってフィールド上に壁のグラフィックは存在せず、ただの山に囲まれている。

リメイク版 Edit

店が営業していないのは変わらないが、【ちいさなメダル】をはじめ、非常に多くのアイテムを拾える。
特に【性格】を変える本は5種類も入手できる。
また、クリア後になると【ゼニスの城】【詩人】の謎解きの舞台になり、庭園で【やみのころも】が拾える。
 
一方、FC版同様フィールド上に壁のグラフィックは存在せず、相変わらずただの山に囲まれている。

ゲームブック Edit

ゾーマ軍に包囲されており入口の城門は封鎖中。何らかの方法で突破する必要がある。
進め方によってはここで【カンダタ】女海賊ミランと再会できる。

小説版 Edit

名前のみ登場。
ガライが2年前に【オルテガ】と会った場所。
またオルテガは、砕けた【おうじゃのけん】をここで入手したらしい。

DQ10 Edit

仲間にしたゴーレムがスキル「まもるチカラ」40Pで習得する特技の名前が【メルキドの秘法】である(【めいそう】のパワーアップ版)。

DQM1 Edit

具体的な名前は出てこないが、【まもりのとびら】のぬしの【ゴーレム】【ゴレムス】)のいるフロアが、DQ1のメルキド周辺そっくりの地形である。
【わたぼう】曰くゴーレムの見ている幻であり、実際に町の中に入ることはできない。それでもゴーレムは町を守るという使命にしたがい、テリー達に襲い掛かってくる。
後のDQ2の世界では実際に町が無くなっていることを考えれば、言い知れぬ哀愁を漂わせる描写である。

DQMCH Edit

完全な廃墟に。
城壁もほぼ崩れ去っており、【ゴーレムの心】が一つ寂しく放置されているのみである。
アレフガルド自体が海の底へ沈んでいたのだから、当然と言えば当然である。
むしろ、そんな状況にも関わらずただのアイテムがよく海流に流されることなく残っていたものだ。

DQB Edit

第1章で復興する最初の町で最初の拠点。
集団墓地のような場所から目覚め、外の世界に出た【主人公(DQB)】が初めて復興することになる。
DQ1や3で在りし日のメルキドを見たことがある人ならわかるが、本当にあの立派な城壁はどこへ行ったというほど
綺麗になくなっており、建物の残骸らしき物が若干残っている以外はまわりの草原と大差ない跡地となっている。
 
体験版では本編でここで旅の扉・青を手に入れる段階までプレイ可能。
それでも現段階で手に入る素材しか使えないという制限こそあるが建築等は自由自在に行えるので、体験版では多くのビルダー達が豊富な発想力と想像力で様々な形のメルキドを作り上げた。
 
最初に訪れるのは【ピリン】。しかし彼女は戦えないため何かとサポートしてくれるのはその次に加入するおっさんの【ロロンド】
後に町人達にいろいろな料理を振る舞ってくれるピリンも、訪れた段階では「たいまつは拾うもの」という認識であり「物を作り出す」事を全く知らない様子。
ロロンドの方も、彼に会う前に読むことになるであろうメモも文字をほぼ失っている影響で全てひらがなで書かれているほど。(【メルキド録】→めるきどろく)
あまりに文明が原始的になってしまったアレフガルドの悲惨さを痛感させてくれる。

周囲の環境が緑豊かなので、【フリービルドモード】以外では唯一、美しい外見の町を建築することができる。
また、全章で唯一拠点が高所にあり、水場を作る場合はかなり掘り進める必要がある。

新メルキドの廃墟 Edit

旅の扉・青からいける島の奥地にある巨大な廃墟。

物語以前に、当時のメルキド町長の命により、元のメルキドよりはるか西の山の谷間に町を移している。
新メルキドは街の周りはおろか天井までも全て強固な壁で囲んだシェルターだったのだが、外界との接続を絶ったおかげか作物も全く育てられず、物資は次第に底を突いてしまう。
荒んだ心により住人が互いに争うようになり、最終的には「メルキドの敵は人間」と認識してしまったゴーレムの手で完全に滅ぼされてしまった。
かつてメルキドの町長だった【ロロニア】や竜王軍との戦いで命を落とした兵士の【幽霊】が現在も彷徨っている。

新メルキドの廃墟にある子どもの日記を読むと当時の状況を少しながら伺う事ができる。
その内容は掻い摘むと「仲良くしなきゃいけないのに、みんなは喧嘩をする。なぜか日に日に人が少なくなる。僕よりも小さい子から順番にいなくなっていく」というもの。

本来守るべきはずである小さな子供から体力が尽き、場合によっては間引かれるような行為も起きていたのかもしれない。日記の書き手も死を理解できないまま天に召されたのであろうか。
住人は時折肉を食べていたらしいが、その肉はどこから来たのやら。まあ察しはつくだろうが……。
廃墟には【石垣】【城のカベ】【屋根】といった建材に加えて、家具もそれなりに残っているので、メルキド復興の礎として再利用させてもらおう。ただし、解体に夢中になるあまり転落死しないように注意。

DQB2 Edit

【主人公(DQB2)】の出身地。
ここから【ハーゴン教団】に拉致された見習いビルダーが、【ハーゴン教団の船】【牢屋】で目を覚ましたところから物語が始まる。

本来のDQ2の世界では滅んだともされているが、今作では健在である模様。
クリア後に【ミト】から聞ける話では伝え聞くところ「一度滅びたものの伝説のビルダーによって再建され今も繁栄を続ける町」であるとのこと。