【モンバーバラ】

Last-modified: 2024-08-30 (金) 11:33:42

DQ4

世界の最南端に位置する町。第四章から登場する。
FC版の【公式ガイドブック】での英語表記はMonbarbara。英語版での地名はNES版ではMonbaraba、DS版以降ではLaissez Fayre(「自由放任主義」を意味するlaissez-faireのアレンジ)。
世界でも唯一の大劇場が名物となっている。なお劇場は夜しかやっていない。
【防具屋】では【やくそう】も売られている。

四章

四章のスタート地点であり、章のタイトルにもなっている。
【マーニャ】はこの劇場で人気の踊り子だが、座付きの踊り子というわけではなく仇討ちの旅の途中に一時的に所属していただけである。
劇場の観客を含め、この町にも仇の【バルザック】はいないとわかり、妹【ミネア】とともに再び旅に出る。
その際に【座長】がこれまでの手当てとしてマーニャに100Gをくれるが、これは武器屋見習い時代の【トルネコ】の一日のバイト代程度で、仮に日払いだとしても売れっ子にしては少なすぎる気がしなくもない…。
ただし、トルネコのバイトは名目上は歩合制であり、トルネコのセールス力の高さによって通常より物凄く高い給料を得ていただけかもしれない。
なお、参考までにミネアの路上占いは1回10G、世界各地の宿屋の宿泊料は1人1泊10G未満という物価水準である。
 
夜に来ている客に話しかけると「後ろの人がもぞもぞ動く。落とし物でも探しているのだろうか」
と言うので、昼に来て人がいなくなったところを調べると80Gが落ちている。マーニャの給料の8割相当と考えると庶民にとってなかなかの大金であり、かなり困っているのではないかと想像される。
夜に来ていなくても、4章スタート時(昼)に回収可能。
このGとマーニャの初期装備である【おどりこのふく】を売れば充実した装備で旅に出ることができる。
拾わなければ5章でも回収できるが、4章で拾ってしまったほうが楽になるだろう。
ちなみに拾った後も、後ろの人はもぞもぞ探し続けている。話しかけられないので返してあげることはできない。
 
裏から舞台に上がることもでき、観客はマーニャが帰ってきたことを喜ぶが、給料はもらえない。
また観客席側にいると3人のバニーが踊っている姿を見ることができるが、「特定のマス」を踏むと一人ずつ舞台奥から現れる仕組みであり、短時間踊ると撤収する。しかし「特定のマス」を踏み続けていれば少し時間をおいてからまた現れる。プレイヤーキャラクターが舞台裏に回り込むだけの時間があればすべてのバニーが撤収するため、プレイヤーキャラクターが舞台に上がっている間は基本的にバニーは出てこない。
ただし、バニーが舞台奥に引っ込んでから再び現れるタイミングを見計らってうまく「特定のマス」を踏んだり踏み外したりすれば、3人のバニーが動き回るタイミングをずらすことができる。タイミングによっては舞台奥から現れるバニーと奥へ撤収するバニーが衝突して動けなくなることがあり、その状態を作り出せば、舞台上でバニーに話しかけることが可能。話しかければこちらに振り向くが、基本的には【そのほうこうには だれも いない。】となって台詞を返さない(後述の例外を除く)。
 
酒場の2階には怪しげな部屋があるが、まだこの章では利用することができない。
ここで働いていた【リンダ】という女性が【キングレオ城】からお呼びがかかったが、行方をくらましたという話が聞ける。
実は本人は宿屋で神父に匿われており、夜に訪れると話を聞くことができ、お城に関する重要な噂を聞ける。
彼女に限らず、キングレオ城に何人もの女性が呼ばれ、毎日のように宴会を開いているらしいこと、城に行った女性は誰一人帰ってこないことなどが酒場の酔客から聞ける。
 
リメイク版では拾えるアイテムが増え、販売品に【ヘアバンド】が追加されており、更に装備を整え易くなっている。
おどりこのふくを売却して【クロスボウ】を購入しても、劇場で拾える金に加えて、拾った防具を売却すればヘアバンドも購入できる。

五章

船入手後から訪問可能。
劇場では踊り子たちに代わって、【パノン】がお笑い芸を披露している。
当然観客は爆笑の渦に包まれているのだが、どのようなネタか知りたければ舞台袖側から舞台に乱入してパノンに話しかければ、その一端を知ることはできる(基本的にダジャレのようだ)。
主人公たちは【スタンシアラ王】を笑わせて【てんくうのかぶと】を入手するため、パノンを説得してNPCとして仲間に加えることとなる。
逆を言えば先に【スタンシアラ】でフラグを立ててからでないと仲間にできない。
舞台上のパノンは、舞台に上がってきた主人公一行をも相手に駄洒落を披露するので、一緒に漫才をしたいならフラグを立てる前に訪れてみよう。
 
FC版では舞台上から観客の一人に話しかけても、メンバーにマーニャが含まれるか否かで台詞が変化するだけだった(もちろん魔物に変身しているときか先頭がドランだと怖がるが)。
パノンがいなくなった後は従来通り舞台でバニーが踊っている。
前述のNPC衝突を利用して舞台上のバニーに話しかける場合、【へんげのつえ】で魔物に変身しているか、もしくは【ドラン】を先頭にしておけば舞台上のバニーからも怖がる台詞を聞ける。なおNPC同士の進路衝突によるお見合いは隊列の並び替えを行うと解消される仕様があるので、ドランが先頭か否かでの台詞の違いを見ようとするとバニーが動き出して撤収してしまうことに注意。
 
リメイク版でも夜の劇場のステージに上がることは可能で、パノンを仲間にした後に舞台から客席に話しかけると、先頭のメンバーが誰であるかで客のヤジが変化する。

  • 男勇者・ライアン・クリフト・ピサロ・ホフマン→新顔ということで盛り上がるが、なぜか服を脱ぐよう頼まれる(直後ライアンに話かけると今日の客は趣味が悪いと漏らす)
  • 女勇者・アリーナ・マーニャ・ミネア・ルーシア→大盛り上がり、踊れー脱げーコールも勢いがある
  • トルネコ→すげえ なんて腹だ!あのデブは ただもんじゃねえ!腹芸を見せてくれー!(原文そのまま)
  • ブライ→ブーイングと帰れコールの嵐
  • パノン→もともと劇場公演していたので大人気、新ネタを期待される
  • ドラン→ステージ上で火を吹いて客席が騒然とする(吹雪ちゃうんかい)

特にトルネコとブライを先頭にした時のヤジと、話しかけた時の対応は必見。
ちなみに【へんげのつえ】で姿を変えても、それによって客のヤジが変わることはない(PS/DS版共通)。
そのため、先頭キャラと変身した姿の組み合わせによっては「脱げと迫られる【スライム】」だの「腹芸をせがまれる【骸骨】」だの「ブーイングを受ける【踊り子】」だの、シュールな状況が生まれる。
 
酒場では【デスパレス】のある島に関する噂を聞くことができる。
なお、酒場の2階ではシリーズ恒例の【ぱふぱふ】イベントが存在する。
ぱふぱふ好きの健全な諸君は夜に一人だけでGO!
 
また、教会も宿屋も入り口からすぐの場所にあるので、【ソレッタ】と同様セーブ&ロード拠点としてかなり便利。宿屋でパーティを全快させた直後、即座にセーブができる。
さらに、ソレッタよりも宿屋が安い。
一方、リメイク版のソレッタは屋根無しによる教会で再開後即ルーラ可能というメリットがあり一長一短と言える。
ここの宿屋の裏では四章でリンダを探していた大男が隠れている。どうやらリンダを見つけることができなかったようで、王様から処罰されることを恐れているようだ。
なお、リンダと神父が無事に逃げおおせたことは劇場控室や酒場の2階のぱふぱふ娘から噂話として聞くことができる。
 
PS版では宿屋の客室と劇場の1階がランダムの【移民】出現スポットになっている。
DS版以降では最初の移民である【旅の尼】が教会に、最終段階に必要な兵士【ポルタ】が宿屋に出現する。

トレジャーズ

お宝に【モンバーバラの劇場の床】が登場。

ライバルズ

第10弾カードパック「破壊と創造のフロンティア」にて「劇場」として大劇場が登場。同パックで新登場したカード種、建物の1枚で、共通のスーパーレア。

コスト1/耐久5 建物
おうえん
自分が必殺技を持つカードか
必殺技をもつヒーロースキルを
使用した後 カードを1枚引く
自分のターン終了時 耐久値-1

低コストのおうえんでテンションを上げて必殺技を発動しやすくし、更に必殺技を発動した時にドローできるという必殺技のサポートに特化した建物。
0コスト必殺技のレベル3を回すのがデッキの前提となる【少年シドー】とは相性抜群で、テンションをガンガン回すために手札も大量に必要なので少年シドーデッキでは必須である。耐久値が高い建物ということで耐久値を犠牲にレベル1を強化するのにも使える。
逆に少年シドー以外だと必殺技を多くデッキに入れることがまずないので発動回数が稼げず、【大魔王ゾーマ】【魔神ダークドレアム】のレベル3は何回でも発動できるがコスト面からそう連発するものではないと使い道がかなり薄い。その場合は長時間マスを埋めてしまうのも痛く専ら【きあいため】以下の性能になってしまうので、ほぼ少年シドーデッキ専用と言える。
ただしどのリーダーでも使える低コストおうえんということで、後に登場した【サンダーサタン】軸のOTKで使われることもあった。【ムーンブルクの王女】と合わせればサンダーサタン×2に【掴み取る未来】を使っても8コストで、これ一枚とテンション溜めで4回のじゃんけんを仕掛けられるためである。