【ラゴンヌ】

Last-modified: 2023-12-20 (水) 14:25:59

概要

DQ3に登場するモンスター。
背中に翼の生えた、六本脚のライオンの魔物。
灰色の身体とオレンジ色(SFC版では深紅)のたてがみが特徴。
名前の由来は恐らく「ダンジョン&ドラゴンズ」に出てくるドラゴンヌ(ライオンとドラゴンの混血種)からだろう。
 
色違いには【ライオンヘッド】【マントゴーア】【ホワイトライオン】が、ボスモンスターに【バクーモス】がいる。

DQ3

出現する場所は【ルビスの塔】のみだが出現率は非常に高く、たびたび【はぐれメタル】【メイジキメラ】【サタンパピー】辺りと出現する。
この系統らしく複数の呪文を使いこなし、【マヒャド】を連発するほか、【ベホマ】で回復も行うという攻守の呪文に長けたモンスター。
バラモス城の恐怖と言える【エビルマージ】ほどではないがやはり3体で出てきてのマヒャド連発は痛い。
ただしヤツと違って打撃を繰り出すという手加減をしてくれる分良心的。
 
補助呪文は効きにくい反面、攻撃呪文の耐性は低め。
特に【バギ系】【デイン系】が必ず効くので【おうじゃのけん】を使うと発動する【バギクロス】を活用できる。
 
3体組を倒すと4人で分割しても2000越えの経験値を得られるため【サラマンダー】同様【メタル狩り】のついでに狩られることもある。
 
落とすアイテムは、ライオンヘッド属共通の【なげきのたて】
この世界では【ちからのたて】が難なく店で手に入るため利用価値は低いが、FC版ではドロップ限定品なので欲しい人は【はぐれメタル】【しあわせのくつ】【メイジキメラ】【ふしぎなぼうし】、あるいは【サタンパピー】【ゆうわくのけん】などと同時に粘ってみよう。
ドロップ率は下位種よりも高い1/128。

リメイク版

GBC版ではカラーパレットの都合なのかカラーリングが変化。たてがみの色が深紅から濃い灰色になったことで全体的に地味な配色になった。
というよりただのモノクロのライオンヘッドであり、本作における【メタルキメラ】などと同じ配色である。

小説版

ルビスの塔で、【キメラ】【メイジキメラ】と共に集団で出現。
「ライオンヘッド属で最強」という設定(小説版にマントゴーアは未登場)。
【魔法使い】リザの【ベギラゴン】で全滅するが、その毒爪で勇者アレルに重傷を負わせた。

DQ11

約30年ぶりの登場。【天空魔城】にのみ出現するが、同じ場所に【デスマドモアゼル】が出るのでまるで「美女と野獣」。
 
前に使っていたマヒャドとベホマに加え、新たに爪を振り下ろす【強化攻撃】【かがやくいき】を使うようになった。
3DS版とDQ11Sでは【冒険の書の世界】【その後のバラモス城】にも出現する。
ドロップアイテムは、ノーマルが【げんませき】、レアが【ドクロのゆびわ】
 
また、【連武討魔行】の最終試練の最終戦では【サラマンダー】と共に出現する。
最終試練だけあってか、HP3600と超絶パワーアップを遂げており、天空魔城にいたザコ敵と同じ感覚で挑むと当然だが痛い目を見る。呪文もマヒャドから【マヒャデドス】に超絶強化されているが、ベホマは使わなくなっている。
【ベロニカ】【セーニャ】の双方をLv99まで上げて、スキルでMPを増やしておけば開幕【クロスマダンテ】で相方共々何とか一掃できる。
サラマンダーとともに雷が弱点なので【ギガブレイク】も効果的。
即死も入るので【ザラキ】【ライトニングデス】に頼るのもアリ。ザキ系はほうおうデビルウィザードにも入るので増援処理にも有効。
クロスマダンテ等で早期決着できるならあまり問題ないが、長期戦になる場合はマヒャデドスを放たれると一気に戦況が悪化することもある。相方の【ギラグレイド】とセットで警戒が必要。

強ver

【ネルセンの迷宮】に出現。PS4版等では【勇者の試練】の2Fに昼のみ生息。3DS版等では勇者の試練・常闇の庭園に居る。
マヒャドが【マヒャデドス】にパワーアップしている。