概要
主に【ロトシリーズ】作品に登場している「ロトの◯◯」という一連のアイテム群で、勇者【ロト】こと【主人公(DQ3)】が残した装備品。
勇者ロトと直接の関係のあるナンバリングシリーズであるDQ1、DQ2のプレイヤーキャラクターは全員がロトの子孫であるため、必然的にロトの血を引く人物によって装備されることになるが、【天空装備】のような「特定の人物でないと装備できない」というような設定は特に無い。
そのためかは不明だが、シリーズにゲスト出演する機会も天空装備に比べると多く、様々なキャラクターに装備されている。
入手場所
ロト装備および前身となる装備と入手場所は下記のとおりである。
■はSFC版で追加、■はHD-2D版での追加・変更点。太字は強化版
※折れた剣は装備できない
※しるしはDQ3のみ装飾品でDQ1と2では道具。HD-2D版では全作品ともアクセサリーになった
DQ1
【主人公(DQ1)】の最強アイテムとして【ロトのつるぎ】と【ロトのよろい】が登場した。最強アイテムではあるものの、入手は必須ではない。
また、キーアイテムとして【ロトのしるし】も登場し、こちらは【竜王の城】に到達するための必須アイテムである。
なおロトのたては登場せず、最強の盾は店売りの【みかがみのたて】である。また「かぶと」というカテゴリがそもそも存在しないので、【ロトのかぶと】は登場しない。ただし「よろい」には兜がセットで付いてくると考えればロトのよろいの一部として登場していることになる。
HD-2D版
新たに【ロトの盾】と【ロトのかぶと】が追加された。特に後者はDQ3の【オルテガのかぶと】と同一であることがイベント内で明確にわかるようになった。
また、ロトのしるしはアクセサリーとして装備できるようになり、DQ3のせいなるまもりと同等の効果が得られる。
ロトのしるし、ロトのつるぎについてはDQ3での名称である「せいなるまもり」「王者の剣」と呼ばれる場面もある。
つるぎ・よろい・盾・かぶとを揃えて装備させると外見が変化する。
DQ2
DQ1の三品に加えて新たに【ロトのたて】と【ロトのかぶと】が登場した。
ロトのしるしも含め、いずれも入手は必須ではない。
ロトのつるぎは相対的に弱体化されている。
ロトの子孫がそれぞれ建国した国には、【ローレシア】にはロトのしるしが、【サマルトリア】にはロトのたてがそれぞれ保管されているが、【ムーンブルク】にのみ何もない。
リメイク版のオープニングでの襲撃前と滅亡後で宝箱の数が減っていること、ロトのよろいだけが何の縁もない【ロンダルキアへの洞窟】にあることから、保管されていた鎧が魔物たちに奪われて洞窟に置かれたのではないかとの考察がある。
今作の主人公たちは【ロトの子孫たち】ではあるのたが、【ムーンブルクの王女】は非力な女の子であるためかいずれも装備できない。
【サマルトリアの王子】もFC版等では一切装備不可、SFC版等でもほとんどが装備できず、全て装備できるのは主人公である【ローレシアの王子】のみ。
システム上はロトの子孫専用というより「主人公専用武具」と思った方が色々と正確かも知れない。
HD-2D版
ロトのつるぎは当初【さびたつるぎ】となっており、攻撃力が相対的に弱くなっていることの理由付けがされた形となった。
なおこの剣はストーリーを進めるのに必須となった。しるし以外のロトの武具が入手必須となるのはこれが初である。【さいごのかぎ】入手後は強化してロトのつるぎにすることができる。
ロトのしるしはアクセサリーとして装備可能。
また、【サマルトリアの王女】も含めた4人全員がロトの武具を装備可能になり、それぞれにつるぎ・よろい・盾・かぶとを揃えて装備させた時の外見が用意されている。
主人公らしくローレシアの王子をロト装備で揃える、デイン系強化の特殊能力を活かしてかぶとをサマルトリアの王子に装備させる…などプレイスタイルによってさまざまな運用が可能となっている。
クリア後はロト装備がすべて入手必須となり(上述の強化も含む)、【ひかりのたま】入手後に【竜王のひ孫】によってロトのつるぎが【ロトの竜剣】、ロトの盾が【ロトのせいなる盾】に生まれ変わる。
これらは双方とも従来の青い部分が赤くなっており、存在自体はHD-2D版DQ3発売前から公式イベントで示唆され、グッズも先行して登場していた。
DQ3
エンディングにて主人公が勇者ロトとなり、以下のようなメッセージが流れる。
かれが のこしていった
ぶき ぼうぐは ロトのつるぎ
ロトのよろい として
せいなるまもりは ロトのしるしとして
のちのよに つたえられたという。
DQ3には【ラダトーム】の城の宝物であったらしき3つの勇者専用装備として【おうじゃのけん】、【ひかりのよろい】、【ゆうしゃのたて】が登場するため、おうじゃのけんがロトのつるぎ、ひかりのよろいがロトのよろいとなる可能性が高い。メッセージに記載の無い盾についても、ゆうしゃのたてがロトのたてになると考えることができる。
ただしこれらの3武具はやはり入手が必須となっておらず、あくまで「勇者ロトが残していった武具」=「ロトの武具」なので、「上記の装備品以外は後のロトの武具ではありえない」というわけではない。
FC版では公式設定上の「後のロトのかぶと」は存在しない。【ふこうのかぶと】が形状が似ている上、呪われているが重要アイテム扱いということから「裏設定で後のロトのかぶと」という説もあったが公式で認められていない。もちろん大多数の者が最終装備にするであろう【てっかめん】も、公式な「後のロトのかぶと」ではない。
一方、後のロトのしるしは【せいなるまもり】だと明言されており、これについては入手必須である。ただしDQ3では勇者のみが装備可能な道具(SFC版以降では【装飾品】)だが、DQ1やDQ2では身につけることはできない。
本作発売前の『ファミリーコンピュータMagazine』1987年21号では、DQ3の新登場アイテムがいくらか紹介されていたが、その隣に前作からの続投で登場するアイテム(【はかいのつるぎ】等)が紹介されており、その中には上述のロトの剣、鎧、盾、兜とロトのしるしが名前とともにイラストまで描かれており、更に大きく「もちろんロトのアイテムもあるよ!」という記述がある。もちろん本作ではそれらは登場していない。
これが単なるデマなのか、或いはロトアイテムのルーツとなるアイテムがあるということの謎かけなのかは定かではない。
リメイク版
SFC版の【公式ガイドブック】では、これらの3武具がロトの武具に似てはいるが異なるデザインで掲載され、これらが後のロトの装備であることが事実上の公式設定となった。
また、新たに【オルテガのかぶと】が登場し、デザインの違いなどで引っかかる所はあるが、当該項目を見ればわかるようにこれがロトのかぶと原型だとされている。
HD-2D版
上記の設定を活かす形で、オルテガのかぶとを【ブルーメタル】で強化して【ひかりのかぶと】にするイベントが追加された。これによって、より一層ロトのかぶとに近くなった。
さらにかぶと本体には勇者の帰還を願った文字が刻まれており、HD-2D版DQ1&2の真エンディングへの大きな伏線となっている。
また王者の剣については新たに作るのではなく、【折れた剣】を修復して作成する形に変更され、DQ11の【勇者のつるぎ・真】と同一の剣(つまり、勇者のつるぎ・真=DQ3の王者の剣=ロトのつるぎ)であることも匂わせる演出が追加されている。
DQ7リイマジンド
DLCアイテムとしてロトのつるぎとロトの盾が登場。
どちらも【主人公】専用装備。
なおDQ7には元々【王者のつるぎ】という色々な意味でどことなくロトの武具を思い出させる品が登場しているが、関連性については不明。
DQ8(3DS版)
特典限定アイテムとして【いにしえのロトの剣】とロトの剣が登場。【主人公】の他、【短剣スキル】を上げた【ゼシカ】と【ゲルダ】も装備できる。
現在は入手不可。
DQ9
ファンサービスとしてロトの武具が再登場。
つるぎ・盾・かぶと・よろいの他に、防具カテゴリの細分化に伴い【ロトのこて】が新たに登場した。多分本家ではロトのよろいの一部として扱われているものだろう。
【錬金釜】を使って「さびついた◯◯」と【オリハルコン】、【みがきずな】9個を錬金することで完成する。これらを集めることがノルマであるクエスト【ロトの武具を集めよ】(DLC限定)もあった。
【2%防具】系統以外では最強クラスの性能になっている。
なお新たに小手が誕生したものの、「ロトのズボン」や「ロトのくつ」のようなものは登場していないため全身ロト装備で固めることはできない。
DQ10オフライン
デラックス版の特典限定アイテムとしてロト装備一式が登場。からだ下専用の【ロトのブーツ】も登場した。
ただし攻撃力・守備力は1~2であり実戦にはほとんど役にたたず、事実上はマイコーデ用アイテムと言える。
DQ10オンライン
期間限定イベント【竜王城の決戦】の報酬として【ロトのよろいセット】一式と剣・盾が【おしゃれ装備】として登場。
トルネコ2・3、少年ヤンガス
ロトの剣とロトの盾が登場している。
【トルネコ】や【ヤンガス】、【ゲルダ】が装備することが可能である。
ただし、さすがに爪のみで戦うトルネコ3の【ポポロ】がこれらを装備することは不可能。現状、ロトの武具が登場する作品において、主人公キャラクターがそれを一切装備できなかったのはこの一例のみ。
剣神
主人公の着ている服が「ロトのふく」と呼ばれている。
ちなみにDQ3では【みかわしのふく】が最終戦に使えなくもない回避性能を持つことから、これをロトの鎧として後の世に伝えた場合を想定して、非公式に「ロトの服」の俗称で呼ばれるケースもあるようだ。
ヒーローズシリーズ
ロトの剣とロトの盾、ロトの鎧の力を宿した【ロトのオーブ】が登場しており、主人公たちが装備できる(ロトのオーブは全員装備できる)。
ビルダーズ1
ストーリーではDQ3での名称で登場。
ロトが使っていた装備ではなく、同じものを新たに作ったということでこちらの名称が使われたのだろう。
ロトシリーズの名称の装備ではロトのつるぎのみフリービルドモードで作成可能。おうじゃのけんよりも性能が上回っている。
主人公の手製ではない本物であろうロトの剣となぜか1には無いはずの盾はあいつが持っている。ただ、中の宝石は抜かれている。
ビルダーズ2
引き続きDQ3での名称のものが登場すると同時に、主人公専用のロトのつるぎが登場。
おうじゃのけん、ひかりのよろい、ゆうしゃのたては強敵からのドロップ品で、一度入手すれば以降レシピを閃き作成も可能になる。
おうじゃのけんに関してはキャラクターを選ばず装備可能。
ロトのつるぎはレシピを閃いたのち、作成することでのみ入手可能。
星ドラ
剣、兜、鎧上、鎧下、盾が期間限定のふくびきから排出される星5装備として登場。
いずれも錬金、【覚醒】が後のアップデートで追加されている。
ライバルズエース
剣、鎧、盾の3種類が1人用モード限定の勇者専用カードとして登場している。
ウォーク
サービス開始後しばらくして始まったDQ1イベントから剣、兜、鎧上、鎧下、盾が期間限定のふくびきから排出される星5装備として登場。
それから2026年の初めにはHD-2D版DQ2に登場したロトの竜剣、ロトのせいなる盾に加え、兜と鎧も新しくなり「新たなる伝説の兜」「新たなる伝説の鎧上」「新たなる伝説の鎧下」が登場した。
その他
DQ11ではロトのつるぎと似た形状をした、キーアイテムでもある【勇者のつるぎ・真】が登場し、上述のとおり真エンディングではDQ1のロトのつるぎに繋がる演出がある。
また王者の剣が【勇者のつるぎ・改】の作成に必要な剣として、勇者の盾が主人公専用の盾として登場している。
アニメ【ドラゴンクエスト~勇者アベル伝説~】では【アベル】の最終装備である【大勇者装備】がロト装備に近いデザインになっている。ただし剣については第二部でデザインが別物に変更されてしまっている。詳細は【大勇者装備】および【聖剣】を参照。
2026年、「ロマンシングサガ リ・ユニバース」にてDQタクトとのコラボイベントで剣、鎧(兜もセット)、盾、印が登場。
同コラボ限定ガチャから排出されるアルベルトのスタイル「勇者の名に恥じぬよう」はロト装備一式を纏っている。