【ライノソルジャー】

Last-modified: 2024-09-11 (水) 17:34:09

概要

DQ4などに登場するモンスター。ハルベルトとピンクの鎧を装備した二足歩行のサイ。
色違いには【サイおとこ】【ライノスキング】が、カバ版に【カバリアー】等がいる。
脳筋だったサイおとこよりあらゆる面で格段に進歩していて、魔法戦士兼鉄壁重戦車になった。
 
ゴツイ肉体と面構えにファンシーな色の鎧という独特なセンスは某王宮戦士にソックリであり、彼とは種族を超越した友情を築けそうな気がしないでもない。
 
【鳥山明 ドラゴンクエスト イラストレーションズ】に原画が掲載されているモンスターの一体であり、№12と手書きで記されている。

DQ4

【リバーサイド】周辺、【魔神像】【デスパレス】あたりで見かける。
この系統の共通の特徴として単体グループでしか出現しないが、他のモンスターとセットで出ることはある。
通常攻撃に加え、【ルカナン】【スカラ】を唱える。
たかがスカラとあなどるなかれ。
何しろDQ4のスカラは歴代作品で最も効果が高く、上昇値はなんと元の数値の150%。これを守備力が150もあるライノソルジャーが使うのだからたまらない。
適正レベルの前衛キャラなら150の守備力でも打撃が十分通るのだが、スカラを唱えられたらたちまち打撃が通らなくなってしまう。
「ライノソルジャーのしゅびりょくが225あがった!」というメッセージのインパクトは絶大。
おまけに完全2回行動で、スカラで鉄壁と化した後に高い攻撃力で猛攻を仕掛けてくる。 
デイン系・ヒャド系以外の攻撃呪文に強耐性を持ち、補助呪文もルカニとメガンテ以外の全てに耐性を持つ。
スカラを1回使われるだけでも、守備力は375とラスボス(守備力250)をも凌駕する数値となり、「守備力が低くて戦いやすい」というDQ4の概念を根本から覆してくれる。
同じくスカラが厄介だった【リリパット】はMPが低く1回しか使えなかったが、コイツはMPが17ある上にスカラの優先度も高く、2回行動でスカラを重ね掛けし、4回使ってカンストする事もある。
しかし、硬い反面で足は遅く素早さが35しかないため、順当に育っていればこちらの鈍足メンバー以外はまず先手を取れるので、付け入る隙は十分にある。
FC版では単体で出現するパターンがほとんどのため、大抵の場合アリーナの先制攻撃でボコボコにされ、後続の仲間がそのままとどめを刺したり、アリーナの先制会心でいきなりK.O.される姿を見る事の方が多いだろう。
 
上述の通りあらゆる攻撃呪文に耐性を持つ鉄壁ぶりだが、【耐性貫通力】の高い【ラリホーマ】ならば75%の高確率で効くためそれで眠らせるか、4割ほどの確率で効く【ザキ系】使いのクリフトに任せるといい。
4コママンガ劇場でも、スカラでガチガチに固めたライノソルジャーをザキで仕留めるネタがあった(4巻P29)。
ついでにマホトーンとマヌーサが弱耐性で、どちらもクリフトが覚えるので「めいれいさせろ」のあるリメイク版ではさらに彼の活躍が期待できる。
他にも二章メンバーは比較的相性が良く、アリーナはスカラを使われる前に先制攻撃可能で会心率も高く、ブライもヒャド系が弱耐性で効きやすく、リメイク版ならばルカニ&ルカナンを任意使用可能。
また、デイン系のみ無耐性なので勇者の【ライデイン】でHPを削るのも有効であり、上述の通りヒャド系が効きやすいので【こおりのやいば】を使うのも有効な攻撃手段の一つ。
他にも【マホトラ】が弱耐性で効きやすく、【ルカニ系】が無耐性で必中、出現地域へ向かう前に【せいじゃくのたま】【まふうじのつえ】【みなごろしのけん】が入手可能なので、味方全員が各種呪文・道具を任意使用可能なリメイク版では対処がかなり楽になったと言える。
 
落とすアイテムは【まじんのかなづち】。しかし確率はかなり低い。
ただ上述のスカラ重ねがけで守備力がカンストしたのを見計らって、【トルネコ】盗ませれば意外と簡単に手に入る。その場合、カンスト待ちは【アストロン】を使うといいだろう。
トルネコのHPが減ってきたら【勇者】を出して回復させればいい。
 
その驚異的な能力を買われてかデスパレスの護衛もしており、6章ではちゃっかり【エビルプリースト】の側近をしている奴もいる。
ピサロに対して吐く三流悪役っぽい台詞は一見の価値あり。
2匹同時に襲ってくるが、流石にこの時期になると瞬殺できるはず。
そのせいか無視した場合でもそばにいるはずなのにエビルプリースト戦には全く参加しない。
それどころか撃破後にはいなくなっている。親玉がやられて尻尾を巻いて逃げたか?
また、一匹だけ投獄されている個体もいるが、こちらは話しかけても返事せず、瞑想するかのごとくただジッとしている。逆賊のエビルプリーストに下げる頭などない、という意思表示なのかもしれない……。
 
リメイク版では体色も水色からリアルなグレーに変更されている。

DQ10オフライン

【オルセコ高地】【レーナム緑野】(南の崖下)に生息する。
痛恨の一撃を繰り出してくることもある。
通常ドロップは【きつけそう】、レアドロップは【まじゅうのツノ】
魔法使いクエスト【はじめてのオフ会】に強化版が登場。

DQ10オンライン

バトルロードII同様の脳筋キャラとなったため、槍職の経験値稼ぎのカモになった。
詳細はこちらを参照。

テリワン3D

魔獣系のCランク。
HPギャンブル、くじけぬ心、守備力ギャンブル、ギャンブルカウンターの特性を持つ。残念ながら、原作さながらのAI2回行動は持たない。
守備力とHPが高いのもあって、受け要員としてはかなりの活躍が期待できる……はずだが、
こいつは特性にギャンブルを二つも持っているという弱点を持つ。
両方のギャンブルでもともとの能力を超絶数値まで引き上げることも出来るが、逆に役目を果たさないヘロヘロモンスターになることもある。
ギャンブルでの戦いがしたい人は是非使ってみてはいかがだろうか。
所持スキルは【イエローファイター】
ちなみにモーションが【アークデーモン】の流用なため、斧で相手を突くという変な戦い方になっている。

イルルカ

ランク・系統共に前回と変わらず。
野生では出現しないが、タマゴから生まれることがある。
【新生配合】で一発逆転、メガ・ギガボディ化でAI1~2回行動、ギガボディ化で攻撃力ギャンブルを得る。
本作では新生配合時に特性の入れ替えができるのでギャンブル特性のどちらかを消すことが可能になり、若干使いやすくなった。ついでに原作同様の2回行動も再現可能に。
所持スキルは同じく「イエローファイター」。

DQM3

魔獣系のランクD。 
【デスパレス】を訪れた際に【ベンガル】【アームライオン】と共に襲いかかってくる。
野生では出現せず、【グリズリー】と物質系または【アックスドラゴン】の特殊配合で生み出せる。
 
特性は【くじけぬ心】【バースト確率アップ】(Lv20)、【ときどきスカラ】(Lv40)。
Lサイズ化で【1~3回行動】【会心かんぜんガード】【ロケットスタート】(Lv60)を習得。
所持スキルは【剣闘士】
 
【ユニコーン】との配合で【ずしおうまる】が生み出せる。

バトルロード2

第1章でDQ4以来久々の登場を果たす。
ステータスはHP:776 ちから:145 かしこさ:29 みのまもり:106 すばやさ:11。
使える技は「スローイングアックス」と「ヘビーアックス」。
前者はハンマー投げのように斧を投げつけ、敵全員を攻撃。
後者は思い切り斧を振り下ろし、敵1体を攻撃。
 
ステータス、打撃耐性共に【うごくせきぞう】とよく似た特徴である。
重い斧を振り下ろす動作が災いしてか、技の命中率は全体的に低め。
主人公の職業が戦士だと、ヘビーアックスが変化して当たれば会心が出るが外れやすい「痛恨斬り」になる。
【ボストロール】の痛恨の一撃とは違い、当たった場合の文字は会心の一撃である。

ライバルズ

第5弾「勇気の英雄譚」に収録された共通のノーマルカード。

3/4/2
スキルブースト:HP+1

最初の状態だと耐久力はないがテンションスキルを回す度にHPが上がり、勇者エイトを採用したデッキではかなりの耐久力を持つこともあった。勇者エイトを採用したデッキではたまに使用されていた。

ウォーク

ストーリー10章6話のボスとして登場する。
【グール】2体を伴って出現し、約450程度の痛恨の一撃や【オノむそう】での攻撃と、ルカナンやスカラの補助呪文を使用する。
2回攻撃なので攻撃の頻度が高く、グールの甘い息で眠らされると立て直しが難しい。

タクト

2020年11月6日開催の「ドラゴンクエストIVイベント」にて「デスピサロSPスカウト」のAランク枠として登場。
魔獣系のAランク、こうげきタイプ。
リーダー特性「敵のしゅび力-10%」
とくぎは「雷光ぶんまわし」/【ふうじんぎり】/【ボミエアタック】
覚醒スキル 10Pで「いどう力+1」

ダイの大冒険

最終決戦の処刑場に【ザボエラ】が潜ませた【魔界】の怪物の一員としてこいつと同種のモンスターが多数登場した。
カラーが不明なので、系統モンスターのいずれかまでは判別できない。
最後には【超魔ゾンビ】のパーツにされてしまった。
 
新アニメではライノソルジャーの体色となっている。

アベル伝説

【ジキド】率いる【バラモス】親衛隊の隊員。カラーリングはサイおとこに近い。
闇のバザールで【アベル】たちを襲い真実の湖のある場所を聞き出そうとしていた。