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【ライフコッド】

Last-modified: 2019-06-10 (月) 01:52:22

DQ6 Edit

壁のごとく突き出た山の上に位置する小さな【村】で、現実の世界の両方に存在する。
【公式ガイドブック】での英語表記はLife Cod、DS版以降の英語版での地名はWeaver’s Peak。
 
絹織物や木彫り細工の販売で収益を得ているほか、一年の幸福を願い、毎年精霊の祭りを行う。

上の世界 Edit

本作の【スタート地点】である。
 
【主人公】が妹の【ターニア】と暮らしている。
村には、ターニアに恋心を抱き、主人公をアニキと慕う【ランド】などがいる。
村長から、山の麓にある【シエーナ】【マルシェ】)で、【せいれいのかんむり】を買ってくるように依頼されるところから本作の冒険が始まる。
そして、無事に冠を持ち帰ると、精霊の祭りが執り行われ、そのときにターニアに乗り移った精霊の声の導きのより、ただの村の少年であった主人公は旅立つことになる。
 
家にはいつでも戻ることができ、原則的には無料で泊まることができる
また、精霊の祭りのイベント以降は特に必須イベントはないが、ストーリーが進むにつれて、主人公が帰省したときの村人やターニアの台詞が変わる。
その中にはターニアが、「主人公がどこかの国の王子という夢を見た」という、ストーリーの伏線となるイベントも用意されている。
武器屋には立派な鎧が飾られており、ストーリーがある程度進むと購入できるようになる。(【せいれいのよろい】を参照)
 
また、東には【小屋】がある。

レアメッセージ Edit

実は開始直後~精霊の冠入手までの期間限定で、自宅の東側のベッド(自分のベッド)に近づくと

少し休みますか?

【はい/いいえ】の選択肢が出て、いつでも休むことができる。
他のRPGでは無人のベッドで休める仕様はさほど珍しくはないが、ドラクエシリーズではこれが地味に初であった。
以降の作品でも、タダ宿は誰かに話しかけるパターンがほとんどで類例はかなり少ない。【堀井雄二】が重視する「人間の温かみ」の演出のためと思われる。
 
なお、精霊の祭りイベント以降はターニアに話しかけることで宿泊できるためか、ベッドに近づいてもこのメッセージは出なくなる。期間限定のレアメッセージである。
ちなみに、この仕様のせいでベッド脇の【タンス】を調べるときに若干うっとうしい。
なお、同様のメッセージは【レイドック南東の関所】でも出るが、こちらも期間限定という共通点がある。

下の世界 Edit

下の世界では岩山を挟んで【レイドック】のほぼ真北に存在し、【マーメイドハープ】を入手後に訪れることができるようになる。
麓にある老人の家には、レイドックの兵士が訪れており、「王子によく似た人物が村にいる」という情報をくれる。
噂の通り、この村には主人公の実体がいる。
【ムドー】によって精神と分離され、石化された主人公の肉体は、時が経ってひとりでに動き出し、【山肌の道】で行き倒れていたそうである。
現実世界のターニアは、当然主人公と実の兄妹ではなく、行き倒れになっていた主人公の実体の世話をしている。
夢の世界で主人公とターニアが実の兄妹となっているのは、現実の世界にいるもう一人の主人公(過去に妹を亡くしている)が、自分の世話をするターニアを「本当の妹でいて欲しい」と願い、親のいないターニアも「兄が欲しかった」という同様の想いを抱いているためである。
他にも

  • 武器屋の主人が、まだ精霊の鎧を仕上げられていない。
  • 夢の世界で主人公を「アニキ」と呼んで慕っているランドが、よそ者の主人公を邪険に扱っている。
  • ランドの実家の壁の【落書き】が、「○○○○のよわむし」(○○○○には主人公の名前が入る)となっている。
  • 機織りの老夫婦が後継者がいないと嘆いており、後述の襲撃イベント後、村長の娘の【ジュディ】が後継ぎに立候補する。(夢の世界では最初から後継ぎの女性がいる)

など、夢と現実の違いがよく分かる村である。
現実の武器屋の店主は粗末な物ばかり販売しているが、よろず屋は高性能の防具などを販売している。
 
さらにこれは夢と現実とは無関係かもしれないが、上の世界に比べると閉鎖的な村でよそ者に厳しい所がある。

村のおばちゃんが「この村じゃ、よそ者を煙たがる人も少なくないから。」と警告する通り、主人公を外して村をうろつくと、酒場のあらくれには「よそものがいると酒がまずくなる」、井戸にいるお婆ちゃんや農夫には「よそものがっ!」と罵られ、ランドに至っては「俺はよそ者が大嫌いでね。」とはっきり言ってくれる始末。
いかに閉鎖的な環境であるかがわかる(狭い環境では地元民同士は気心が知れて居心地の良い反面、価値観の異なる者を拒絶しやすくなる)。

重傷及び記憶喪失だったとはいえ、よそ者である主人公本体がランド以外にはある程度受け入れられているのが不思議である。村人たちのセリフから推測すると、ターニアに気に入られたことが大きなポイントだろう。

いちおう酒場の女将や商人や村長、ターニアなどは歓迎してくれ、村長の奥さんの台詞はなかなかの名言であるが。
 
現実世界のこの村を訪れてしばらく会話を進めていくと、主人公を倒すため、【まおうのつかい】を筆頭に魔物の群れが攻めてくるイベントが発生する。
【天空シリーズ】では恒例とも言うべき、「主人公と馴染の深い村が襲われる」という展開で、前2作同様あわや全滅かと思いきや、住民たちがカマやクワを持って狭間の世界の魔物相手に奮戦しているのだ。

他にも機織り機を命をかけて守ろうとする老人、訪れた村で住民に加勢する戦士、近くに魔物がいるのに寝ていられる神経の男や女もいる。
魔族の王【ピサロ】が自ら乗り込んできたDQ4の【山奥の村】とは比較できないが、人間の軍隊に攻め滅ぼされた【サンタローズ】よりは強いようだ。

もっとも、攻撃面はともかく、防御力に関しては終盤の防具も売られているため、その点は序盤のアイテムしかない青年時代前半までのサンタローズよりは恵まれている(それでも、下記の敵相手では、やや心もとないが)。
 
とはいえこれ以上の進展はなく、こちらから話しかけて魔物を倒さなければならない(その際、戦闘に突入するか否かの選択肢が存在しない場合があるため要注意)。
戦うモンスターは【ずしおうまる】【てっこうまじん】【バーサクオーク】【ボストロール】のいずれかの組み合わせが2匹で出現する。
いずれも終盤に出てくるモンスターで戦闘の難易度が高く消耗は避けられないが教会の神父に話し掛ければタダで全回復してもらえるので負けることはあまりないだろう。

特に、【バーバラ】【マダンテ】を覚えている場合は、撃っては神父に話しかけることで楽に殲滅できる。
またこやつらはてっこうまじんが弱耐性持っている以外【岩石系】に全く耐性がないという弱点がある。
【せいけんづき】を複数人覚えているなら積極的に使おう。
 
全てのモンスターを倒すと、ターニアの家の中でまおうのつかいと戦っているもう一人の主人公に加勢することができるようになる(この際、主人公がパーティにいないとイベントが進行しない)。
まおうのつかいに話しかけると戦闘に突入するが、この時点のレベルでは強敵であることが普通のため、先にもう一人の主人公と話して合体イベント(全回復も行われる)を発生させ、まおうのつかいに有効な【ライデイン】覚えるのが一般的である。
 
まおうのつかいを倒すことで襲撃イベントが終了し、村が文字通り元の状態に戻る。あちこちに火を放たれていたはずの建物には損傷がまったく見られず、住民の強さといい謎が多い村である。

考察の一つとして「他所に対して排他的であるこの村は、個々の住民がそれほどにまで強くなければ前の時点で滅ぼされていた」という、やるせないが説得力もあるものもある。
そんな殺伐とした状況下において現実の住民たちが心の奥底で望んでいた平穏が、夢の世界でのこの村や周辺を平和なものにしたと考えるとより納得しやすいだろう。

DQ11(3DS版) Edit

幻の大地の祭壇から行ける【冒険の書の世界】。上の世界のライフコッドで、マップは左上部分(主人公とターニアの家周辺)のみである。
時系列的には【主人公】がせいれいのかんむりを買いに出て行ってから戻って来るまでの間の話とされるが、ここでも異変が起きているのでクエスト【カリスマおにいちゃん帰る】を解決することになる。
 
6の主人公に似ていると言われていた【カミュ】にここで話しかけると、「この村には俺にそっくりな奴が住んでるらしくて、やたらじろじろ見られる」と言われる小ネタがある。
他にも【セーニャ】がやまびこで遊んでいたり、【シルビア】が祭りの踊りに参加したいと言ったり、他のメンバーも自然やのどかな空気を楽しんでいたりと、冒険の書の世界の中でも特に観光気分な印象が強い。
あと、なぜかイネカリぎりの存在が【ヨッチ族】にも伝わっている模様。

関連項目 Edit