【ルーメン東の丘】

Last-modified: 2022-03-31 (木) 07:13:36

DQ7

名前の通り【ルーメン】の町の東に位置する丘陵。
初めて訪れることになる過去の世界では、【旅の扉】の初期位置の関係上、ルーメンの町よりも先に見つけることになる。
【レブレサック地方】用の【ふしぎな石版黄】が落ちているので、必ず立ち寄ろう。
ちなみにモンスターは一切出現しない。
 
丘の奥のほうに目をやると、不気味な土の塊があるのがわかる。
実はこの不気味な土の塊の正体は元々この場所に根を張っていた【ヘルバオム】の本体で、【闇のドラゴン】の大陸の封印によって光を奪われた事で枯れてしまっている(しかし死んではいない)。
この土の塊を調べてみると、

◯◯◯◯は 目の前にある
大きな かたまりを 調べた。
土が かぶっているが よく見ると
枯れた 植物のようだ。

と表示される。
この直後に訪れる【闇のドラゴンの塔】での一連のイベントをこなして大陸の封印を解き、空が晴れた後この丘陵に立ち寄ると、なんとあの不気味な土の塊は無くなっており、代わりに大きな穴が空いている。
恐る恐る調べると今度は、

暗くて深い穴だ。
大きな 植物が 根を
はっていたあとだろう。

と表示される。
恐らく闇のドラゴンの消滅で光を取り戻して完全に復活したヘルバオムはここから地下へと潜って移動し、【ルーメンの洞窟】の奥深くまで移動したのだろう。
なお近寄っても穴に落ちたりはしないが、第2の災厄が起こる前にヘルバオム本体を叩きに行くのであったとするならば、むしろこの穴から飛び降りてヘルバオムを追跡した方が被害を最小限にできたのでは無かろうか…。
何しろ最終決戦前には豪奢で巨大な宮殿の屋上から悪臭漂う臭っさい住処がある巨大な穴にも飛び降りる訳で…。
 
ちなみにこの大きな穴の空いた後の短い文章の存在が結構秀逸。
ルーメン地方の封印の元凶だった闇のドラゴンを討伐してめでたしめでたし…と思いきや、
この地方で初めて訪れた場所、それもルーメンの街のすぐ近くに次の災厄の伏線を密かに張っているのだから。
この3行の妙に短い文章がメッセージウィンドウの左側に極端に寄っている不安定な構成も相俟って、
後で何かまた別の問題が発生するんじゃ無いかと、精神的な不安感を煽る要因にもなっている。
特に初めてこの場所に訪れた際に、最初に石版を拾わせておいて「もうこの場所には他に何も無いな」と思わせてのコレなので、
結構見落としやすいものの、人間の心理的な意味でもある意味盲点を突いた上手い演出になっている。
 
ちなみにこの後の更なる災厄【チビィ】を殺さずに逃がす選択をした場合、
ここで【シーブル】がチビィを逃がすことになる。
 
闇のドラゴンを討伐した直後、過去の世界から戻って現代の世界の同じ場所へすぐに行くことができるが、
現代の世界ではイベントもアイテムも【移民】も何も無い、ただ存在するだけの場所になっている。