Top > 【ユリシス】


【ユリシス】

Last-modified: 2019-05-23 (木) 03:58:49

DQ9 Edit

砂漠の王国【グビアナ】の現女王。公式グラフィックではかなりの美人。
英語版での名前はVoluptua。「なまめかしい」や「快楽主義者」などの意味をもつvoluptuousから。
 
先代国王ガレイウスは砂漠に用水路を引いた偉大な人物であったが、その娘である彼女は大変な暗君である。
せっかく引いた水路の水を自分の浴場に引き、砂漠では貴重な水を文字通り湯水の如く使っていた。
このようにやりたい放題ばかりしていたため、先代の蓄えを今代で使い切ってしまうのではないかと懸念されていた。
性格も大変歪んでおり、主人公の天使様を思い切り愚弄してくれる。
ささいな理由で優秀な料理人やその他の家臣をクビにしたりもしていたようである。まさに暗君。
 
日頃の行いは大切ということを、われわれプレイヤーに教えてくれる反面教師である。
【女神の果実】の力で魔物化した【アノン】に連れ去られたとき、誰も心配しないどころか、あんな奴居なくなってしまえば良いよ、という趣旨の発言があちこちで聞かれる。
果ては「いなくなったのなら【ジーラ】お姉さまがやめさせられなくてすむ」と喜ぶ者もいる始末。
護衛の兵士ですら、積極的に彼女を助けようとしない始末である。
しょうがないので、主人公達が骨を折ることになる。
 
こうした性格の歪みは先代国王に原因があるようで、親の愛情に飢えた結果がこれらしい。
実際に父親の亡霊が登場し、王としての名声欲しさに治水工事に精を出したものの、そのせいで娘に構ってやれなかったと言っている。
昔から仕えている一部の家臣なんかは、この辺りの事情を知ってはいたのだが……。
アノンだけは唯一の友達で、他の何よりもこの珍妙なトカゲに愛情を注いでいる。そればかりかアノン相手に寂しいと泣きながら訴えていたこともあるらしく、これを密かに知ったジーラは心を痛めている。
前作の【ハワード】を彷彿とさせる。
 
アノンの一件で改心し、またジーラの言葉で「自分は一人じゃない」と自信を持ったことで、グビアナ王国を観光地として発展させるために頑張ることになる。
心を許せる相手が変なトカゲしかいないくらいの末期症状だったのに、よく更正できたもんだ。
こうした成長を見せる頃には、【グビアナ地下水道】に居た先代国王の霊も成仏している。
 
本作では位が高いだけのダメ人間は他に【ナムジン】がいるがあちらはこちらと違いダメ人間なのは演技。その事から彼女こそが【ヘンリー】あたりの系譜と言ってもいいだろう。