【ルーラの指輪】

Last-modified: 2023-10-06 (金) 23:44:48

概要

トルネコシリーズに登場する指輪。
装備していると【ルーラ草】の効果がランダムで発動する。
 
元ネタは初代ローグにも登場した「テレポートの指輪」か。
こちらはなんと100%呪われているというほぼ完全なデメリットアイテムで、トルネコシリーズと違い有効活用するのは難しい。

トルネコ1

【もっと不思議のダンジョン】のみ出現する。
効果が発動する確率は1ターンごとに1/16。
ワープする可能性があるのは移動した時だけで、足踏みしている最中はワープしない。
 
なんといっても呪われていた場合の厄介さが際立つ指輪。
基本的にはマイナスアイテムではないのだが、任意に外すことができないとワープの連続で階段を降りることすらままならなくなり、最悪の場合【餓死】してしまうことすらある。
ある意味、【ハラペコの指輪】【ザメハの指輪】以上に呪いに警戒しなければならない指輪。
 
呪われていなければ実用性はそれなり。
ルーラ草を用意できなかったときは一応これで代用できなくはないし、部屋数が少なく通路の長い終盤ならまともに移動するより安全な場合もある。
と言ってもワープするタイミングは気まぐれなので、この腕輪をあまり頼りにしすぎるのも考え物。
ワープ先が【モンスターハウス】のど真ん中だったり、部屋に飛び込んだ直後【おおめだま】に混乱させられたり、【ドラゴン】【ミステリードール】の隣に飛ばされたり等、却って状況が悪化する可能性も少なくない。

トルネコ2

前作より続投。主に【もっと不思議のダンジョン】に出現する。
ワープする可能性があるのはターン経過時。足踏みや素振りでもワープする。

呪い時の恐怖や、メリット・デメリットもおおむね前作どおりである。
今作では、他にも強力なアイテムが多いのでわざわざ使う必要性は薄いものの
【ダースドラゴン】など、強力な広範囲攻撃を持つモンスターに対して一か八か用意しておくのも悪くないか。

トルネコ3

印数2。
今作では5~19ターン毎に効果を発揮し、飛び先の安定感のなさは相変わらずだが、
呪われていれば指輪の効果が発揮されないので、前作までのような心配は無くなった。
 
異世界の迷宮の後半では通路内の視野が悪くなるので、【だいまどう】【いしにんぎょう】等の嫌なモンスターに奇襲される危険性が高まる。
そこでこれでワープ移動をする事で通路を通らずにフロア探索出来る。
尤も、モンスターハウスの真っただ中等の危険なエリアに入り込む可能性もありうるので、
万が一に備えてルーラ草等の保険アイテムも用意しておくのが望ましい。
 
因みに、ワープ移動した直後にだいまどう等「部屋に入っても目覚めないタイプの眠っているモンスター」の隣に移動してもそのモンスターは目覚めず、
1回分なら此方が攻撃しても直後に反撃を受けないので安定はしないが奇襲戦法にも役立つ。

更に【げんじゅつし】と戦う前に装備しておく事で、ワープ後のかなしばり状態を強制解除する事も可能。

このように、殊の外高い応用性が光る優れた指輪と言えよう。

プリンセスアリーナ

エルフの里でエルフたちにいじめられていた【ビビアン】を助けるため、変化の杖で人間に化けた【アルマー】が盗み出してビビアンに渡す。
その際にアルマーが庇って捕まってしまった(と思い込んだ)ため、ビビアンは助けてくれる人を探していた。