概要
DQ2とDQ10で使われている人物名。
DQ2
孤島の漁師町【ザハン】の青年。
ストーリーに特に関わる存在でないにもかかわらず固有名を持つ、容量制限の厳しいこの頃のDQでは珍しいキャラクター。
英語版での名前はNES版ではFormeo、GB・スマホ版ではLuke。
他の島の男性たちと同様漁業を生業とする彼は、愛する恋人を島に残し仲間と共に遠洋漁業へと出たが、彼の乗った船は魔物に襲われ全滅、町の全ての男性と船は海の藻屑と消えた。
ルークは奇跡的に唯一生き残り【ペルポイ】へと漂着したが、自らの名前以外の全ての記憶を失っており、そのままではザハンに帰ることが無いという点では他の死んだ漁師たちと同じ。
船団の壊滅も彼の記憶喪失も知るすべのない恋人は島でただ愛する者の帰還を信じ続けている。
と、FC版で語られるルークの足跡はここまで。クリア後の彼は、汎用感謝台詞を喋るだけである。
リメイク版
クリア後に記憶を取り戻しザハンへと帰還、恋人と涙の再会を果たしている。
リメイク版DQ2にはこの様な細かい後日譚が結構あるので【ローレシア】に戻る前にいろいろな場所で住人に話して見よう。
かなり意外な人が専用の台詞を持っていたりする。
しかし、ザハンへと戻った彼の胸中は、内心穏やかではないのかもしれない。
彼にはどうしても避けられない重大な任務が残されている。
何も知らない女たちに、彼女たちの夫や父や息子、兄弟が一人残らず死んだ事を自らの口から言わなければならないのだ。
【宿屋】にいた【商人】が打ち明けていない限り、この報告ができるのは彼だけである。
島のほとんどの住民が愛する家族を失い、そして同時に生計を立てるつてを失った、という絶望的な宣告を自らも多くの仲間を失った彼が伝えねばならないその苦衷は察するに余りある。
働き手と船を全て失ったザハンがどうなったのか、その後の様子は描かれていないが、DQ2の数百年後の世界であるキャラバンハートでは、漁師町ザハンの名は噂さえも聞くことができない。
まあ、キャラバンハートで消えている地名はザハンに限った事ではないのだが。
DQ10オンライン・オフライン
【港町レンドア】北のツボ錬金ギルド本部2階にいるギルド員の男性。
ギルドマスターが【ポーリア】?になった際にツボ錬金作業着が今のデザインとなり、最初はデザインに抵抗があったが、今では着心地抜群だと話す。