【リリザ】

Last-modified: 2024-03-27 (水) 07:16:30

概要

DQ2とキャラバンハートに登場する町。
【ローレシア】から【サマルトリア】の間にある宿場町であり、ローレシア大陸唯一の町である。
ローレシアとサマルトリア、どちらの領に属しているかはハッキリしない。
恐らくは国境の町として扱われ、2国は友好関係であるため、両国の人間が自由に出入りしているものと思われる。
英語版での地名は、全機種共通でLeftwyne。ローレシアから左(left)に向かえば辿り着くことが実にわかりやすい。

DQ2

【ローレシア】を出て西に向かい、最初に辿り着く町。
ローレシアの城から海岸沿いに西に歩いていけばすぐ見つかる。途中に森や毒沼があるが、セオリー通り草原を歩いて行っても迂回する形で到達できる。
周辺では【ドラキー】など攻撃力の高い敵が集団で現れるので、一人旅の段階では結構な危険地帯である。
 
施設の充実度はローレシアのそれを抜き、宿屋・武器と防具の店・道具屋に加えてシリーズ初の【教会】がある。
武器と防具の店には、なぜか本来買う必要のない【こんぼう】や、入手済のはずの【どうのつるぎ】も売られている。慣れない初心者はうっかり無駄買いしないように。一方で防具に関しては初期装備以下のものは売られていない。
また武器防具店の隣の屋根で隠された場所には【福引き所】があるが、【ぎんのカギ】が必要。
 
ここの宿屋では【サマルトリアの王子】に出会えるが、サマルトリア→【勇者の泉の洞窟】(→リメイク版では更にローレシア)と巡ったあとにようやく出現。【いやー さがしましたよ。】のセリフとともに仲間になる。
 
そしてこの町のもう一つの名物といえば立ちションを続ける【あらくれ】
彼はローレシアの王子が初めてこの街に来たときからエンディングまで理由はどうであれ常に立ちションしている。
話しかけると
*「わっ!  いきなり はなしかけないでくれ! おしっこが あしにかかったじゃないかっ。」
といって足におしっこをかけてしまうのも同じである。
なお、DQ7の【グランエスタード城】にもほとんど同じセリフを言うあらくれがいる。

リメイク版

【預かり所】が追加された。
 
デートをしている子供のカップルが登場するが、【シドー】打倒後には少女の方だけがいなくなっている。
逆に【ローレシアの王子】を「お兄ちゃん」と呼ぶ、子供口調の女性が登場する。
急成長したのか、それともグラフィックの設定ミスなのかは不明。
 
一方少年の方は、【ムーンブルクの兵士】が姉の元に預けて行った息子なのだが、この兵士は【ムーンペタ】に引きこもっている。
姉曰く「急にやってきて息子を預けて行った」とのことだが、城が襲撃される前に嫌な予感がして預けて行ったのか、それとも襲撃の後に何とか逃げ出して息子を預けた後に怖気づいたのか、その前後関係は不明である。
いずれにしてもエンディングでは無事息子と再会し、悔いてムーンに今後の協力を約束する。

小説版

人口8000人。ゲーム版ではどちらの領に属しているかはハッキリしなかったが、小説版ではローレシア第2の都市という設定であり、サマルトリア建国以前はローレシアの出城という役目にあった。
サマルトリア王子のコナンが宿屋に立て篭もっており、説得して仲間に加える事になる。

ゲームブック(双葉社)

下巻では、町の入り口前で【サイクロプス】達が酒盛りをしており、飲み比べ対決をする事になる。
勝てばリリザに入れ、負けると【クッキー】がなんと急性アルコール中毒で死亡してしまう。
ちなみに【ローレ】やクッキーが酒飲め攻撃にダウンする中、【マリア】はここで平然と十杯以上お代わりを続けるまさかの酒豪っぷりを発揮する。

キャラバンハート

【ギャバン】の古い知り合いのモンスター博士が住んでおり、【ハートゲッター】を貰うことが出来る。
また、道具屋では【ラストステーキ】【カカロン】に受け渡した後、狩人の【デイビス】を仲間にすることが出来る。

ビルダーズ2

【アーマン】【ルル】から聞いた、現実世界にある「さまざまな 町や国」のうちの一つとして、彼の台詞中にのみ登場。